お金に働いてもらった感想(2)
大学の同級生の会社が2020年10月に株式を上場し、2021年3月に私は退職金でその会社の株式を300株買いました。個別の会社の株式を買うのは、20年ぶりです。私の買値は8000円ですが、実は最高値では7月に19000円を超えました。
そして、その会社が先日決算発表をしました。もちろん増収増益で事前の会社予想を上回る結果でしたが、アナリストの予想を下回ったという理由で、株価は1日で13%も下落しました。金額にすると1日で60万円くらい含み益が減りました。
普段はまめに株価をチェックしていないのですが、たまたまこの友達のインスタを見て、株価を見て、決算発表予定日を知ってしまったのが良くなかったです。人間って、欲深いですね。含み益が減ったとはいえ、置いておいただけで、下がったとは言え160万円も含み益があるのに、もっと下がったら嫌だと思って、株を売ろうとしましたからね。
結局、売ったらこの利益に対して税金が20%かかると自分に言い聞かして、取引時間中は株価を見ないようにしていました。次の日、止めておけばいいのに、朝、株価をチェックしてしまいました・・・・昨日に比べて少し上がっているものの、ほとんど値動きはありませんでした。
また、「売りたい」という感情が芽生えてきたのですが、この日はミーティングがたくさん入っていたので物理的に株価を見る時間がなく、含み益が減っていたら嫌だなあと思って、けっこう株価を気にしていました。
結局我慢できなくなって、取引終了10分前のまだ売ろうと思えば売れる時間に株価をチェックしてしまいました。なんと、株価は前日から12%も上昇しているではないですか!アンビリーバブル!ですよ。
こういうのをまさに一喜一憂というのでしょうね。この株式については結局はかなりの含み益があるので安心ですが、これが含み益が出ている状態から含み損が出る状態への下落局面だったら、気が気じゃないなあって思いました。そして、やはり、個別の株式を持つことは怖いなあ、お金に働いてもらうというより、ギャンブルだなあと思いました。