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第20章 妊娠判定は…

"知ってる”と"知らない”、"経験したことがある”と"経験したことがない”では心の安定が全然違う。

2回目の胚移植から判定日までは、気持ち的に落ち着いて過ごすことが出来た。
いろいろ考え過ぎなかったのが良かったのか、お腹に違和感を感じることもなく判定日を迎えた。

判定は採血でホルモン値をみて行なわれる。
3週5日ではhCG 50、4週0日ではhCG 100 mIU/ml以上でしっかり着床したと判断できます。


1回目の結果はhCG 20で科学的流産だった。
2回目の結果は、、、hCG 200。
先生に
「おめでとう。平均の倍の数値だから7~8割くらい大丈夫でしょう」
と言って貰えた。

もう1週間後には胎嚢*¹が確認出来て、さらに1週間後には心拍が確認される予定だ。

まだ着床の段階だけど、
この日の嬉しさは忘れない。


"知ってる”と"知らない”、"経験したことがある”と"経験したことがない”では心の安定が全然違う。

だから私は、この物語が情報交換の場所になり、頑張っているあなたの心の拠り所になってくれると嬉しいなぁ♡なんて願いながら 今日もつたない文章を書き綴る。


*¹胎嚢
胎嚢とは、子宮内膜に受精卵が着床すると作られる、赤ちゃんを包む袋のことです。胎嚢は羊膜、尿膜、漿膜(しょうまく)で包まれており、中は羊水で満たされています。
一般的に、胎嚢は妊娠4週後半~5週頃にかけて確認することができるとされています。通常は、胎嚢・胎芽・心拍の三つを確認できた時点で、正常妊娠であると診断されます。

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