マガジンのカバー画像

ダイの大冒険(2020年版アニメ)を語るマガジン

35
ダイの大冒険のアニメについて、毎週感想を書いていました。途中からは、「週刊ダイログ」として移転しております。そちらで全記事読んでいただけますので、以下へのアクセスお願いします! … もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

ロモス王、皆を危険に晒す王 〜ダイの大冒険(2020年版)第35話〜

ロモス王、皆を危険に晒す王 〜ダイの大冒険(2020年版)第35話〜

ダイの大冒険(2020)第35話が放送された。武術大会が進み、決勝戦でザムザが罠を発動させ、ダイとザムザのバトルが始まり、ザムザが超魔生物化するところまでが描かれた。

冒頭、前回からの一部繰り返しのシーンになるが、ダイとポップ、マァムの会話。ここが原作のセリフとは結構変わっていたのが印象的だった。とくに原作でポップが言っている

いままで、おれたちがピンチに陥ったとき必ずダイの額に紋章が輝いてす

もっとみる
ポップの大受難 〜ダイの大冒険(2020年版)第34話〜

ポップの大受難 〜ダイの大冒険(2020年版)第34話〜

ダイの大冒険(2020年版)第34話が放送された。剣を手に入れるためにダイとポップがロモス武術大会に向かうも参加できず、そこでマァムに再会し、チウとも出会う回だった。

今回は、冒頭にアニメオリジナルのシーンが追加されていたのが印象的だった。

ダイたち一行(大人数)で気球に乗り、拠点に戻ってくる。そのときに

レオナ「我が国の主要メンバーをすぐに集めてちょうだい」
アポロ「えっあの」
レオナ「こ

もっとみる
閃熱呪文 de かめはめ波 〜ダイの大冒険(2020年版)第33話〜

閃熱呪文 de かめはめ波 〜ダイの大冒険(2020年版)第33話〜

ダイの大冒険(2020)第33話が放送された。ザボエラとハドラーがダイたちに闇討ちをかけるも撃退され、そのあとでマトリフがアバンの書をダイたちに渡すまでが描かれた。

原作との違いでいうと、冒頭のサボエラとハドラーが魔王軍拠点(奇岩城)の中で、作戦会議をするあたりのシーンが丁寧に描かれていた。原作だと、無言でザボエラとハドラーが目配せをするだけで、早速夜襲に入っている。

そのシーンの会話を書いて

もっとみる
ゴメちゃんの雲上劇場 〜ダイの大冒険(2020年版)第32話〜

ゴメちゃんの雲上劇場 〜ダイの大冒険(2020年版)第32話〜

ダイの大冒険(2020)第32話が放送された。ダイにヒュンケルが鎧の魔剣を渡し、ポップは死の淵から呪文でバランを攻撃し、そしてダイがバランにストラッシュを決めて親子対決の第2ラウンドが終了するまでが描かれた。

今回のエピソードの主役は誰なのか。実はそれを考えるのが一番むずかしい回のように思う。物語の進行としては、ダイとバランの親子対決がいったん幕引きとなるという意味で、主人公ダイと、父バランが主

もっとみる
昭和劇画死闘 〜ダイの大冒険(2020年版)第31話〜

昭和劇画死闘 〜ダイの大冒険(2020年版)第31話〜

ダイの大冒険(2020)第31話が放送された。紋章を拳に移したダイが、バランと大激戦を繰り広げ、ドルオーラを耐えて、最後の剣での対決に至る直前までが描かれた。

今回は、過去一番力の入ったバトルシーンだった。観ている人の多くがそのように感じたのではないだろうか。
特に象徴的なのが、バランとダイの顔である。特にぶん殴られるバランの顔の歪み方と、そのあとのダイの顔のドアップのシーンは、もはや完全に劇画

もっとみる
メガンテ裏の想い人・メルル物語 〜ダイの大冒険(2020年版)第30話〜

メガンテ裏の想い人・メルル物語 〜ダイの大冒険(2020年版)第30話〜

ダイの大冒険(2020)の第30話が放送された。竜魔人バランによる圧倒から、ダイが城の表に出てきてポップがバランのところに行かせまいとして捨て身のメガンテを仕掛け、ダイの記憶が戻る&紋章を右手に移すところまでが描かれた。

今回見ててふと気づいたのは、原作からもそうだったのだが、ポップが竜魔人バランを見て「ハドラー以上かも」と感想を漏らすところ。視聴者の多くが知っているとおり、竜魔人バランと、魔軍

もっとみる
ワニの目にも涙、爆泣クロコダイン 〜ダイの大冒険(2020年版)第29話〜

ワニの目にも涙、爆泣クロコダイン 〜ダイの大冒険(2020年版)第29話〜

ダイの大冒険(2020)29話が放送された。今回はボラホーンの人質作戦阻止から、ラーハルトからヒュンケルへの鎧の魔槍の受け渡し、テラン城でのバランvsクロコダインの戦い、そのあとのヒュンケルとポップ合流、バランの竜魔人化までが描かれた。

