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メンターの正しい選び方 byキンコン西野

このnoteは2020年11月1日のvoicyの音源、『西野亮廣ブログ』の内容をもとに作成したものです。
voicyの提供:パスタが大好きたちばなひろき さん

どうも。キングコングの西野亮廣です。

お笑い芸人をしたり、絵本作家をしたり、国内最大のオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』の運営をしたりしております。

今日は、
「メンターの正しい選び方」
というテーマでお話しします。

昨日は大変な一日でした。

朝に、映画『えんとつ町のプペル』のオープニング主題歌(@HYDEさん)のミュージックビデオが公開したのですが、公開と同時にお客様は勿論のこと、関係者サイドもザワつきまして……いろんな連絡をいただきました。

【ドラマ編】

【ダンス編】

端的に言うと、「とんでもねぇな!」ということでして、エンターテイメントに携わっている人が、あれをほっておくわけないんですね。

夜には緊急会議(という名の飲み会)が開かれて、そのままスタッフの皆で実花さんに行き、今後の作戦を立てました。

また、皆様の度肝を抜くような面白いものをご提供できるかもしれません。

結局、朝から晩まで仕事で走り回ったのですが、唯一やった「ハロウインっぽいこと」は、午後におこなった「撮影会」です。

スクリーンショット 2020-11-07 16.10.00

プペルの本気の仮装をした西野と一緒に記念撮影ができるという限定200組の(コスプレ)撮影会なのですが、なんかファミリーで来てくださる方も本当に多くて、すっごい楽しかったんです。

コロナになって、ああいったリアルイベントって減っちゃったんですけど、「撮影会」だと、チケットを販売する段階から、お客さんの集合時間を分けることができて、かつ、1組1組ですから、蜜を避けれるんですね。

限られた人数ですので、勿論、受付で全員、消毒&検温することもできる。

スクリーンショット 2020-11-07 16.11.48

この形のリアルイベントっていいなぁと思いまして、今朝、サロンの方に「ちなみにハロウィンじゃなくても、今回のようなコスプレ撮影会の需要ってあります?」と聞いたところ……「行きたい!」という声をたくさん頂戴しました。

というわけで、本日の二日酔いが片付き次第、準備に取り掛かって、「コスプレ撮影会 第2弾」を秒速で実現します。お楽しみに。


あと、ご報告としましては、クラウドファンディング「SILKHAT」内で募集しております『西野亮廣オンライン講演会 ~マーケティング講座【上級編】~』の受講者が3100名を突破しました。

(※参加はコチラから↓)

こちらはタイトルそのまま、西野亮廣が手加減抜きで、自身のマーケティング事例を交えながら、お話しする会です。

経営者さんや個人事業主さんクリエイターさんは必見です。もったいぶらずに、トコトン喋ります。
宜しくお願い致します。

そんなこんなで今日の本題は、冒頭お伝えした「近況報告」と繋がる話なのですが……

実は『コスプレ撮影会』にしても、『西野亮廣オンライン講演会 ~マーケティング講座【上級編】~』にしても、どちらも映画『えんとつ町のプペル』の販促活動なんです。

『コスプレ撮影会』には前売りチケットが5枚、『西野亮廣オンライン講演会 ~マーケティング講座【上級編】~』にはオンライン前売り券が3枚ついてきます。

いわゆる「特典付きチケット」なのですが、これは映画だと、よくある手法で『鬼滅の刃』だと、たしか450万人に単行本が付いてきたり、『ポケモン』とかも、そういうのありますよね。

一人でも多くの方に映画館に足を運んでもらう為に、皆、あの手この手を繰り出しています。

僕らのような小さなチームは、付けられる特典があまりなくて、特典となると、どうしても「西野が稼働する何か」がメインになってくるんですね。

ドブ板営業は得意なので、そんなのは望むところですが、ただ、当初は、『コスプレ撮影会』も、『西野亮廣オンライン講演会 ~マーケティング講座【上級編】~』もやる予定ではなかったんです。

当初は、全国の映画館を行脚して、各映画館で映画『えんとつ町のプペル』のストーリーを喋って、その出口で、チケットを手売りする予定だったのですが……コロナでその計画が全て白紙になりました。

映画館は50箇所回る予定で、仮に、各映画館の出口でチケットが200枚売れたとしたら、200枚×50個所で、1万枚の前売りチケットがそこで捌けていた。

それがコロナで白紙になっちゃったわけですが、でも、よくよく考えてみてください。

コロナで映画館を回るイベントができなくなって、その代わりの打ち手として出した、たとえば今回の『西野亮廣オンライン講演会 ~マーケティング講座【上級編】~』には前売りチケットが3枚付いていて、今の時点で3100名の受講者が決まっています。

この時点で、9300枚の前売り券が売れているわけですね。

映画館を回るイベントは1年がかり。
一方、『西野亮廣オンライン講演会 ~マーケティング講座【上級編】~』は、90分程度です。

「コロナでやれなくなった代わりに」という施策は、この他にもたくさん打っていて、(変な言い回しですが)あのままコロナがなかったら、映画『えんとつ町のプペル』の前売りチケットは、今の10分の1も売れていなかった。


何が言いたいかというと、月並みですが、問題が起きてしまうことは大して重要ではなくて、その問題に対して、どう対処するかが重要だということです。

そして、その対処する力となるのは何かというと、「天才的なひらめき」などではなく、『知識』です。

クラウドファンディング、オンラインサロン、それらのハンドリングの知識がないと、対処法の選択肢が減る。

選択肢の欠乏は「焦り」を生み、焦りは判断ミスを生んでしまうので、とにもかくにも必要なのは『知識』です。

こういう局面では、「才能」なんて、何の役にも立ちません。

そんなこんなで、「『西野亮廣オンライン講演会 ~マーケティング講座【上級編】~』に是非」という告知をブチ込んでみるわけですが、勿論、僕の講演会だけじゃなくてね、他にもたくさんの人から知識を吸収した方がいいと思います。

じゃあ、「そういうことを教えてくれる人をどこで選ぶか?」という問題になってくると思うのですが、これはあくまで僕の選び方になりますが、「今現在、売れているモノを持っている人」がイイと思います。

「売れているモノ」の線引きは、その人本人が「これだけ売れています」と言っているものではなくて、「第3者が『売れている』と認識しているモノ」です。

自分で言う分には、数字なんて、いくらでも盛れるんで。
自称数字は参考数字にしない方がイイ。

あと、現在進行形のヒット商品を持っていない人の知識は、現在進行形のヒット商品を持っていない人の知識からの引用なので、ちょっと遅いです。

あんまり使いものにならない。

昨日、YouTubeで隔週で配信している「スナック西野」にメガネブランドのOWNDAYS代表の田中さんに来ていただいたのですが、田中さんの話とかは「ヒット事業を生み出している現場の話」なので、メチャクチャ勉強になります。

やっぱ、そういう現役プレイヤーから学ぶのが一番イイと思います。


今日は「メンターの正しい選び方」について、お話しさせていただきました。

それでは、素敵な1日をお過ごしください。西野亮廣でした。


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2020年12月25日公開!
映画『えんとつ町のプペル』

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