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【「副音声上映」に行ってきた】byキンコン西野

このnoteは2021年1月23日のvoicyの音源、『西野亮廣ブログ』の内容をもとに作成したものです。
voicyの提供:たなおかりゅうた さん

どうも。キングコングの西野亮廣です。

お笑い芸人をしたり、絵本作家をしたり、国内最大のオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』の運営をしたりしております。


本題に入る前に近況報告をさせてください。

聞くところによると、大阪の「TOHOシネマズ梅田」で上映中の『映画 えんとつ町のプペル』が今日から、一番大きなスクリーン「スクリーン1」で上映されるそうなんです。

僕もTOHOシネマズ梅田の「スクリーン1」には一度行ったことがあるのですが、とにかくバカでかい。

で、そんなところで『プペル』が観れるチャンスって、そうそう無いわけじゃないですか?

僕は数時間前に、そのことを聞いたのですが……そんなことを聞いちゃうと、いてもたってもいられなくなりまして、ついさっき、本日(1月23日)のTOHOシネマズ梅田のチケットを取っちゃいました。

18時10分の回の『映画 えんとつ町のプペル』です。

というわけで、急遽、僕は、このあと新幹線に乗って、大阪に向かいます。

関西界隈の方で、今日の夕方に時間が空いている方がいらっしゃったら、是非、18時10分の回の『映画 えんとつ町のプペル』(@TOHOシネマズ梅田)にお越しください。

感染症対策の為、握手をしたり、写真を撮ったり、サインをしたり、お手紙を受け取ったり、お喋りをしたりすることはできませんが、同じ客席で、全力で会釈させていただきます。

ちなみに明日(24日)は、TOHOシネマズ六本木ヒルズで、「12時45分の回」と「17時50分の回」の『映画 えんとつ町のプペル』を客席で観ます。

お時間合う方は是非、ご参加ください。
ここでも全力で会釈させていただきます。

さて、そんなこんなで本題です。

今、『映画 えんとつ町のプペル』の副音声上映というのをやっているんです。

「映画の副音声」って、あまり馴染みがないので、あらためて説明させていただきますね。これ、「HELLO MOVIE」というアプリなんですけど、これが凄くて、スマホが映画のスクリーンから出る音を拾って、それに合わせて、アプリからイヤフォンを通じて音が出るんです。

もともとは目や耳が不自由な方に映画を楽しんでいただくサービスでもあるらしいのですが、その中に「コメンタリー」の枠もあって、そこで、『映画 えんとつ町のプペル』の副音声を原作・脚本・製作総指揮の僕が、製作の裏話とか、脚本の裏設定を喋ってるんです。

で、実は、この副音声の録音が、映画公開前の超絶バッタバタの時に、しかも早朝におこなわれたんです。
なので、僕自身、何を喋ったか全然覚えてなかったのですが、なんか、やたらと評判が良いので、気になっちゃって、昨日、副音声上映を体験してきました。
¥自分の副音声を聴くために時間とお金を払ったわけです。

結論から申し上げますと、「副音声の西野、メッチャ喋る」

僕的には、もっとポイントポイントで喋っていると思っていたのですが、映画は100分間なんですけども、99分40秒ぐらい喋ってます。
エンドロール中も、歌詞の意味とかを喋ってます。
あと、さすがプロの芸人。

喋るのが上手いww

エンドロールの終わりと同時に、キッチリと話を締めてました。
思わず拍手しかけたもん(笑)。

今後も、いろんな作品で「副音声上映」は増えていくと思うんですよ。
ただ、よくよく考えてみたのですが、『映画 えんとつ町のプペル』の「副音声上映」の西野亮廣は条件が整いまくっていて、原作者の目線から喋れて、脚本家の目線から喋れて、製作総指揮の目線から喋れて、エンディングソングの作詞作曲者からの目線から喋れて、かつ、芸人だからお喋りが上手い。

「原作者の目線から喋れるけども、お喋りが苦手な人」とかが普通にいるわけですが、西野に関しましては、そのあたりの能力を全部、コンプリートしておりまして、映画の副音声をさせたら、どうやらピカイチなんです。

もう自画自賛なんですが、とっても面白かったです。


これ。是非、皆様にも体験していただきたいのですが、これからやられる方に、今日は、副音声上映経験者の僕の方から「こうした方がいいと思いますよ」というアドバイスを【3つ】させていただきたいと思います。

まず1つ目は、これは絶対に押さえておいていただきたいのですが、「音漏れしていないかどうかのチェック」は事前に、必ずしておいてください。

隣の席の人のイヤホンから、ず〜っと音が漏れていたら、地獄ですよね?
ガッツリとしてヘッドフォンでも意外と音漏れしている場合があるので、そこは本当に気をつけてください。

で、これ、上映前のスタンバイ時に、「まもなく上映が始まります」的なアナウンスがループで流れるんです。

そのアナウンスの声のボリュームが、西野の声のボリュームと同等なので、そのタイミングで、一回、耳からイヤフォンを取って、音が漏れていないかチェックしてみてください。

そして、2つめです。
副音声上映をする時は、絶対に後ろの方の席をとった方がいいです。

僕は昨日、一番後ろの席だったのですが、音のバランスがちょうど良かったです。
これ、最前列とかだと、スクリーンから出る大きな音と、副音声がバッティングするので、聞けないことはないですが、少し難易度が高くなると思います。
可能であれば、後ろの席に座られることをオススメします。

そして、3つ目です。
以前、「1回目は純粋に作品を楽しんでいただきたいので、副音声上映は2回目以降にしてください」というお話をさせていただいたのですが、昨日、確信しました。

3回目以降の方がいいと思います。

……というのも、先ほども申し上げましたが、副音声の西野はメチャクチャ喋るんです。
こんなこと言うとアレですが、ルビッチとプペルよりも喋ってます。

「映画の内容も楽しみながら、副音声も楽しむ」みたいなことを期待している方が多いと思うのですが、今回に関してはラーメンと焼肉が一緒に出てくるようなものなので、どっちか諦めなきゃいけないんです(笑)

なので、副音声を楽しまれる方は、「ストーリーも、おおよその台詞も全部入っている」という状態で、「ラーメンの味はもう知ってます。今日は焼肉に集中します」という状態で、試合に臨まれるのが一番いいと思います。
副音声を提供しているヤツが、こんなことを言うのもアレですが、両方同時に食べれると思わないでください。

もう一度言います。副音声の西野はメチャクチャ喋ります。反省しています。

というわけで、「副音声付き上映」も好評の『映画 えんとつ町のプペル』を今後とも宜しくお願いいたします。


では、大阪の皆様、のちほど!(※18時10分の回です)



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