#054| 幼保連携型つきかげ認定こども園(社会福祉法人みのり福祉会)| 保育教諭 H.Nさん
こんにちは。えんみっけ!事務局です。
保育士インタビュー第54回は、兵庫県神戸市 幼保連携型つきかげ認定こども園 (社会福祉法人みのり福祉会) 保育教諭 H.Nさんにお話を伺いました。
―担当業務を教えてください。
1歳児クラスを担任しています。
入職2年目で、昨年度も1歳児クラスを担任していました。
1歳児クラスは15名の子どもたちを先輩保育教諭と看護師の職員3名で担当しています。
(入職してペースがつかめてきたなと感じたのはいつごろからですか?)
今も毎日があっという間なのですが、昨年度も1歳児クラスを受け持っていたこともあり、去年経験してやり方が分かっている状態で、2年目ということもありペースがつかめてきたといいますか、だいぶスムーズに考えられるようになったかなと思います。
―就活時、園見学は何園行きましたか?
3~4園だったと思います。
3回生の終わりごろから、大学のキャリアセンターの方に相談しながら大学の提携園を中心に幼稚園や認定こども園へ見学に行き就活を進めました。
「幼保連携型つきかげ認定こども園」は大学の提携園ではないのですが、園見学は行きしました。
―就活時、園を決めるうえで譲れないポイントはありましたか?
まず雰囲気を感じたかったので園見学に行き、自分がここで働いている姿が想像できるかを考えながら、行事や先生方の関わり方を見させていただきました。
「幼保連携型つきかげ認定こども園」は、建物も木のぬくもりを感じる温かい雰囲気がしましたし、先生方の雰囲気もあたたかく感じました。
(自宅から通いやすい場所・距離なども重視されましたか?)
そうですね。
初めは一人暮らしも視野に考えていたのですが、入職1年目から一人暮らしとなると慣れない場所で慣れない環境と二つが重なってしんどそうだなと思ったので、最終的には自宅から通える範囲で考えました。
いつかは一人暮らしもしたいなとは思っています。
―『幼保連携型つきかげ認定こども園』へ就職を決めた理由を教えてください。
大学のキャリアセンターで紹介してもらい園見学に行きました。
その際パンフレットといいますか資料で一年間の様子を見させていただきながら説明いただいたのですが、その時の子どもたちの様子がとても活き活きとしていて楽しそうで😄
私もここで子どもたちと一緒にいろいろな経験を楽しみたいなと思い決めました。
―『幼保連携型つきかげ認定こども園』の自慢を教えてください。
仏教園なので、仏様の教え(5つのお約束)、例えば食事の場面では、食べ物いただいているという感謝の気持ちを持つなど、何事にも感謝する気持ちを持ちながら、子どもたちが過ごしているのが一番の魅力だと思います。
(行事もたくさんありますね)
そうですね。
子どもたちの主体性に寄り添いながら、興味関心に合わせて展開していっているので、子どもたちがとても活き活きとしているところもいいところかなと思います。
(入職してから園児さんたちと一緒に楽しんだ行事をひとつ教えてください)
月に一度、お楽しみ会があったのですが、各クラス日々唄っている歌やダンス、頑張っている取り組み等を披露していました。
担当していた1歳児クラスの子は日頃クラスでやっている体操「エビカニクス」をみんなに見てもらったり、お兄さんお姉さんである幼児の姿を見て、やってみたいなという気持ちなども育まれていたと思うので良かったなと思いました。
―子どもの叱り方で気をつけていることがあったら教えてください。
いけないことをしてしまった時はきちんと言葉で丁寧に伝えていきながらも、子どもの気持ちを受け止め、寄り添って、なぜそのようなことをしてしまったのか、行動の意味やしてしまったことの意味を考えるようにしています。
してしまったことは保育室の環境や構成などが関わってくるかもしれないので、今後もそういう行動が起きないように、環境構成を見直すきっかけにもなると思っているので、今後の保育に活かせるように気を付けています。
(1歳児さんだと、まだ言葉で伝えても理解できない子もいらっしゃるかと思いますがその辺の難しさはありますか?)
そうですね。
すごく個人差が大きい歳なので、自分の言葉でちゃんと伝えてくれる子や言葉を理解している子もいれば、まだそこまで伝えられない子もいるので、子どもによっては絵カードを使って、例えば「バツ」とか「静かにする」など有効的に見せて伝えるようにしています。
絵カードは、今年一緒に1歳児を担任している先輩保育教諭が、「絵カードがあった方が分かりやすよね」と用意してくださったのですが、言葉だけで伝えるよりも絵で見ることで視覚的に伝わっているのかなと思います。
―保護者対応で気をつけていることを教えてください。
家庭での様子をよく聞き、園での様子も伝える中で、小さな成長でも一緒に喜べるように、日々のコミュニケーションを大切にしています。
コミュニケーションを取り園の方針も伝えながらも、保護者の気持ちにできるだけ寄り添って関われるようにしています。
(1歳児さんですと保護者として今年はじめて園に通う方も多いのでは?)
そうですね。
登園時と降園時にお話する機会がありますが、登園時は保護者の方も忙しい場合が多いので、降園のタイミングに「今日こんなことしましたよ」「こうしてました」などお伝えするとすごく安心していただけます。
4月の入園当初は、物の場所、お荷物を置く場所や持ち帰る物など、そういう流れも一緒に行ってお伝えしたり丁寧に説明することを心がけていました。
―どんな保育士になりたいと思っていますか?
子どもと一緒に様々な発見や気付きを楽しんだり、子どもの目線になって一人一人としっかりと向き合って、子どもの気持ちに寄り添えて学びを支えていけるような保育士になりたいと思っています。
―最後にこれから保育士を目指す学生さん・求職者に向けて一言!
子どもと向き合う中で大変さももちろんあるのですが、保育所は0歳から5歳の子どもがいて、すごく成長を感じられると思っています。
昨日出来なかったことが今日出来たり、成長を感じられ見守れるのがいいところだなと思っています。
私自身焦ることももちろんありますが、子どもと一緒に楽しむという気持ちを大切にしながら過ごしていくとよりよく過ごせるのかなと思っています。
是非頑張ってください。
入職2年目でまだ慣れないことも多いと思いますが、起こったことの意味を考え次に活かせるよう行動されているとお話しくださり、初々しさの中にも責任感と前向きなH.Nさんの姿を感じました。
理想の保育士に向かってがんばってください。
H.Nさん、ありがとうございました。
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取材日:2024年9月25日
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今回お話をお伺いした幼保連携型つきかげ認定こども園の情報はえんみっけ!サイトにてご確認いただけます。
インタビュー掲載期間:2026年3月31日迄
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