好きにならずにいられてよかった

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記事

銀歯を落としたシンデレラ―好きにならずにいられてよかった〈12〉

もしも銀歯を落としてしまって、どこからともなく神様が現れ、
「あなたが落としたのは銀歯ですか? 金歯ですか? それとも……」
などと尋ねてきたら、どう答えるべきだろう。

私ならばこう答える。
「セラミックの歯です! 私が落としたのは」



正月、豆餅をたくさん食べすぎて銀歯が取れた。

銀歯というか、詰めモノというか。
「取れちゃったかぁ……」と思いつつ、「取りあえず詰めとける?」と元の位置

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うち来る? ちょっと歩くけど。(言われたいセリフ50音「う」より)
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コロッケ一個で堕ちる−好きにならずにいられてよかった〈11〉

恋に落ちるのには、たった一個のコロッケがあればじゅうぶんだった。

「コロッケ、よかったら」
そうAさんに差し出されたコロッケに、瞳孔が思わずぐんと開いた。めっちゃおいしそう。夕方に差し掛かり小腹が空いてきていた食欲の瞳孔もぐぐんと開いた。揚げたてだったし、昔ながらの名店のだった。

続いて「誕生日プレゼント?」と少しいたずらっぽく笑うAさん。こころの瞳孔までもがぐっぐーん!

先日、40歳の誕生

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恋かも!?(男子発言ノート14より)
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優しみあまる必レス男子−好きにならずにいられてよかった〈10〉

好きにならずにいられる理由を探してホッとしている。

好きになってもらえるはずがないから、傷つく前に早々退散。
ホントはどーでもいい理由にかこつけて。

好きにならずにいられてよかった、恋に落ちてもよかった瞬間―。

気になる男の子にはいつも質問攻めにしがちだ。

好きな食べものは? 兄妹はいる? ヒマな時間は何をして過ごしてるの?
そんなことを訊いては、ほほーんと査定しているのだった。

といっ

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なにしてほしい?(言われたいセリフ50音 「な」より)
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枝豆女子vsブロッコリー男子 - 好きにならずにいられてよかった〈9〉

枝豆をひたすら切り落とすバイトをしていた。
初夏の2ヶ月ほど、農村地帯のデッカい倉庫で、ひたすら毎日。数十人のパートのおばさま方に混ざって、朝から夕まで、チョキチョキンと。

座り仕事とはいえ、スピードとコツを求められる結構ハードな仕事だった。もたもたしようものなら、女将さんに急かされ、叱られ、下手すると「あれ? あの人いないね」……クビである。

それでも、デスクワークと自己実現とのはざまで悩み

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ホントありがとう(男子発言ノート5より)
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ヘリウム男子には要注意 -好きにならずにいられてよかった〈8〉

好きにならずにいられる理由を探してホッとしている。好きになられるはずがないから、傷つく前に早々に退散。ホントはどーでもいい理由にかこつけて。 好きにならずにいられてよかった、恋に落ちてもよかった瞬間—。

なんだかいつも、ふわふわした気持ちにさせてくれる男子がいる。
風船を膨らますみたいに、嬉しい言葉をフーフーと吹き込んで、けらけら笑って。要注意なのである。

「何スかおーしまさん、今の

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ガストでいい?(男子発言ノート18より)
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第三の“やぶさかではない”男子 -好きにならずにいられてよかった〈7〉

好きにならずにいられる理由を探してホッとする。
好きになってもらえるはずがないから、傷つく前に早々退散。
ホントはどーでもいい理由にかこつけて。  

好きにならずにいられてよかった、恋に落ちてもよかった瞬間—。

幼い頃に観たアニメ「魔法の天使 クリィミーマミ」の主題歌をいまだに思い出しては、あの甘い歌声とともにその歌詞の意味を反芻する。

♪ 男の子とちがう女の子って
 好きと嫌いだけで 普通

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うち来る? ちょっと歩くけど。(言われたいセリフ50音「う」より)
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それは言ってほしかった - 好きにならずにいられてよかった〈6〉

誰かを好きだという気持ちに気づいたら、相手に想いを伝えるべきだ。
しかしもっと早くに、気づいたらすぐに言うべきことがあると思う。

ある日の午後イチのファミレスで。
映画監督と脚本家の男性二人とひとしきりおでこを突き合わせながらシナリオ会議をした後、一旦トイレに立った私は自分の顔を鏡で見て、ひぃっ!となった。

全開のおでこの左右それぞれに、1センチ角ほどの白い紙くずがへばりついていたのだった。ひ

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うち来る? ちょっと歩くけど。(言われたいセリフ50音「う」より)
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チョコひと粒の恋 - 好きにならずにいられてよかった〈5〉

とある男性にインタビュー取材をしたときのこと。

話を聞いていくうちに、私はどんどんとその彼の魅力にノックアウトされまくり、いつしか心の顔面が、試合後ボッコボコのボクサーのようになってしまった。

大丈夫、私?

って心配するくらいの。
その日は夕飯なんて食べずにチョコ菓子のBAKE(ベイク)一つで済んでしまったくらいの。

で、帰り際に彼が寄ってきてくれてギュッと握手され、
「今日はお会いできて

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素敵です(男子発言ノート6より)
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湯上がり銭湯男子 – 好きにならずにいられてよかった〈4〉

原付バイクを走らせ家まで帰る夜道、信号待ちをしていると、前方から見覚えのある男子が自転車に乗って近づいてきた。
暗くてよく見えないけど、やっぱり。バイト先で一緒の王子系男子だった。
思わずすれ違いざまにヘルメットをパカっと開け叫んだ。

「○○君! おーしまです! ■■のバイトの!」
がっつりフルフェイスのヘルメットを被っていたから、目しか見えてないんじゃ私が誰か分からないかもしれない。大きな声で

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恋かも!?(男子発言ノート14より)
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発泡し続けろソーダ水 – 好きにならずにいられてよかった〈3〉

手渡されたソーダ水の口をひねって、勢いよく噴き出してきた炭酸はもう、恋のはじまりの盛大なファンファーレでしかなかった。

仲間うちでの持ち寄りパーティで、お酒を割る炭酸水が切れて買い出しに行ってくれた彼は、そういえば思ったよりもずいぶん早くに戻って来た。そして、その炭酸水がブシユッ!!!!! と派手に弾けた瞬間、彼の道中での振動が、はやる鼓動が、気泡となって私に降り注いだ。

どんだけ急いで走って

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恋かも!?(男子発言ノート14より)
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