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「いま、それぞれの居場所から」投げ銭チャリティ寄付先一覧

筆者は遠藤忍です。この記事は、オンラインイベント「いま、それぞれの居場所から」にご参加いただいた方にご覧いただいています。イベントの詳細は以下のリンクを押下してご覧ください。

イベント参加、ありがとうございました。この記事はまだ始まってもいないタイミングで書いていますが、きっと皆さんにご満足いただけるものになったと思います。すでに開催前から、主催者は大満足です。

今回は、主催者の誕生日にかこつけて、「私に誕プレはいらないから、おめでとうと投げ銭をちょうだい。それを寄付にあてるから」というのを当初からイベントの構想に入れ込んでいます。ただしここには穴があって、現役の公立中学校教員(常勤講師)である以上、副業ができないため私の懐に投げ銭が入ってくるのは避けなければいけません。

そこで今回、このnoteアカウントをイベントに協力してくださった林さんという方に所持していただき、【クリエイターサポート機能】を使って投げ銭を受け付ける形にしました。私・遠藤のもとにはお金は入らない仕組みです。クリエイターサポート機能の詳細は以下から。

では、ここからはその【クリエイターサポート機能】を使って頂戴した「投げ銭」を、どこに配分していくかについてご紹介します。

①認定NPO法人Teach For Japan

「教室から世界を変える」を掲げるこの団体は、何を隠そう私を教員として福岡・筑豊の地にマッチングした団体です。教育に困難を抱える地域に、教育に志のある人を、その人の社会人経験の有無や、教員免許の有無にかかわらずマッチングしていき、いち教員として現場で奮闘しながらソーシャルインパクトを起こしていこうとしている団体です。

この団体に寄付がいくということは、つまり私に対して、直接的な現金支援ではなく、研修の受講やサポートを受ける形で価値が還元されることにつながります。もとより、私みたいな人間を、今後にわたって・全国に輩出していくということにもつながります。近い未来に、100名単位の「TFJ教員」が日本全国に派遣されるためにも、ここを寄付先にしたいと思います。

②NPO法人じぶん未来クラブ - ヤングアメリカンズクラウドファンディング

私が大学生だった頃に関与していたことがある、表現教育を中心としたワークショップ活動「ヤングアメリカンズ」。TFJの先輩でありながら大学の後輩でもある、増永という元教員が、福岡・筑豊の地にこの活動を持ち込みました。私も、かつて関わったことのある一員として、この「ヤングアメリカンズ」を地域に根差す取り組みに関与しています。

表現することのよろこびや、自分が自分のままでいいと受け入れることの大事さを、日本全国の多くの子どもたちに伝えてきた「ヤングアメリカンズ」が、このコロナ禍により活動継続が困難に。それを救うためのクラウドファンディングを実施中で、当然私も関与しています。ここに寄付することは、筑豊の地で起きた、教育にまつわる奇跡を継続させていく力になります。

③一般社団法人Unicul Laboratory

「Session2: 学校と社会をなめらかに」の登壇者・永野あきほさんが共同代表理事を務める団体です。「一生使える将来の描き方」を身に付けるワークショップ形式のキャリア教育プログラム"Queque"を機軸に、長野県の伊那谷地域や福島県の会津若松市などで、「未来を描き、切り拓くチカラ」を届ける活動をしています。

何度かこの団体の実施するイベントに足を運んだことが、今回の永野さんに登壇をしてもらうことにつながりました。すでに様々な活動実績があるという点で信頼に足る団体であることもさることながら、やはり今回登壇してもらった以上、その分活動に還元されるようになって欲しいという願いも込めて、寄付先リストに入れました。

④NPO法人D×P

「Session2: 学校と社会をなめらかに」の登壇者・植田啓生さんからリクエストをもらった団体(その1)です。教育に関係する活動に携わっている人であれば、名前を聞いたことがあるかもしれない団体の一つだと思います。このコロナ禍における「学びの保証」の文脈でも、たびたびネットで露出をしています。

