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大きな決断をする前に必ず取り組んでほしいこと


これまでで、大きな「決断」をしたのはいつですか?

その時、何を大切にして決めましたか?

決断には勇気が必要です。

他の選択肢を捨てることにつながるから。
やっぱりああしておけばよかったのかな、こうしなければよかったんじゃないかな、と後悔したくないから、
なかなか決められなかったりするのかも、と思います。

ひとつ気を付けたいのは、迷う気持ちが強くなればなるほど、心が乱れてしまうこと。

もし心が冷静でない時は落ち着くまで少し待った方がいい。

不安や焦りが強い時は、視野が狭くなっているので冷静な時なら見落とさない観点が抜けてしまったり、後から考えればこの人に相談すれば早かった、といったことも気付けなかったりします。

私も、会社を辞めるという大きな選択をする時は、それこそバンジージャンプを飛ぶような思いで飛び出しました(バンジージャンプ、飛んだことありませんが・笑)。

コーチングの道に進むと決めていたので、勇気を出すだけ!とその時は考えていたのですが、
今から振り返って考えると、もう少し戦略的に動いてもよかったのかな・・・と思ったりもします。

会社を辞める前に、
アドバイスをくれそうな人に人脈を作っておいたり、
コーチングに関心を持ってくれそうな人に布石を打っておいたり、
会社でたくさんの人と関わりを持てているうちにコーチング的関わりの練習をさせてもらったりしておけば、
もう少し楽にスタートアップ出来たのかもしれません。

腕のいいデザイナーさんやカメラマンさんの連絡先をメモしてくることすらしないで飛び出してしまったので、
「もうちょっとちゃんと考えて行動したほうがよかったのに」と自分にツッコミたくなります。

どれだけ冷静じゃない状態で行動を決めていたかが、
今ならわかりますが、当時は自分でもちゃんと冷静なつもりで、
考えるべき観点を洗い出して決めたつもりでした。

でも、案外客観的な視点で考えているつもりで出来ていないことって多いんです。

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例えば、私は基本的にせっかちで、結論を急ぐタイプ。
丁寧に石橋を叩く夫からすると信じられないような決断の仕方を
するようです。

中古で車を買った時も「座ったらなんかピンときた」
「ハンドルを握ってみてグッときた」みたいな、あいまいな
理由で決めようとしたら、驚く勢いで比較comビックリの
検討リストをエクセルで作成してくれました。

それを見て初めて、
「あれ?これ同じ車種なのにこのタイプだけ1500ccなの?」
「え、当然付いてると思ってたこの機能、ついてないの?」
みたいなことに気付いたり。

自分の思い込みに気付かされて、その時はカチンとくるけれど(笑)、
冷静になると抜けている視点を補ってもらえてありがたいな、
と思います。

何かを変えようとするとき、その変化の先にある今ないものへの
期待が高まりすぎて、早くそっちに行きたいと思ってしまう

だから日常的な小さな選択よりも、人生がかかっているような
大きな選択の方がむしろ「えいや」で決めてしまうことが
あるのではないかな、と思います。

例えば会社を辞めるという時も、辞めた後に広がっているはずの
未来に過大な期待を寄せて、早く早く、と思ってしまう

でも期待と同じくらい、リスクもあるはず

「あれ、当然あると思っていたけれど、これ付いてないの?」
という見落としに気付いて後悔してしまう前に、
第三者の客観的な視点で補ってもらうことが重要なんだと
実感しています。

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そのために企業のCEOなどはコーチを付けて、
大きな経営判断をする前に見落としているリスクはないか
一緒に洗い出しているわけです。

1万円の買い物をする時は1時間、
10万円の買い物をする時は10時間かける、という夫の領域には
なかなか至れませんが、

「呼ばれた気がする」「とりあえずやってみる」
で決めてしまうところから一歩踏みとどまって、誰かの意見を
聞いてみる。

相手がたとえ小3の次男であっても、考えていなかった指摘がもらえたりして、やっぱり見えていないことってあるんだなあ、と実感させてもらえます。

トラストコーチングスクール認定コーチ/マザーズコーチングスクール認定マザーズティーチャー 中原絵里子

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