今回は原作漫画からのセリフの変更が結構多かった印象を受けた。印象的だったのは、自らの出自を語るラーハルトが、原作では「オレもディーノさまと同じ混血児なのさ」だっ

もっとみる
バランの過去の選択を斬る!? 〜ダイの大冒険(2020年版)第28話〜

バランの過去の選択を斬る!? 〜ダイの大冒険(2020年版)第28話〜

ダイの大冒険(2020)の28話が放送された。テラン城における残されたパーティたちの対バラン準備、ヒュンケルとラーハルトの対決の後半戦、ボラホーンの復活(?)までが描かれた。

今回感じたのは、やっぱり演出の進行速度がこれまでよりゆっくりになっているような気がする、ということである。今回のエピソードでは、ボラホーンがポップを人質に取るところまでが描かれたが、これは原作漫画でいうと、「思い出のナイフ

もっとみる
竜騎衆大瞬殺 〜ダイの大冒険(2020年版)第27話〜

竜騎衆大瞬殺 〜ダイの大冒険(2020年版)第27話〜

ダイの大冒険(2020)の27話が放送された。vs竜騎衆のうち、ガルダンディーvsポップ戦、ボラホーンvsヒュンケル戦から、ラーハルトvsヒュンケルの前半戦までが描かれた。

漫画との違いとして、シーンの描かれる順番が少し変わっていた。原作だと、ヒュンケルがラーハルトのハーケンディストールを食らって倒れるところのあとで、テラン城にバランがルーラで着地していたが、アニメだと今回27話の一番最初にバラ

もっとみる
シン・テラン王 〜ダイの大冒険(2020年版)第26話〜

シン・テラン王 〜ダイの大冒険(2020年版)第26話〜

ダイの大冒険(2020)の26話が放送された。ついに3クール目に突入だ。今回はエピソードとしては竜騎衆とバランの出撃から、ポップが嘘をついて一人で食い止めに出撃し、ガルダンディーに追い詰められるもヒュンケルが助けに現れるところまでが描かれた。

今回思ったのは、オープニングのアニメーションで、曲は同じながら、カットが新しくなっていたこと。その中には、今後の登場キャラクターたちが惜しげもなく登場して

もっとみる
名探偵クロコダイン 〜ダイの大冒険(2020年版)第25話〜

名探偵クロコダイン 〜ダイの大冒険(2020年版)第25話〜

ダイの大冒険(2020)の25話が放送された。今回は、テランでのダイとバランの初戦で、バランが竜の紋章を共鳴させてダイの記憶を消し、ポップたちが戸惑うシーンが描かれた。そして竜騎衆の初登場もあった。

冒頭、バランがクロコダインを翻弄するバトルシーンの描写がなかなか迫力があった。一方的な戦いに見えるが、実はよく見るとクロコダインはバランのパンチ連撃をちゃんと防御していた。これはアニメオリジナルの表

もっとみる
無能なる神々と、輝けるクロコダイン ~ダイの大冒険(2020年版)第24話~

無能なる神々と、輝けるクロコダイン ~ダイの大冒険(2020年版)第24話~

ダイの大冒険(2020)第24話が放送された。バランがダイを連れ帰ろうとして、ダイとポップが抵抗するもまったく歯が立たず、そこにクロコダインが助っ人に来て交戦開始したあたりまでが描かれた。

これは原作からも同じ設定なのだが、冒頭でバランが竜の騎士が生み出された経緯を話すところで。「いまでこそドラゴンはモンスターの一種とされているが昔は人間以上の知識を持ち言葉を操る者も多かった。」という話をするの

もっとみる
キルバーン、謎の風化パワーは新展開フラグ!? 〜ダイの大冒険(2020年版)第23話〜

キルバーン、謎の風化パワーは新展開フラグ!? 〜ダイの大冒険(2020年版)第23話〜

ダイの大冒険(2020)の23話が放送された。ダイがベンガーナを襲うドラゴンたちを撃破して、しかし人間たちから怯えられ、自分の正体を知るためにナバラ、メルルとともにテランに向かい、竜の神殿でバランと初対面を果たすまでが描かれた。

今回は久々に戦闘シーンがガッツリと描かれる回だった。ポップがドラゴンに放つベタンは、迫りくるドラゴンの炎を重力波で吹き飛ばすという演出で、インパクトがあった。ポップ、強

もっとみる
スラまんとスラタピ 〜ダイの大冒険(2020年版)第22話〜

スラまんとスラタピ 〜ダイの大冒険(2020年版)第22話〜

ダイの大冒険(2020)の第22話が放送された。レオナ、ダイ、ポップがベンガーナのデパートに行き買い物をする最中、超竜軍団のドラゴンやヒドラが街を襲ってくるところまでが描かれた。

ふと気になったことは、レオナがダイとポップとともに馬車をかっ飛ばすシーン。描かれている内容は原作どおりなのだが、そもそもこの世界ってウマがいるんだなぁ、ということに気づいた。この世界にいる生物というか種族は、明示的には

もっとみる