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「混ぜないインターネット」について

このnoteは2020年5月11日のオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』への投稿をもとに作成しています。

おはようございます。
相方の炎上に対して、『手紙を朗読する』というセーフティーネットが完成したキングコングの西野亮廣です。

さて。
今朝は『混ぜないインターネット』について、お話ししたいと思います。

西野亮廣エンタメ研究所では『県人会』という各都道府県ごとのFacebookグループがあります。
(※このnoteの一番最後にリンクを貼ってあります↓)

ちなみに今、大阪の県人会を覗いてみたところ、「給与25万円以上(賞与アリ)」という条件で正社員・パートを2~3名募集されている会社の方からの投稿がありました。

このように『県人会』は「お仕事探し」の場所としても機能していて、かつ、災害時のセーフティーネットとしても機能しています。

『県人会』が、お仕事探しの場所や、災害時のセーフティーネットとして機能している理由について整理しておきたいのですが、これはシンプルに「人数がいるから」です。

大阪の県人会には「約2000人」のサロンメンバーが在籍しているのですが、これが「3人」とかだと、お仕事のマッチングは成立しませんし、災害時のセーフティーネットとしても機能しません。
「同じ県に住んでいるサロンメンバーの店に行ってみよう」と思っても、人数が少なかったら、「サロンメンバーの店まで、車で4時間」ということがありえてしまうので、集客装置としても機能しません。

オンラインサロンの人数が増えれば増えるほど、『県人会』の価値が高まり、サロンメンバーにとっての便益が増えていく感じになっちゃっているのですが、これを『ネットワーク効果』といいます。

身近な例でいうと、『LINE』の利用者が増えれば増えるほど、『LINE』が便利になっちゃうやつです。
(※LINEの利用者が世界に1人しかいなかったら、LINEを使わない)

現在、西野亮廣エンタメ研究所の会員数は「5万7000人」となっており、いよいよ『ネットワーク効果』に手が掛かっております。

要するに、サロンメンバーが月額1000円で受け取れるサービスが「西野亮廣のメルマガ」だけではなくなってきていて、今だと、「災害保険」的なサービスも乗っかってきています。

面白いのが、この「5万7000人」は、もともと利便性で集まったわけではなく、西野亮廣の世界観(意味)に集まった人達なので、SoftBankさんや、DMMさんや、楽天さんが、大金をブチ込んで同じことをやっても再現できないところです。

『絵本作家』『挑戦を続ける人』というのが、ここで大きく効いています。

現在、レターポットという変態サービスの中にコッソリと入っている「サロンメンバーのお店の地図」の使い勝手を良くして(※レターポットはサロンメンバー限定の地図サービスに針を振った方がいいと思う)、キチンと機能させれば、かなり面白い未来になると思います。

んでもって「サロンマップ」の開発は、僕ではなくて、第2世代(新入社員やインターン生)の仕事だと思うので、丸投げしてみます。
開発にはウン千万円かかると思いますが、絶対にやった方がいい。

混ぜないインターネット

そんな中、ここ最近、強く感じることがあります。

それは「インターネットによって世界は繋がり、情報がシェアされているハズなのに、”一部の人間”との情報格差が広がっている」ということです。

この「一部の人間」というのは、情報の良し悪しを「内容」で判断するのではなく、「人」で判断してしまう人達のことです。

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