生きづらさを抱えた10代が多く集まる通信制・定時制高校で「人とのつながり」をつくり、卒業後も自分らしく生きていけるように、進路や就職に関するサポートを行って「いきるシゴト」を一緒に考える取り組みを行っています。代表の今井さんはイラク人質事件の当事者として、帰国後にひきこもりになるという体験の持ち主。だからこそ取り組める活動だと思っています。

⑤NPO法人3keys

こちらも「Session2: 学校と社会をなめらかに」の登壇者・植田啓生さんからリクエストをもらった団体(その2)です。ここもまた、教育NPO界隈では名前をよく聞く団体だったりします。児童養護施設や母子生活支援施設などで暮らす子どもたちに、学習ボランティアの派遣や放課後教室の運営をしている団体です。

代表の森山さんは、私は直接の面識はないものの、植田さん・僕と同学年にあたる、慶應義塾大学の同窓生にあたり、それもあって名前をよく耳にする方でした。いわゆる「社会的養護」を必要とする層の子どもたちは、実は私も接することが多くあり、地域柄や職業柄を含めて、他人事ではいられない問題だったりします。だからこそ、リストに入れる意義がありました。

⑥NPO法人les world

「Session3: 都会じゃないどこかで」の登壇者・及川真央さんからのリクエストをもらった団体です。かくいう及川さん本人も関与していた団体であり、彼の現在のチャレンジを後押しするきっかけにもなったように話を聞いています。それは、この団体の「世界にエンターテイメントを届ける」という活動によって視野が広がったから、なのでしょう。

団体代表が、途上国でストリートチルドレンに出会うところから話はスタートし、お金を渡すのではなく共にダンスを踊ることで何かが変わっていくかもしれないという可能性を感じたとのこと。以来、途上国でミュージカルを作るワークショップを進めているそうです。そのスピリットは前出の「ヤングアメリカンズ」のそれにも似ている気がします。

⑦NPO法人宮古島海の環境ネットワーク

「Session3: 都会じゃないどこかで」の登壇者・安部孝之さんからのリクエストをもらった団体です。ここへきて教育界隈じゃない団体。毛色が違うかもしれませんが、安部さんと以前語らった「ローカルだからこそ社会課題を身近に感じることができる」の一例に上がる「ビーチのゴミ問題」への清掃活動による対応をしている団体です。

見ると、冬の2ケ月間で1500立米のゴミが海岸に漂着し、また沖縄県全体に占める宮古島市の不法投棄ゴミ撤去量の割合がおよそ8~9割を占めるというから驚きです。それほどまでに、「社会問題」というラベルによって逆に深淵が見えづらくなっている課題に対して真正面から取り組む団体だからこそ、「ローカルと社会課題」を考える上で不可欠なのだと思います。

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団体はわかった。ならどう寄付するの?

寄付先団体をご覧いただいたのは、どんな団体に寄付されるかを知ってもらうためなのはもちろん、寄付先を選定してもらうためです。

今回は、皆さんに自由に投げ銭金額を設定していただけること・メッセージを受け付けて寄付先を選定できること、などの理由から一番使いやすかろうと思い、noteの【クリエイターサポート機能】を用いることにしました。

クリエイターサポート機能での「サポート」には、
・クレジットカード
・note.comへの会員登録
が必要になりますので、カードを持っていないとか、寄付したいけれど会員登録が面倒とか、そういう場合には、遠藤までご連絡ください。

会員登録後に「サポートをする」ボタンを押すと、こんな画面がでます。

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この画面から、寄付金額を自由に設定していただき、その後メッセージ欄に寄付先として選定した団体の番号を書いてください。また、番号が書かれた団体に対して、寄付額を均等配分することもできますし、個別の団体にいくらずつ、という指定もできます。なお、特段番号の指定がなければ、全団体に均等に割り振って行きます。

なお、寄付受付期間は6月末までとし、そこまでに集まった金額を、割り振り配分に基づいて各団体に寄付していきます。そのため、【6月中には】投げ銭を済ませていただけると幸いです。

何かあれば、Zoomリンクをお送りしたメールあてにご質問ください。

皆様からの暖かい寄付のお心づかい、よろしくお願いします
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