見出し画像

キンコン西野って普段は何してるの?

このnoteは2020年7月17日のvoicyの音源、『西野亮廣ブログ』の内容をもとに作成したものです。
voicyの提供:妻ゆきよと息子ゆうを好きでたまらない神戸市北区の畜産家・なかひがしまさきさん


どうも。キングコングの西野亮廣です。

お笑い芸人をしたり、絵本作家をしたり、国内最大のオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』の運営をしたりしております。

今日は、
「キンコン西野って普段は何してるの?」
というテーマでお話しします。


たまにしかメディアに出て来ないので、「キングコング西野が何をしているか?」という部分がちょっと見えてこないと思うのですが、(ほぼニートではあるのですが)毎日せっせとエンタメを作っています。

僕らはチームで動いていて、僕が担当している仕事で言うと…まずは映画「えんとつ町のプペル」ですね。こちらは今年の12月公開に向けて、制作が佳境に入っております。

すでに予告編とかもできていて、もう、ビックリするぐらいメチャクチャいい感じになっているので、乞うご期待です。

そして、これまた12月発売に向けて、絵本最新作『みにくいマルコ ~えんとつ町に咲いた花~』を作っています。

画像1

こちらは、『えんとつ町のプペル』から3年後の「えんとつ町」の物語です。
主人公は、「えんとつ町」の見世物小屋で働くモンスター「マルコ」です。この見世物小屋の名前が「天才万博」というんですけども、実は自分たちが何年も前から仕掛けているイベントの名前でして、このあたりから、現実とファンタジーが絡まってきます。

画像2

ちなみに、映画『えんとつ町のプペル』に出てくるスナックの名前が『CANDY』というんですけども、これも僕らが実際に作っている店です。

画像3

この調子で、最終的には、現実とファンタジーの境界線を曖昧にしようと思っています。

あと、制作を進めているのが、来年、そして再来年発売となる絵本で、3冊同時に進めていて、うち2冊はコラボです。
僕がストーリーを担当して、イラスト監督を、それぞれ別の方にお願いしています。

いずれも国内外で活躍されているアーティストさんで、ものすごいものが仕上がってくると思います。
3冊のうちの1冊は、僕が絵とストーリーの両方を担当していて、こちらのタイトルが『夢幻鉄道』といいます。

同じ名前の駅が台湾にあるのですが、それとは、特に関係はないです(^o^)

この『夢幻鉄道』は、『えんとつ町のプペル』プロジェクトの次に始まるシリーズもので、第1弾、第2弾、第3弾…と続きます。
すでに主題歌は完成していて、サロンメンバーさんがカバーして、YouTubeにアップしてくださっているので、お時間ある時にでも聴いてください。

あと、今、肝入りで進めているプロジェクトとしては、人形劇を作っています。
これはもう、ほぼ僕の趣味のようなものなのですが、『えんとつ町のプペル』の造形や、若干、薄暗い世界観のイチイチが、人形劇と相性が良さそうだと思って、今、せっせと作っています。

こちらは20分ぐらいの短い作品となっていて、開催するコストがあまりかからないので、要するに、お客さんをたくさん呼ばなくても運営し続けられるので、コロナ時代にはピッタリだと思います。

画像4

あと、どういうわけか、トイレットペーパーの開発をしています(笑)

向こう300年ぐらい続くエンタメを作る為には、インフラを押さえておかなくちゃいけないなぁと思って、人間が生きる以上、ウンコは出続けるわけですから、そこを押さえよう、と。

トイレットペーパーの売り上げの一部で絵本が買われて、その絵本が国内外の子供達に寄付され続けるようにシステムを組んでいます。

同じような建て付けで、美容室も作ってます。

人間が生きる以上、髪は伸び続けるので。こちらも売り上げの一部で絵本が買われて、国内外の子供達に寄付されます。

作品の売り上げで次の作品を作っているようでは世界はとれなくて、「インフラを押さえないと世界はとれないし、300年続くエンターテイメントは作れない」というのが、ここ最近の僕の結論です。

他には小説を書いていたり、あと、僕を特集した本が映画公開に合わせて出ます。

僕がやっているのは、それぐらいかなぁ。

で、冒頭申し上げたとおり、僕らはチームで動いておりまして、ウチの若手スタッフが担当している仕事でいうと、まずは、ブロードウェイミュージカル『Poupelle of Chimney Town』です。

この作品に関して、僕がタッチしているのは脚本だけで、あとは、あとはウチの分けてスタッフと、サロンメンバーで元・劇団四季の小野さんが旗を振って、せっせと作っています。

昨日、台本の読み合わせがあったのですが、メチャクチャいい感じです。

こちらはサロンメンバーさんの挑戦ですし、なによりも「日本人がブロードウェイでミュージカルを作る」という大きな挑戦なので、オンラインサロンの方からも毎月50万年ずつ支援させてもらっています。

あとは、その若手スタッフが指揮をとって、とある国でゴミ処理場も作っています。

これも「インフラを押さえる」の一環です。

すっごい海が綺麗な小さな小さな国なんですけども、ゴミ処理施設がない為、「このままだと土壌が汚染されて、海が汚れてしまう」と現地の方が困っていたので、「じゃあ、僕が作ります」と言って、後輩に丸投げした形です(笑)

海外案件でいうと、ラオスという国に小学校を寄付したのですが、「教育」も必要ですが、「雇用」も必要なので、その小学校を出た子達が働ける場所も作っています。

こちらも、若手スタッフの仕事ですね。

エンタメを提供するチームとして、世界の貧困問題とはキチンと向き合っていく所存です。

あとは、『えんとつ町のプペルVR』の開発も進めています。

去年、サロンメンバーさんが作ってくださった奴があったのですが、「それの新作を本腰を入れて作ろう」という話になり、若手スタッフが指揮をとって、やってくれています。

こちらに関しては、僕は本当にノータッチです。どんなものが上がってくるかわかりません。
一方で、まとまった予算が必要なことは分かっているので、ここに関する打ち手については、今日のサロンで爆弾を落としてみます。乞うご期待です。

あとは、コーヒーショップとレンタル会議室の運営。
レンタル会議室は、キングコングのYouTubeチャンネルに出てくるところです。

自分も夜な夜なここで仕事をしていたりしまして、宣伝になっちゃいますが、集中できるので、結構オススメです。

あとは、被災地支援をしたり、全国に自動販売機を作ったり、これは、どうしても時間がかかっちゃいますが美術館建設。

あとは、サロンメンバーさんが宿泊施設を作ってくれたり、「プペルバス」という名の移動式個展を走らせていたり、ナンジャカンジャやってます。

画像8

で、僕がコッソリとスタートさせているのが、これはフィリピンですが、移動遊園地ですね。
人生に一度は「移動遊園地」を作っておきたいので、やってみます。
ザッとですが、こんな感じです。

あまり人前に露出していなくてオワコン感が半端ないですが、皆様に楽しんでいただけるようなプロジェクトを一生懸命やっておりますので、今後とも宜しくお願いします。


というわけで、
「キンコン西野って普段は何してるの?」
というテーマでお話しさせていただきました。

それでは、素敵な1日をお過ごしください。西野亮廣でした。

※オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』では、毎日、議論&実験&作品制作&Webサービスの開発&美術館建設を進めています。
んでもって、ビジネス書に掲載するレベルのコラムを毎朝投稿しています。
興味がある方はコチラ↓



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?