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不安とむやみに戦おうとしない

フリーランスの一番の敵は不安、と書きました。

でも、だからといって「不安になっちゃいけない」「不安だと感じるのはよくない」というわけでもないと思っています。

生存本能がある限り、不安になるのは自然なこと。

だから、フリーランスは「自分を守っていい」ということを知ってほしいなと思います。

そこで今日は、私が考えるフリーランスが自分を守る方法をお伝えしたいと思います。


①逃げ道をたくさん用意して、保険をかけまくる

退路を断つというと潔い感じがしますが、むしろ退路があるから挑戦できるんじゃないかと。
ちょいちょい失敗するし、知らない道を行くのは怖い。

でも「最悪の場合、こうすればいいじゃん」と思える選択肢があれば、ちょっとは「じゃあやってみるか」と思いやすいんじゃないかなと思うのです。

失敗したらこうやってリカバリーする。
反応がなかったら、次はこれを試す。
怒られたら、こうやって弁解する。
今月収入がなかったら、これに手を付ける。
全然ダメでくさくさしたら、この人に愚痴を聞いてもらう。

こんな風に「まあ、最悪こうすればいいか」という選択肢が多ければ多いほど、失敗や想定外に対する不安も薄まっていくはず。

逃げ道は、積極的に確保しましょう。胸を張って。

②「絶対に明け渡さない場所」を決める

フリーランスは柔軟な対応が求められやすいですよね。
例えば、これもできる?こんな風にできる?これとこれ組み合わせられる?
などなど。

「自分のサービスメニューはこうなんで!」と頑なにならず、ちょっとやってみる、というしなやかさは重要。

でも、「ここだけは譲らない」という部分を決めておかないと、いつか決壊が崩れるリスクがあります。

例えば、
「土日は仕事をしない」「徹夜はしない。睡眠時間を最低6時間は確保できる分しか受けない」「夜20時以降は子どもとの時間。仕事は原則入れない」「どんなに遅くなっても泊まらない」「家族が病気の時はそっちを優先」
などいろいろ考えられますよね。

これは個人の価値観で決めるものなので、ご自身は何を譲りたくないのか、ここは明け渡したくないと思うのは何か、一度考えておくとやるやらないの判断もしやすくなるかもしれません。

大事な場所を決めて「ここだけは守れている」という感覚を持てれば、少なくとも「完敗」は避けられるんじゃないかと思います。

③「向いてないんじゃないか」とは考えない

これも、個人事業主が何度もぶつかる問いなんじゃないかと思います。
ええ、私もこれまで何度も何度もぶつかりました。

会社員と違って評価面談などがないので、自分のした仕事に対するフィードバックをもらう機会ってあまりないんじゃないかと思います。

でも結果がすべてと考えてしまうと、駆け出しのフリーランスにはキツイ。
まだビジネスの土台もできていなくて、いきなり結果が出せる人なんてよほど運がいいか、よほど人脈に恵まれた一握りだけですもんね。

だから私は「向いてないんじゃないか」を「それを言っちゃあおしまいなので考えないこと」に認定。
出てきそうになったら「危ない危ない、もれちゃうところだった」と蓋をして、「そう考えないって決めたでしょう」と優しく諭すようにしています。

きっとうまくいかないことが重なると、ちゃぶ台を返したくなることもあると思います。
そんな時でも「それを言っちゃあおしまいなので考えないこと」を決めて、出てきそうになったら注意深く扱うようにしておくと、返すちゃぶ台が小さくなる。
プライドが高い人、自信がない人には特にオススメです。


今日は、真正面からがっぷり四つで不安と戦わずにすむためのアプローチ方法を3つシェアさせていただきました。

ご意見ご感想などお聞かせいただけたら嬉しいです。

フリーランスライター・編集/トラストコーチングスクール認定コーチ
中原絵里子


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