07.こっち側の世界

ちはやふるを読んだ。
読むと泣いちゃう漫画No. 1

努力とか成功とか挫折とか苦悩。
登場人物はいろんな状況に置かれて、
いろんなもがき方をしている。

その多様さがすごい。
共感してしまうキャラクターが必ずいる。

そしてそのキャラクターの理解者がいる。
ここがグッと来るポイントなんだと思う。

主人公の千早は言わずもがな、
みんなに応援されている。

クイーンの若宮詩暢はお母さんや、
YouTubeチーム、それに千早が。

周防名人には、須藤さんや太一がいる。

太一にも、千早以外の、
瑞沢かるた部のみんなの理解がある。
千早以外というのが本当に残酷だ。

太一の境遇を心配する花野菫。
そこが今回の泣いちゃうポイントだった。

なぜ泣いちゃいそうになったのか、
理由は自分でも明確にはわからない。

つらい境遇にある太一のことを、
わかってくれている人がいることに、
心が動かされたのかもしれない。

早くこっち側の世界でもそうなってほしい。
わかってくれる人がいると救われる。

わかってほしいし、
みんなのこともわかってあげたい。

読んでくださったあなたのことも、
わかりたいと思っています。

みんなに救いがありますように。