コロナ禍が生んだエンターテイメントショー＜Crazyforfood＞

2021年1月8日 14:14

「Crazyforfood」とは？

foodots.が運営するYoutubeの企画の一つが「Crazyforfood」です。
その番組のコンセプトは「世界の料理を知れば、人生はもっと楽しい」。
世界の主婦3人とＭＣの柴犬による「食にまつわるトークショー」です。
「食」を通じて、異文化交流を図り、今まで知らなかった食の世界を知るコンテンツです。

zoom画面をぶっ壊せ！

撮影そのものはzoomで、遠隔者同士でのまさに会議のようなやりとりです。しかし、あの画面分割の画はこのコロナ禍で多数見ており、「今更感」が半端ない映像だと感じていました。実は、VYONDを使ってアニメを作れるものが見つかったので、何か企画を考えてくれないか？と会社に人間に相談を受けたことから企画はスタートしました。そこで閃いたのが「Crazyforfood」でした。しかし、企画は進めたもののアニメを作るクリエイターとの契約が飛び。白紙状態に。そこで閃いたのはアバターを駆使した動画です。これを使うことで資料や写真の部分をアバター登場に当てました。結果として「遠隔地」「zoom」と「コロナ禍」が生んだエンターテイメントショーになったと言えるのではないでしょうか。

食の異文化交流が面白い！

私自身、ドイツに住んでいた経験もあり、キャベツ一つとっても全く違う世界がそこにあります。そんな食にまつわる異文化交流は面白い、教養が深い人ほどハマると思っています。

他人の食事を知ることは「明日、真似してみよう！」「あの人、そんなもの食べてるんだ！」と時に参考になり、時にのぞき見的な面白さに満ち溢れています。2020年の10月に起ち上げたこのチャンネルは、すでに世界60か国の人々に視聴されています。日本の地上波で取り上げない、いや、スポンサーが絡んで取り上げられない企業もYoutubeだから可能となりました。（ちなみに今回、ご紹介する「いちおし！チェーン店」特集では「日本の吉野家は美味いが、アメリカは不味い！」といった大手批判も展開しております。）
さあ、まずはあなたも「Crazyforfood」の世界をぜひ、一度覗いてみてください。

あなたは知っている？ヴィーガン専用の寿司チェーン店「Beyondsushi」

今回、初出演となるMelanieさんはいわゆる「ヴィーガン」（動物性ものを出来るだけ摂らない）です。本人曰く、「正確に言うと、プラントベーストなんです～。」と大阪訛りで説明してくれた。

恥ずかしながら、私自身、「プラントベースト」自体が初耳であり、どのような存在なのかも全く分からなかった。簡単に言えば、「植物をより多く摂り入れていこう」ことらしい。こう書くと、何が違うのか？ピンと来ないかもしれないが「ヴィーガン」はどちらかと言うと、宗教に近いものがあり
命あるものを「無駄な殺生」に対することに嫌悪感を持つようだ。（なので毛皮も着ない。）

これに対し、「プラントベースト」は「殺生」に対する思いよりも肉体的にアレルギーを起こす、など動物性のものが体質的に合わないから、摂りたくないという志向らしい。

いろいろと細分化されているようだが、Melanieさん曰く、「アメリカ人がカテゴリー分けするの、好きやねん！」と何だか、ＬＧＢＴの如くいろいろ違いがあるようが、これを掘りたいわけではない。あえて「Vegan」と書くが今回、Melanieさんが紹介してくれた一部のVeganのチェーン店をご紹介したい。本来、コロナの事態が起きなければオリンピックが開催され、もっと「Veganフード」「ハラール料理」にもスポットが当たったかもしれない。日本では、まだまだ一部しか対応しきれていないがアメリカではVegan専用のチェーン店も、軒並みあるとのことでこの流れはいずれ、日本にも来るかもしれない。

今回、紹介するのは「Beyondsushi」

白米ではなく黒米がベース。黒米は、糠にビタミン（ビタミンB、ビタミンEなど）、リン・カルシウムなどのミネラルを含み、摂取することで滋養強壮作用がもたらされるといわれている。また、白米や赤米よりも高い抗酸化機能を持つ。

黄色いものは「マンゴー」である。日本人の観点からすれば、寿司ではないと一蹴されそうだが、ここには明らかに独自に進化した寿司がある。

また、「Beyondsushi」では麺類も取り扱っており、かつお節や豚骨も使わず、野菜ベースのだしでスープを作っている。