#064| 幼保連携型認定こども園滝の茶屋保育園(社会福祉法人陽光会)| 保育教諭 Y.Rさん
こんにちは。えんみっけ!事務局です。
保育士インタビュー第64回は、兵庫県神戸市 幼保連携型認定こども園滝の茶屋保育園(社会福祉法人陽光会) 保育教諭 Y.Rさんにお話を伺いました。
―担当業務を教えてください。
滝の茶屋保育園は縦割り保育を行っており、幼児クラス(3,4,5歳児)を担任しています。
幼児クラスは2クラスあり、私が担当するクラスは3歳児9名、4歳児10名、5歳児7名、計26名の子どもたちを保育士3名とパート保育士1名の4名で担当しています。
入職3年目に担当した0歳児クラスの子どもたちを持ち上がりで担任中です。
―就職先を「幼保連携型認定こども園滝の茶屋保育園」へ決めた理由を教えてください。
学生時代に滝の茶屋保育園でアルバイトをしていました。
実際に働いている先生と関わり、優しい先生がたくさんいて働きやすい環境だと思ったことがきっかけで就職させていただきました。
(アルバイトをされていたのは何年生のときですか?)
大学3回生から4回生の2年間です。授業がない日に入っていました。
(就活では他の園のお話を聞いたりはしましたか?)
地元の明石市で開催された就職フェアに1度参加しましたが、お話を聞いただけではわからないことも多く、やはりアルバイトをして現場の雰囲気が分かっている滝の茶屋保育園が安心できるなと思って決めました。
―アルバイトを経験してから正規職員になって気が付いたことは?
アルバイトの時は、先生から指示をもらって動く感じだったのですが、正規職員になると自分がどうやってクラスを運営したら良いか考えて行動する責任の重さを感じています。
またアルバイトの時は制作の準備をお手伝いをするだけの日もありましたが、正規職員ですと保育活動のほかに日誌などの事務仕事もあり、仕事量が全然違います。
―「幼保連携型認定こども園滝の茶屋保育園」の自慢を教えてください。
優しい先輩が多いのが自慢です。
アルバイトをしていた頃もそうでしたが、入職1年目で幼児クラスを担当し、何をどうしたら良いかわからなくアタフタしていたら、「大丈夫?」「手伝ってあげようか?」と先輩からたくさん声をかけてもらいました💛
(入職1年目は乳児を担当することが多いイメージですが・・・)
私もそう思っていたのですが、幼児クラスの担当になり、余計にアタフタしてしまいました。
幼児クラスは季節に合わせての活動も増え、遊びが広がる環境設定の準備や、乳児クラスより行事も多く「どうやってやったらいいかわかれへん」という時にはいっぱい助けてもらいました。
入職して7年目になりますが、職員は後輩よりも先輩が多く、頼れる先輩がいっぱいいます!
―ある日の1日のスケジュールを教えてください。
(※1 サークルタイムとは?)
子どもたちと毎日の日付の確認、今日のお休み(欠席)、1日の流れ、今日どういう風に動くか、子どもたちが自発的にやりたいことを考え話し合う活動です。
行事関連の話し、例えば運動会では何がしたいか?を子どもたちと話し合うこともあります。
また週明けなどは、お休みの日にどう過ごしたか、○○に行ったとかの話しもしてくれます。
(先日の3連休もお出かけのお話をたくさん聞きました?*取材日11月7日)
聞きました😊
「キャンプに行って、テントも自分で張った」と話してくれました。
子どもたちはそれをきっかけに「キャンプ行ったことある?」「おうちにテントあるよ」と会話が弾んでいました。
―園児たちと接するときにどんなことを意識していますか?
子どもの安全を見守りつつ、子どもたちの今を、成長を意識しています。
つい最近まではあの遊びをやっていたのに、今はこの遊びに夢中になっているという変化などは気にかけています。
ずっと一人で遊んでいる子がいたのですが、最近はお友達と一緒に焼き鳥屋さんの作り方などが書いてある「おみせやさんごっこ」という絵本を見ながら、焼き鳥や餃子を作っている姿を見るようになり、今まで一人で黙々と遊ぶことが多かった子が、友達と一緒に制作することが増えてきたねと、職員同士で子どもの変化や成長を話したりしています。
(そういった制作はキットのようなものを使うのですか?)
園では、紙・トイレットペーパーの芯・ダンボール・廃材などいろいろな材料がおいてある制作コーナーで自由に作れるようにしているので、子どもたちが工夫しながら作って遊んでいます。
材料は、先生たちが持ってくることが多いですが、子どもたちが持ってくることもあります。
「保育園に持ってくるんやったら、みんなで使えるように」「自分が持ってきたから自分の物ではなくて、みんなで使えるようにしようね」という約束をして、持ってきてくれます。
―後輩の指導で気をつけていることはありますか?
現在、後輩は3名です。そのうち2名は今年入職した先生です。
自分が先輩たちに優しくしていただいたという思いがあるので、自分も優しく伝えることを意識しています。特に1年目は初めてのことが多く、分からない用語も多いと思うので丁寧に伝えるようにしています。
また、何気ない会話ができる関係性を築けるように意識しています。
あとは、自分が今までやってきた中での失敗も伝えるようにしています。
以前健診を担当をした際に失敗をしたことがあったので、同じ事を繰り返さないように「去年はこうやったから、今年はこうしよう」みたいな話をしたりしています。
―最後にこれから保育士を目指す学生さん・求職者に向けて一言!
実習をしている時には巻物みたいな記録を書いたと思いますが、それを書くのは実習生の時だけで、働き始めたらあんなに大変な巻物みたいな記録は書かないですし、少なめです。
自分がどういう保育園で働きたいか、アットホームな保育園で働きたいのか、行事がたくさんある保育園で働きたいのかを明確にして就職先を選んだら、楽しく子どもたちと過ごせるかなと思います。頑張ってください。
優しい先輩方に囲まれてお仕事されているのが伝わってきたインタビューでした。終始ニコニコされていたのも印象的です。
実習時の「巻物みたいな記録」・・・表現が面白かったです😊
Y.Rさん、ありがとうございました。
ーーーーーーーーーーー
取材日:2024年11月7日
ーーーーーーーーーーー
今回お話をお伺いした幼保連携型認定こども園滝の茶屋保育園の情報はえんみっけ!サイトにてご確認いただけます。
インタビュー掲載期間:2026年3月31日迄
幼保学生・求職者のみなさまへ
現役保育士さん、採用担当者さんなどに聞きたいことリクエストを受け付けております。
*直接聞きにくい事もえんみっけ!が間に入ってお聞きします。
インタビューリクエストはこちら:https://forms.gle/7r7wV359JPJhakik9