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ダイエットの続け方 by キンコン西野

このnoteは2019年11月30日のvoicyの内容を文字起こししたものです。
voicyの提供:藤井 陽子さん

おはようございます。キングコングの西野亮廣です。

お笑い芸人をしたり、絵本作家をしたり、国内最大のオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』の運営をしたりしております。

人は弱い

今朝はですね、
「ダイエットの続け方」
というテーマでお話します。

ビックリされるんですが、
僕は体質でいうと太りやすい体質で、
家系的にもデブ家系なんです。

姉ちゃんとかは、いまでこそ痩せていますが、
子どもの頃は肥満教室からスカウトかかったくらい。
弟も太っているし。
けっこうデブ家系なんですよ。

御多分に洩れず、
僕もけっこう太りやすい体質である、と。

なので、ダイエットはずっと続けているんですね。
この世界に入ってから体重を変えないって決めたので。
かれこれ20年くらいダイエットを続けているんですけど。

今日の話はダイエットに限った話ではないんですが、
いちばんわかりやすいのでダイエットを例えとしてあげて話します。

むずいじゃないですか。ダイエット続けるの。

努力は続かない
っていう前提から考えていくんですが、

人はラクをしたがる。
僕も、あなたも、基本的には。

3日に1回ジョギングするのと、
毎日ジョギングするの、
どっちがラクだと思いますか?

答えは、
毎日ジョギングするほうがラクで。
理由は、毎日しなきゃいけないから。
変なこと言ってるようだけど。

3日に1回だと、
今日はジョギングに行かなくてもいい
っていう誘惑に、3日に1回は打ち勝たなくてはいけない。

サボってもいい
っていう選択肢がある中、
サボらない
を選ぶのはなかなかむずかしい。

何もない状態で断食するのと、
隣にハンバーグを置いた状態で、
手を伸ばしたらハンバーグ食べれますよって状態で断食するのでは、
当然、隣にハンバーグ置いた状態で断食するほうがむずかしい。

ハンバーグさえなければ、断食はもうちょっとラクだった
ってことですよね。

退路を立つ
っていうと急にマッチョに聞こえるんだけど、
誘惑に打ち勝たなくてもいい環境をつくってラクをさせてあげる
っていう風に自分を努力するほうにもっていくってことですね。

基本的に、

人はラクをしたがる。
人は弱いものである。

っていうところから設計していくんですが、

これは別に、ダイエットだけの話ではなくて。

僕は毎日続けているものっていっぱいあるんですね。

ジョギングする、
Voicyの配信、
ブログ書く、
オンラインサロンの記事投稿。

だいたい午前中にこの4つ終わらせるんですけど、
これ毎日やってるんですね。
3日に1回だと続かないんですよ。

「今日はやらなくていいか」
って誘惑がぜったいやってくるし、
僕はその誘惑に勝てないんですよ。

なので、毎日するようにしてしまったほうがラクだ
っていうことですよね。

努力する自分を作るときの設計として
けっこうな人がここを間違っていて。

「最初やりすぎると続かないから」
みたいなことでジョギングは週に1回だ、とか
ブログは週に1回だ、とかやっちゃうんですが、

週に1回の努力を続けるって超人的で、
ほとんどやらなくていいんだよ?週に1回ってことは。
「明日でいっか」って先延ばしすることは簡単なんですよ。

やっぱ週に1回を続けるってむずかしいので、
基本的には毎日したほうがラク。

先ほどの話になりますが、
誘惑に打ち勝たなくても環境をつくってラクをさせてあげる。

ダイエットの続け方、努力の続け方
はむちゃくちゃ変なこと言うようだけど、

毎日、努力をする

ってことです。
こっちのほうがラクです。

だまされたと思って1回ペースをあげてみて、
毎日、1週間でいいからやってみてください。

というわけで、今朝は、
「ダイエットの続け方」
というテーマでお話させていただきました。

それでは、素敵な1日をお過ごしさい。西野亮廣でした。


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