第15回 キャリアコンサルタント試験を受けて
2020年11月に第15回 キャリアコンサルタント試験を受けました。
そして、おかげさまで、学科・実技ともに合格しました。
合格したというツイートに、私史上最多のいいねをいただきまして(ほとんどがキャリコン関係者のみなさま)畏れ多くもうれしく思いました! ありがとうございます。
せっかくなので、これまでを振り返り、これからを考えるためにnoteに記しておこうと思います。
一体験談として、これからキャリコンを目指す方のお役にたてるとうれしいです。
キャリアコンサルタントを目指した理由
資格を受けることを決めたのには、いくつかの理由があります。
・部署異動をして、新しい事業にキャリアの知識が必要だと感じた
・クライアントと接する際に、自信を持ちたかった
・出会ったホルダーの方がとても素敵だった
・目標のない暮らしをすこししんどいと思っていた
・学んでいないという変な焦りがあった
……
いろんなタイミングが重なり、スクールの説明会へ行き、そのまま申し込みました。2020年2月のことです。
あの頃は、まだマスクをしない暮らしでしたね。(遠い目)
コロナの影響が大きくなり始めた3月、私たちのクラスが開講しました。
コロナ禍での講座受講
3月から始まった養成講座。
通学を選択していたものの、オンライン授業に。
しかも、リアルタイムと録画と自由に選択できたので、怠け者の私は録画を選ぶことに。3週間くらいは、毎週末2倍速で動画を観ていました。
一方的に動画を観ていても、だんだん眠くなり椅子の上で寝落ち……ということもしばしば。正直、あの頃の動画で頭に残っている知識はないと思います(笑)
4月中旬くらいに、講座の先生から「Zoom授業に参加してください」というメールが届き、Zoomに参加してみることに。
すると、1日があっというま。
相変わらず知識はたまっていかなかったけれど、録画を観るよりも、頭も心も楽しかったです。
そして、4月の終わりか5月か……初の通学授業。
暑くなるにつれて、クラスメイトととも楽しくお話できるようになっていました。
正直、毎週日曜日の朝10時に新宿のスクールに通うのはしんどかったです。
土曜日も夜更かしできないですし、日曜日がまるまるなくなってしまうので。
でも、授業に行けば楽しかったので、1日も休まずに参加しました。
コロナ禍で大好きなフェスやライブの予定がなかったというのも、実は追い風だったかもしれません。
コロナ禍でのロープレ
学科対策講座が終わり、実技中心の授業へ。
このときも、論文や逐語の課題があったり、先生から伝え返しができていないとダメ出しされたり、普段とは違う課題があったものの、やっぱり楽しかったです。目標×やることがある状態が私の性に合っていたのだと思います。
講座の後半は、朝早く集まって練習したり、有志のロープレ会をしたり、年齢も職業もバラバラでしたが、キャリコンという共通項があったおかげで、自然と会話も弾みました。
でも、結局、クラスのみんなとは、マスク越しにしかロープレができず、交流も最低限しかできなかったです。
学科の対策
対策講座は8月末で終了。
試験までの2か月は、自力での勉強になりました。
(別途+7万かかる講座を申し込む気にはならず……)
8月までも論述を書き写したり、ノートを見返したり、テキストを読んだり……という勉強はしていたものの、あまり意味をなさず(笑)
本格的に始めたのは、8月末からです。
①画像をつくる
丸暗記が苦手なので、理解を促しAdobeXDの練習もかねて理論家のまとめ画像をつくりTwitterにアップしてながら覚えてきました。
まとめるにあたって、スクールのテキスト・資料集はもちろん、「キャリアの心理学」「キャリアコンサルティング理論と実際」を辞書的に使いました。結果的に、3、4回ずつ読んだと思います。
理論家を覚えるのに、この方法はインプット・アウトプットのバランスがよく、有効だったと思っています。
②移動時間にはアプリ
移動時間にはひたすらアプリ。
キャリコンOXという一問一答形式のアプリを使っていました。
最初のころはほとんど×だったのが、後半は100%〇に。
目に見える成長がうれしかったです。
③みん合と過去問を2回ずつ
基本的には、繰り返し覚える派(あまり教材を増やしたくない派)なのですが、スクールの教材はとにかく問題がすくなくて。
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キャリア教科書 国家資格キャリアコンサルタント学科試験 テキスト&問題集 Kindle版を買って、2回以上はやりました。あと過去問も!
④スクールの800問
全問正解にならないとダメと言われていたので、後半はむきになってやっていました。
自信の一つになったので、やってよかったです!
論述の対策
もともと文章を読んだり、書いたりに抵抗がないほうだったのですが、最終的に点数をあまり伸ばせなかったと思う、論述。
理由の一つが、対策がすくなかったことなのではと思います。
対策法は、授業で扱った論述対策の模範解答を1日1枚青ペンで書き写すのみ。
どんなに眠くても青い文字で書きまくりました。
これ、意味があったのかは謎です(笑)
面接の対策
クラスメイトの主催・お誘いされた面接の練習は、すべて参加するようにしました。平日はなかなか仕事の終わり時間が読めなかったので、土日・祝日をうまく使えていたと思います。それでも、全部で10回くらい。
メンバー同士でのロープレ練習について、賛否があるようですが、私の場合はやってよかったです!
とくにコロナ禍において、リアルな人と話す機会が減っていたので、単純に人とお話する時間を設ける必要がありました。
自分だけではなく、周りのメンバーの良いところをマネできたり、指摘してもらったり、一人では絶対にうまくなれなかった(今もどうかわかりませんが)と思います。
また、みなさんのお話をロープレを通じて聞くことができるのも楽しかったです。当たり前ですが、人それぞれに違う人生をいろんな想いをもって歩いていることを実感しました。
ロープレ練習後、帰りの電車では、録音した自分の声を聴いて「ごぇ~~」となっていました。
キャリアコンサルタントとして
なんだかつらつらと書いてしまいましたが……
正直、試験までは本当にあっというまでした。そして、毎日楽しかったです。
新しいことを覚えて、理解できることが増えていく喜びがありました。
資格取得をすると、気をつけていてもやっぱりどこか達成感を覚えてしまっていて、ちゃんとここからがスタートだ! とはっぱをかけていかねばと思います。
これから登録になるので実際の活動はまだ先かもしれませんが、確かな知識と丁寧な心で、もやもやしている誰かのすこしの救いとなれるように、クライアントさんと関わっていきたいと思います。
具体的には以下のようなことをしていきます!
①勉強会に参加する
勉強中はキャリコンの集まりなど参加できなかったので、積極的に入りたいと思います。
②2級orPRの試験勉強を始める
やはりわかりやすい目標がないと、すぐ怠惰になってしまうので、2級を目指すか、本業の兼務である広報のスキルを一旦の目標値にするか検討中です。
③複業でオンライン相談を始める
誰かのきっかけになれたらいいなと思っています。まずは、できることから!
④本業で生かす方法も模索する
キャリコンを勉強して良かったことの一つに、本業でも出会いや仕事に結びついたことがあります。引き続き、本業ともシナジーをうめるようにがんばります。
最後に……
いろいろな方にキャリコンのお話をしていて、応援してもらったり、受かったら喜んでくれたり。いつもなんだか自分勝手に生きているのに、周りの人は優しいなあと改めて感じました。ありがとうございます。
もうすこしでいいから、優しくなりたいです。
目指せ、朗らかキャリアコンサルタント!
これからもどうぞよろしくお願いします。
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