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日本と海外を行き来して思うこと【キンコン西野】

このnoteは2022年5月4日のvoicyの音源、『CHIMNEY TOWN 公式BLOG』の内容をもとに作成したものです。

今日は、「日本と海外を行き来して思うこと」というテーマでお話ししたいと思います。

国内外を行ったり来たりしている人間の、現地レポートです。


本題に入る前にお知らせをさせてください。

お知らせ!7日の『スナック西野』はオリエンタルラジオの中田君


月に2度、僕の友人を僕の自宅に招いて、お酒を呑みながら、お客さんのことを程々に無視しながら、お互いが今やっていること、考えていることをガッツリと喋る『スナック西野』というYouTubeのメンバーシップチャンネル(月額590円)があるんですけども、今週土曜日のゲストはオリエンタルラジオの中田君です。

中田君とは、彼がデビューの時からの仲で、お互い本当にいろんなことを語りあったし、手の内を明かしあってきました。

そして、今も互いに「自分が面白い」と思うことをやって、こうして、たまに会って、ガッツリと話しています。

今回の『スナック西野』の中田君の話は本当に最高で、裏側を言うと、堀江さんのチャンネルで1時間喋って、中田君のチャンネルで1時間喋った後だったので、もう、他所行きのトークはやめにして、お互いバッキバキの本音で喋ったんです。

前半10分が無料で、そこから1時間ぐらいの有料放送があるんですけども、有料放送のラスト5分は、普通にドン引きすると思います(笑)


「お前、なんてことを計画してんだよ」という。

こんなの、とても表じゃ話せないので、今回、クローズドな場所で喋りました。

本当にメチャクチャ面白かったので、超絶オススメです。

西野亮廣エンタメ研究所』のYouTubeチャンネルの画面の下にある「メンバーになる」をクリックしていただけると、ご覧いただけますので、是非是非。

ドン引きする前提で見ていただけると、痛快すぎて、かなり笑えると思います。

今週土曜日22時からの放送です。

宜しくお願いします。


日本と海外の間には思ってる以上に太い川が流れている


そんなこんなで本題です。

今日は、「海外って今、どんな感じなの?」というテーマでお話ししたいと思います。


昨日、「ブロードウェイではネガティブな意味で使われる『ジャパンマネー』という言葉があるよ〜」というお話をさせていただいたところ、結構評判だったんですね。

皆、ネットと接続しているから、なんとなく「世界とも接続している」という気になってしまっているけれど、スマホって、自分の生活に最適化されているから、「世界と接続している人もいれば、そうでない人もいる」というところに新鮮味があったのかもしれません。

ちなみに、あんまり言うと、ファンの方の感情を逆撫でしそうなので、個人名は伏せますが、日本で「世界的スター」として扱われている人が海外では全然知られてない…とか、その逆は平気であります。


このへんのズレも面白いですね。

日本で知られている「世界」というのは、TOYOTAとかを除いては、「日本人に上手く宣伝ができた世界の一部」という認識でいいのかなぁと思います。

「日本人が世界と接続していない」という話をしましたが、実は、「世界も日本の情報と接続できない」ということが起きていて、ヨーロッパでは、4月6日からYahooジャパンが見れなくなっています。

Yahooジャパンといえば、芸能ニュースなんかがたくさん出ていますが、要するに、「ヨーロッパでは日本の芸能ニュースを仕入れる術が減っちゃった」という感じです。

たまにありません?

