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深井龍之介×橋口幸生|人類の運命を変えた言葉たち

本屋B&Bのイベント視聴しました。

深井龍之介×橋口幸生「人類の運命を変えた言葉たち」『言葉最前線 Vol.1』 | 本屋 B&B http://bookandbeer.com/event/20210312_word/

橋口さんがコテンラジオを「むちゃくちゃ話のうまい友達が3人できたみたい」と表現していて、そうそうそう! ってなりました。勝手に親近感湧いちゃうの。そうそうそうそうそう。

第一部では「コテンラジオの言葉たち。」と題して印象的だったタイトルを分析したり、第二部では「歴史を変えた言葉たち。」と題していくつかの有名な言葉について深井さんの意見を聴いたり、橋口さんのコピーライターとしての関心を軸に、広がりや深まりの感じられる楽しいトークでした。めっちゃメモとった。

三顧の礼の話で、「3」や「8」は無限を表していて、宗教的な意味合いのある数だというのは初耳で、鼎(かなえ)を例に出していたけどコテンラジオの3人もなんか当てはまるね。無限であれ。

ヒトラーの話から派生して、YouTubeとかを見て目覚める人が増えていることについて、どんな意見を持ってもいいけれど、単一のソースで判断するのはやめた方がいいという話がありました。
「ヒトラーはダメだ」という世の中のスタンダードに反発したい気持ちはわかるけど、ヒトラーについては何冊か本を読めば概ね理解できる。一面だけを切り取って「本当はいい人」と吹聴することは危険で、複数ソースを参照することと、判断できないことを保留にすることはこれからの時代は大切になってくると言っていました。これはもちろんヒトラーに限らないことで、現代人肝に銘じるべきだなと思う。

あとチャーチルの「We shall never surrender」演説(ナチスに対抗する意を示した際の)から派生していった、欧米諸国のリーダーシップの取り方と日本のリーダー不在・会話の中で合意形成されていく特徴の比較もおもしろかった。
日本人は死を恐れない武士のメンタリティがあり、絶体絶命になると力を発揮する=本気で追い詰められるまでは何にもできないって言う話も笑った(笑えないけど)。

チャーチル演説については、映画『ダンケルク』もチラッと登場していました。買ったからもっかい見たいな。

今度の土曜日はSpotify限定盤でマーティン・ルーサー・キングJr.やるそうです。めちゃくちゃ楽しみ。

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