
【パッチ0.30.1】武器と脚装備2つ作れ? 理由を考察【ブラサバER】
こんにちは。ERBS統計情報局の浅民(あさたみ)です。
先日とある配信でこんな噂を聞きました。
「武器と脚を2つずつ作るのが流行りらしい。理由は知らないけど」
韓国のTopキャッシー使いの方が仰っていたそうです。
(確認とってないし、キャッシーだけかもしれない)
ということでその理由を考察してみたいと思います。
1-1.そもそも何故?
早い話が熟練度を稼ぎたいで間違いないと思います。
ただ何故武器と脚なのか。
武器と脚は他の部位装備と違って特別な熟練度が稼げます。
それは武器熟練度と移動熟練度です。
どちらも稼ぐのが難しい熟練度であり、戦闘に大きく関わるボーナスが入手できます。
1-2.獲得できる武器熟練度
ブラサバERをそれなりに遊んでいるプレイヤーなら必ず気にする熟練度ですね。僕も始めたての頃は一番注意する熟練度と教えられました。
基本的に4を超えるほど差があると勝負にならない、なんて言われます。
稼ぎ方は基本的に、動物や生存者を攻撃することです。
ただ動物狩りを苦手としている実験体を使用していたり、試合によっては他の生存者や動物と会えない状況もあると思います。
そんな時の予防策として活躍できるのが武器製作になりますね。
今回はキャッシー使いの方からの情報ということで、最近キャッシーが作っているダマスカス鋼の棘。
この武器を製作して得られる武器熟練度は1150。
数字を見てもぱっと来ないと思うので例えると
1日目夜時点で生存者を処置できた時の獲得武器熟練度と同じくらいですね。
レベルにすると8や9レベルくらい。相手は体力をあまり盛らないメレーや体力を持ってるレンジで、時間をあまりかけずに処置した想定です。
勿論戦闘が長引けばより熟練度を稼いで、武器製作から得られる熟練度なんて云うに超えていきますが、
戦闘をせずに序盤1処置分の武器熟練度を稼いだと考えれば結構美味しいかもしれません。
1-3.獲得できる移動熟練度
こちらは武器熟練度と違ってあまり意識されていなかった熟練度だと認識しています。
熟練度ボーナスは移動速度の上昇。
『この手のゲームにおける移動速度は最重要ステータスの1つ』
と言う人もいるくらい移動速度というのは素晴らしいステータスなのですが、熟練度まで重視する傾向はあまり聞かなかった気がします。
(僕が浅瀬にいただけかもしれないですが)
なにせこの熟練度ボーナス、得られる数値がレベル毎に常時0.01と非戦闘時に0.02。
靴で一気に0.35ほど上昇させられるのと比較すると非常に地味に見えます。
加えて移動熟練度の稼ぎ方が、基本的に未進入地域への到達と移動した距離に応じての計算なので、時間をかけないと熟練度レベルを上げる事ができません。
ではこちらのクリングオンブーツを1つ余分に作ってみるとどうでしょうか。(選定理由は、よく履かれるから)
移動熟練度は1560稼げます。さっき以上に数値にするとわかりづらいですね。なのでレベル換算にしてみましょう。
移動熟練度レベルアップに必要な量が、300 + ((現在熟練度レベル-1) × 20)なんですね。
一日目終了時、5マップくらい歩いて移動すると9レベルになってました。
そこから増えるとなると3レベル上昇させられます。
作ろうとしてまだ移動すると思うので、確定3レベル上昇ではなく、ざっくり2~3レベル上昇させられるという考えでよさそうです。
つまりボーナス的には常時+0.02~0.03、非戦闘時は追加で+0.04~0.06されることになります。
例えるなら、脚が遅いとされる風火輪やブケパロスが、クリングオンブーツやEODシューズより早くなり、
タキオンブレイスがエルメスブーツに追いつけるようになる差です。
細かい数値ですが、馬鹿になりません。
他のプレイヤーがこの差を埋めようとするには、同じように脚装備を作るか、差がついているプレイヤーより1400mほど多く移動しなければいけません。(移動するならざっくり5分くらいかかります)
1-4.得られる物をまとめると
武器と脚を2つずつ作って得られるのは…
・序盤の1処置とだいたい変わらない武器熟練度
・5分先で手に入るはずの移動速度
この2つになると考えられます。
ただしこれはダマスカス鋼の棘とクリングオンブーツを作った時、なので他の装備でも同じ事が言えるとは限りません。
2-1.では実際にどうなのか
結論から言えば作るものを選べば断然アリです。
その理由を簡単に。
今回例として挙げられたダマスカス鋼の棘。
この武器は作る過程で棘の足場が余るんですよね。
この余った棘の足場を持って学校で少し漁るだけでダマスカス鋼の棘は完成できます。
クリングオンブーツも同じで、油を染み込ませた布が余りますよね。
後は洋弓場でスニーカーと釘さえ拾えれば完成します。
余った素材で作れて楽という点に加えて、この2つの装備は熟練度も稼ぎやすいレシピをしています。
ダマスカス鋼の棘は緑、青、紫と3つの過程を経ていて、
クリングオンブーツは青、青、紫と同じく3つの過程を経ています。
高等級の過程を経ていればいるほど、熟練度は稼げます。
という感じで、この2つの装備は偶然にも素材も余り、近いエリアで簡単に作れる上、稼げる熟練度も高いという非常に魅力的な装備品だったわけです。
これなら装備を整えた後も効率良く製作を済まして意気揚々と戦闘へ赴けるでしょう。
こんな感じで時間と熟練度、2つの意味で美味しく作りやすい装備があるのなら、やってみてもいいかもしれません。
油を染み込ませた布、棘の足場、鋼鉄、鉄板など、複数個作れて余りがちな素材を使用できる実験体を使っているプレイヤーは一考の余地があると思います。
(レノックス、雪、キャッシー、ヒョヌ、ダイリン、フィオラなどでしょうか)
また、武器を2つ作らずに、脚装備だけ2つ作るだけでも全然アリです。
油を染み込ませた布を捨てずに使うだけで、5分先の足の速さが手に入るのならば、やってみる価値は大アリではないでしょうか。
ただしあくまでも片手間に。近くで発生している勝利の目のある戦闘や、食べ物作りを無視して行うものでは無いと思います。
2-2.この話のまとめ
Topキャッシー使いの話ということで、やはりキャッシーからして2つの武器と脚を作るのが効率が良いという話でしたね。
ただ他の実験体でもそういったプレイをしてみてもいいのかもしれないという可能性も見えてきました。
まだまだ戦略にも幅がありますね。
だいぶ文字だらけで読みづらくなってしまってすみませんでした。
また色々聞いたりしたら考察してみます。
お疲れさまでした。
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