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『リーダーシップコーチング』に関する対談記事を公開!

マニュライフ生命保険株式会社様にご提供した『リーダーシップコーチング』に関する対談記事を公開いたしました。

<基本情報>
丹呉 森生(Morio Tango)さん
【勤務先】マニュライフ生命保険株式会社 
【役割】 AVP, Head of Distribution Strategy Headquarters(2024年9月現在)【コーチング期間】2023年6月~2024年4月(隔週ペース / 1回60分)


では、実際のコーチングのご体験に関して、色々とお聞かせください。

コーチングを受ける前に自己認識していた課題は何ですか?

主に、次の2点が、当時の上長や周囲のフィードバックなどから捉えていた課題でした。

  • ボトムアップで多様な意見・アイディアを引き出して、オーナーシップと多様性溢れるチームを築いていくリーダーシップが充分に発揮しきれていない

  • チームメンバーがイキイキとした状態で働けるようにEmpowerできるリーダーシップの発揮の仕方と、目標に向かって前進と成長ができているチーム風土醸成のアプローチに苦労している

今後の自身のキャリアも見据え、近い将来の可能性のひとつとして、経営・組織リーダーの一員を目指すうえで、これらの課題の根本原因を客観的に捉え、適正で効果的な方法で改善をしていくことが、そろそろ必要だと考え始めました。


コーチングを受けるきっかけは何でしたか?

当時の上長・人事の方々から、将来の幹部候補の育成機会のひとつの手段として、外部のプロフェッショナルからのエグゼクティブ・コーチングの機会のお話をいただいたことです。大変興味と関心を持ち、ありがたく、その機会提供を受けることにしました。


自身のコーチに遠藤を選んだ背景は何でしたか?

人事担当者から、数名の外部コーチとの「ケミストリー・ミーティング(ニーズや相性などの相互確認のためのセッション)」の提案がありました。

それぞれのコーチ候補との1on1でのミーティングを経て、特に、

  • 対話を通しての空気感や相性

  • 豊富な外資系企業経験による、私の立ち位置やプレッシャーなどへの柔軟で俊敏な理解度と共感度の高さ

  • ご自身が外資系企業と日系上場企業の双方で、経営リーダーシップメンバーを長年ご経験されていることからの信頼感

などから、実体験からの納得性と説得力のあるコーチングが受けられると感じ取れ、迷わずに遠藤さんを自身のコーチにしようと即断しました。


遠藤のコーチングにはどのような特徴がありましたか?

まずは、個人的な相性がとても良かったことが挙げられます。

1on1で機密が保たれた空間とは言え、何でも気兼ね無く開示していくには、安心安全な環境を提供してくださることはもちろん、信用・信頼のベースができることが非常に重要だと思います。

よって、私の場合は、事前の「ケミストリー・ミーティング」で複数の方に会う機会があったことは、とても意義がありました。遠藤さんと出会えたことで、この「双方向の相性と安心感」は、入口で非常に重要だと思いました。


その後、コーチングセッションがスタートしていくにつれ、「傾聴」と「効果的な問いかけ」が自然であり、私にとって心地良いことに気づきました。また、「向き合う個に対して好奇心と敬意を持つ姿勢」には、常に学ばせていただいておりました。

ご自身の感情や価値判断といったバイアスを持たずに、「私という個」に向き合ってくださる姿勢って、コーチとしてありがたいだけではなく、自身の組織リーダーとしての振る舞いにも取り入れていく学びにもなり、ある意味、一挙両得の感覚でした(笑)。

コーチとして、タイムリーに的確なフィードバックや、多角的な視点で気づきを与えてくださることも素晴らしいと思いました。

また、遠藤さん自身が、長年、外資系企業と日系上場企業の中で組織リーダーをご経験されていることからも、私の状態・課題・ニーズによっては、臨機応変にスタイルを変えてくださり、メンタリングスタイルでアプローチいただけるセッションもあり、稀有な特徴をお持ちの方だと、とても思います。


コーチングの期間を通して、特に得られた学び・気づき・効果は何ですか?

コーチングの中では多くの気づきと学びがありましたが、その中のひとつの大きな学びとして、『アサーティブコミュニケーション』があります。

『アサーティブコミュニケーション』は、一方的に自分の意見を主張するのではなく、自分と相手を尊重し、片方だけが意見を押し通すことも我慢することなく、互いの考えをしっかりと伝え、意見の交換ができるようなコミュニケーションの方法です。

私は、これまで自分の意見を言うように心掛けてきましたし、基本的には相手の意見も尊重しながらしっかり意見を言っているつもりでおりました。ただ、遠藤さんとのコーチングセッションを通して、私は、「ある場面では自分の意見を主張する」、「違うある場面では人の意見を聴く」という形で、個々の場面でひとつの型だけで進めるという「自分目線」なスタイルであることに気づきました。今までそれが『アサーティブコミュニケーション』のように思い込んでいただけで、「相手目線」では、全く発揮できていなかったことが多いということに気づけたのです。

