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街を歩く フライヤーについて

こんにちは。
街を歩く、という企画ライブのお知らせ2本目です。

上につけた写真は、今の私のバイト先がある中野で撮ったものです。
食にも酒にもマニアックなものにもこだわりがないので中野を楽しみ切れていませんが、
とても居心地の良い街です。

企画のフライヤーが完成し、自宅に届きました。
今後、各所で、徐々に配布していきます。
どこかで見かけたら、ぜひお手に取ってご覧ください。

フライヤーは表も裏も私がつくりました。
ダサさ全開ですね。テーマは「既視感」です。

どこかで見たような空の写真、文字の配置。どんだけ加工したか問い詰めたくなるくらいの色味とコントラスト。
こんな感じのフライヤー、何度も見かけたことがあると思います。
音楽ライブだけじゃなく、写真展や美術展の広告、住宅の広告、旅行の広告。
良いとも悪いとも感じない、ありふれた見た目です。

使った写真は、まさしく中野で撮影しました。
とあるビルの10階から、よく晴れた日の午後に撮ったものです。
東京23区内にお住まいのかたならよくわかって頂けると思いますが、高いところから見渡すと、関東平野を存分に感じられます。
もこっとした突起は、遠く富士山を眺めるものです。

横浜で生まれ、中学2年生まで都内に通学していた私は、小さい頃から、関東平野と、それを取り囲む山並みと、富士山が大好きでした。
中野の10階から見渡す景色には、私の好きなものが詰まっています。

静岡に引っ越して5年で東京に戻り、街をよく歩くようになりました。
静岡の実家付近で感じる、山の近さ海の近さ、そういう地形は魅力的でしたが、やはり東京の街々を歩く楽しみには変えられませんでした。
東京の街が好きだと感じるごとに、静岡の街も、他の地方の街も、それぞれに好きで、どこかで見たことあるような写真ばかり撮っては、街を眺めることは楽しいことだと思いを新たにしました。

街は数あれど東京も街です。
そこには人が生きてて、音楽があって、大体どこも似たようで違うものがあります。数え切れない感情を見出します。
同じものはひとつとしてありません。でもそこに抽象的で普遍的な既視感はきっとあると思います。
色味とかコントラストとかをいじって、ありえない街と空を作るのも、私のめがねで見ている証拠ですから。
どんなに普通でも、私にとっては全然普通じゃなく素晴らしくて、そういうの誰にでもたくさんあるだろうと思って、
そんなこだわりからダサさ優先で作りました。

ちなみにパソコンで見てもスマホで見ても紙で見ても違いますよ。
だから紙のフライヤー見つけたら見比べてみてくださいね笑

ネタばらしで加工前の写真載せます。

ぜーんぜん違う!笑
ほんとは肉眼で見たままの色と光でやれたらいいんですがうまくできなくてね。技術なくて。
印刷の色味は偶然に任せましたが、それはそれは面白いですよ。

裏面はほぼおまけみたいなかんじなので、ここには載せません。
書きたいこと書き切ろうと思ったら書き切れなかったから、おまけに落ち着いてしまいました。
お手に取ってからのお楽しみにして頂けたら嬉しいです。そんなお楽しみでもないけど。
当日が近付いたらここでも公開しよっかな!

お読み頂きありがとうございました。
フライヤーについていちばん驚いたことは、印刷代が意外と安価だということでした。
紙質も私の好きなやつです。
とてもありがたいです。心おきなく増刷できるからたくさんもらってください。

最後に企画詳細だけ再掲。

【 街 を 歩 く 】
いけもとえりか個人企画ライブ
2015年2月28日(土) @下北沢ERA
OPEN17:30 START18:00
¥2,000+1drink¥600 ※チケット予約については後日告知
○出演○
 airezias
 KALTETS!
 sominica
 hue
 ヨソハヨソ

次のお知らせもお楽しみにお待ち頂けたら幸いです。

いけもとえりか

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