海外から帰ってきた知り合いとかが「日本の芸能のこと、よく分からない」とか言って、海外マウントをかましてくること。


あれは別に海外風を吹かせているわけではなくて、本当に調べる術がなかなか無いんです。

僕らがギリシャの芸能ニュースを知らない感じです。

なので、思っている以上に、今の日本と海外の間には太い川が流れていると思った方がいいかもです。


戦争の影響で、今、日本からヨーロッパはメチャクチャ遠い


そんなこんなで、僕は今、ドバイ経由で、ドイツに来ています。

映画祭で招待されたので、半ば強引にスケジュールを切ってきましたが、スケジュールの半分は現地のオンラインサロンメンバーさんとの飲み会です。

ドイツにお友達がいらっしゃったら、5日(金)のシュトゥットガルト映画祭の舞台挨拶に出てますので、是非、お声がけください。

舞台挨拶終わりは、シュトゥットガルトの酒場で呑んだくれています。


ちなみに、「海外って、今、どんな感じなの?」という話なので、ここも触れておいた方がいいですね。

今、ロシアとウクライナで戦争が起きているので、日本からドイツに飛ぶ時は、かなり迂回しないといけません。

「ん? ドイツって日本の左上の方だから、ロシアの上空は通らなくね?」とついつい思っちゃいますが、僕らがよく見ている世界地図は、地球を強引に平面に引き伸ばしたもので、地球はそもそも丸いから、日本からドイツを結ぶと、ガンガン、ロシア上空を通過するんです。

なので、今回、僕は、一旦、ドバイに飛んで、そこからドイツに向かいました。

ドバイまでが12時間チョイで、乗り換えに3時間チョイ、ドバイからドイツまでが6時間チョイなので、移動に、ほぼ丸一日かかります。


今、ヨーロッパ、メチャクチャ遠いんです。

戦争の影響がここまで出ているんですね。


「withコロナに向かっている」海外の実際


さて。

やっぱり、この時期、気になるのは「コロナ」のことだと思います。

日本のメディアでも「海外は、withコロナに向かっている」という情報は入ってきますが、実際のところはどうなの?と。

「今の1次情報を頂戴よ」というところだと思います。

まず、出国に関していうと、同席したスタッフは「ファイザー」という日本で認可されているワクチンを2発打っていて、認可されているワクチンを二発打ってると、出国の際のPCR検査の「陰性証明証」が必要ありません。

僕は、「ファイザー」と、そして日本では認可されていない「J&J」をそれぞれ一発ずつ打っていて、これは合わせ技一本とはならないらしく、「陰性証明証」が必要になります。

なので、荷物をまとめて、スケジュールも切って、航空チケットをとっていても、出国前のPCR検査で「陽性」反応が出ると、全てキャンセルになります。

ワクチンを打つ打たないは自己判断ですが、「2回、3回打っていると、いろんなものが免除される」というのは実際にあります。

直前のキャンセルになるので、金銭的にはかなり痛手ですね。

これを恐れてワクチンを打っている人は少なくありません。


そんなこんなで、ドイツの状況ですけども、もう盛り上がっています。

というか日常を取り戻しています。

昨日は映画祭の開会式があって、そういう場所や電車ではマスクをつけている人もいますが、街中では誰もマスクをつけていないですね。

機内の緊張感も、1年前は「一言も喋るな!」みたいな感じでしたけど、もう、そんなのはありません。

空港のお店が軒並み閉まっているのは成田空港だけで、ドバイの空港もドイツの空港もガンガン開いています。

ちなみに、海外から日本に戻ってきた時は空港でPCR検査&隔離生活がありますが、日本から海外に行く時は、そういうのはありません。

すんなり入国できますし、その日から出歩けます。

日本に来る海外観光客が激減している理由は、「コロナ」というよりも、厳密にいうと「日本のコロナ対策」が大きいのかなと思います。

「陰性か陽性かよく分からない人が街をスイスイ歩いているのに、検査で陰性が証明された人が隔離生活を送らされるってどういうこと?」というのが海外を飛び回っている人達が日本のルールに抱いている疑問です。

駆け足になりましたが、コロナ禍の海外はこんな感じです。


あと、データに基づいたものではなく、僕の肌感なので、話半分で聞いていただきたいのですが、コロナ関係なく、ここ数年、海外の日本人向けのサービスが減ったように感じます。

まぁ、日本人留学生や日本人観光客が減ったんだと思いますが、気を張っていないと、日本はどんどん遥か遠くの島国になってしまうような気がしてなりません。

それはそれで見てみたかったり、見たくなかったり、ちょっと複雑なところです。

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