ここに気づきがあったことで、今では、ミーティングに参加しているメンバーの多くが意見を言える環境を意識しつつも、組織リーダーとしての自身の考えもクリアに述べるよう、ひとつの場面内でも多様なスタイルを柔軟に取り入れ、『アサーティブコミュニーケーション』を発揮できるように行動変容していきました

この継続により、信頼と心理的安全性の土壌ができてきたがゆえ、その後の、チームとの健全な関係性が醸成され、1on1などにおいても双方向の対話が育まれ、新しい発想・ビジネス案が自発的に出てくるなど、健全に意見を言い合えるチームに進化を遂げていく道筋が見えてきました


周囲から得られた反応はどうでしたか?

遠藤さんとのコーチングセッションを開始して数か月後あたりから、直属のマネージャーを含む数名のチームメンバーから、ミーティング内での私の発言・振る舞いなどが変わってきたと、声をいただくようになり始めました。

ボトムアップで提案・提起したり、気兼ね無くその場で発言ができたりする環境に変化しつつあることがチーム内に伝播していったようです。

また、各メンバーとの1on1での関係性やコミュニケーションにおいても、相手から歩み寄ってくれて、徐々に信頼をして自身の悩みや想いを共有してくれるようになってきたことは、良い驚きでした。自身の気づきから生まれる行動変容で、こんなにも周囲の雰囲気や行動にまで変化が出てくるという事実には、ビックリすることもあります

あと、興味深いことは、家族との日常の会話や関係性にも好影響が出てきたことです。「よく話を聴いてくれるようになったね」とふとコメントが出てくることもあり、オフの時間の家族との過ごし方・向き合い方も心地良くなってきたのです。

ある時、遠藤さんに、「遠藤さんとのコーチングセッションが、まさかですが、私の家族関係にまで影響を与えていますよ!」とお伝えしましたら、とても素敵な笑顔を返してくださいました。

私自身も、いつか、このように、向き合っている相手だけではなく、その周囲にまで好影響を与えられる組織リーダーになりたく、最近、コーチングを学ぶことにも興味を持ち始めました。

最後に、自身の経験から、どのような人に、遠藤のコーチングをお勧めしますか?

遠藤さんとのコーチング機会を通して、今まで自分では見えていなかった多くの『ブラインドスポット』に気づくことができましたし、これまでに意識してこなかったコミュニケーションの方法に色々な意識を向けることができました。

これは、私の尊敬するコーチである遠藤さんの素晴らしい向き合い方とコーチングのおかげです。

遠藤さんは、常に、傾聴を心掛け、様々な効果的な問いかけで私の考えを自然に引き出してくださいます。また時折、私が提案するテーマやニーズに応じて、臨機応変にメンタリングも混ぜながら、様々なご自身のビジネスでの経験談を踏まえてお話しいただき、多くの気づきとインサイトを与えてくださいます。

遠藤さんとの出会いとコーチングの経験は、間違いなく私の今後のキャリアの糧になるものです。

特に、組織の中で働く方で、

  • 自身のリーダーシップの発揮の仕方に苦労している組織リーダーの方

  • チームのマネジメントや組織風土醸成に悩んでいる管理職の方

  • 他部門との協業の中で、コンフリクトの発生で苦労している方

  • 将来の組織リーダーというキャリアに向けて、客観的な壁打ちや気づきが必要かもしれないと考え始めている方

  • 自身の後身を育てたり引き上げたりすることに苦労されている方

など、人財・組織風土・リーダーシップ・キャリアにまつわるテーマで、何らかの前進のきっかけや変化感を望まれている方は、ぜひとも、遠藤さんと一度お話することをお勧めしたいです!

自身の可能性が解放されることや、チームに好影響が働き、イキイキした働きがいのあるチームが築かれていくことにおいて、一気に視界が開かれていく「実感」を、少しでも多くの方に味わっていただきたいです。

ありがとうございました!


<最後に>
個の活躍、組織の変革、事業成長、業績向上につながる『対話型での組織開発』『実践型での戦略人事』『伴走型でのコーチング』での課題解決を必要とされる企業の経営者様・組織リーダーの方・管理職の方・HRの方は、ぜひともお気軽に、website「contact」ページよりお声掛けください。

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外資系17年(HRトップ 7年)とプライム市場上場企業 Global CHRO(最高人事責任者)経験の私が「誰もが独自性を強みとして持ち、新しい無限の可能性を秘めている」を自身のコーチング哲学に、2023年3月 起業をしました。サポートくださる方々と一緒に日本を元気にしたいです!