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#065| みのわのぞみ保育園(社会福祉法人春献美会)| 保育士 大内田 唯香さん

こんにちは。えんみっけ!事務局です。
保育士インタビュー第65回は、神奈川県横浜市 みのわのぞみ保育園(社会福祉法人春献美会)保育士 大内田 唯香さんにお話を伺いました。



―担当業務、役割を教えてください。

2歳児クラスの担任をしております。
15人の子どもたちを、正規職員3人で担当しています。朝の登園時間・夕方の降園時間には非常勤職員も入ってくださいます。
 
入職1年目は1歳児クラス、2年目は3歳児クラス、3・4年目は2歳児クラス、5年目は3歳児クラスを担任しました。昨年度3歳児クラスを担任した時はリーダーを経験させていただき、今年は2歳児クラスでリーダーの補佐をする「サブ」の役割と、後輩指導を担当しています。
今まで後輩を指導する機会がなかったので、自分の中でいろいろと気づきがあり模索しながら取り組んでいます。
 
(クラス担任以外に係など担当はありますか?)
七夕会や節分などの行事を担当しました。
大きな行事では「お楽しみ会」という幼児クラスの生活発表会の係を担当します。まだ本格的に準備は始まっていませんが、小道具用意の分担を割り振ったり、プログラム作成などの準備から当日の運営まで、会全体の運営を行う係となります。

―みのわのぞみ保育園へ就職を決めた理由を教えてください。

短大1年生・2年生と両方で実習をさせていただいたことがきかっけです。
園全体のアットホームな雰囲気、園長先生の柔らかな人柄が素敵だな、安心できるなと思ったことをよく覚えています。
各クラス定員が20名以下で1学年1クラス、計5クラスなので、少規模でも大規模でもなく程よい人数で一人一人と寄り添って保育ができるところもいいなと思いました。
園見学は、母園である幼稚園も含めて3園行きましたが、実習であたたかい雰囲気を体験でき、実家から通いやすかったこともあり、みのわのぞみ保育園に決めました。
 
(実習で思い出に残っていることはありますか?)
実習時、子どもたちが私が持っていたメモ帳に興味を示し「これ何?」と集まってきたので、そのメモ帳に絵を描いてあげました。そうしたら子どもたちがすごく喜んでくれて、その様子を園長先生が見てくださっていて「こんなに周りに子どもたちが集まっているのは初めてだよ」と褒めてくださり、嬉しかったのは心に残っています。

―みのわのぞみ保育園の自慢を教えてください。

駅からのアクセスが徒歩10分ほどで交通の便が良い割に、園の周りは田んぼや畑など自然が多くて、緑豊かな環境の中でのびのび保育ができるところが自慢かなと思います。
近くに公園もたくさんあるので、いろいろなところに散歩に出かけられるのも魅力かなと思います。

みのわのぞみ保育園 おさんぽマップ

虫やカエル、落ち葉やどんぐりなどを散歩しながら「見つけたよ」とか「みんなで見てみよう」など、そういう発見がすごく楽しいです。

今日も午前中に公園に行ってきたのですが、木登りをしたり、『おおかみさん ~森の小径 散歩に行こう~』というおおかみさんが服を着て支度をするわらべうたを一緒に歌いながら「さあ にんげんをたべにでかけよう」というところで、逃げろ~と言って公園中を走り回って遊んだりなど、広い公園で体をたくさん動かして遊んできました。
 
また、園舎が平屋なので、どのクラスもすぐに園庭に出ることができるところと、保育室でも園庭でもほかのクラスの状況が把握しやすいので先生同士助け合って保育ができるところがいいなと思います。

―業務をスムーズに進める自分なりのコツを教えてください。

優先順位を決めて、隙間時間を見つけてこなしていくのがコツかなと思います。
行事の準備、事務作業などはクラスの先生や主任保育士と相談して作業時間を確保したり、保育室から離れて事務室で行ったりと、効率よく進められるように園全体で工夫をしています。
他のクラスの状況も把握しやすい環境なので、臨機応変に「今、時間があるね」と先生同士で声を掛け合って作業時間を確保しています。

―園児たちと接するときに、どんなことを意識して接していますか?

やはり安心感が持てるように笑顔で子どもの目線に合わせる、子どもの目線に立つことを常に意識しています。
あとは先輩保育士が子どもと関わっている様子を見て、たくさん褒める時、子どもたちを楽しませる時と、しっかり物事を伝える時のメリハリをつけることがすごく大切だなと思ったので、特にそれは意識しながら関わるようにしています。

私はずっと優しい先生と言われていていたのですが、3,4年目ぐらいのときにそれじゃダメだなと気が付きました。 
(何かきっかけがあったのですか?)
いろいろな個性をもつ子がいて、アプローチの仕方を変える必要があったのがきっかけです。
子どもによって、この子はちゃんと理由を話せばわかるな、この子はものになりきって絵本の世界に入って声がけをすると伝わるだろうなど、子どもに合わせて声がけをするようにしています。
(ものになりきる?絵本の世界とは?)
世界観に入るといいますか、例えば靴をぽいって投げる子でも「ああ。お靴が泣いているね」とか「お靴が帰ってきてほしいって言ってるよ」と言うとすぐ戻ってきてくれたり、靴の気持ちになって伝えることで伝わる子もいます。
そういうふうに楽しく声がけができるように接しています。

―今のお給料で自由に使えるお金はどれぐらい?

今年から一人暮らしを始めたのですが家賃は法人の保育士宿舎借り上げ支援制度を利用させていただいているの全額負担してもらえています。
お給料のうち半分が生活費、もう半分は貯金をしながら旅行に行ったりなど好きなことに使えていると思います。
一人暮らしをはじめて母親のありがたみを感じていますが、毎日とても充実しています。
食べることが好きなので、料理も好きですし、海外旅行も好きで年に1~2回、毎年旅行にも行っています。
みのわのぞみ保育園はお休みもとりやすい環境なので、リーダーの先生と相談しながら有給休暇を取得して、2024年のお正月にはタイのプーケットに、10月には初めて韓国に行きショッピングや食事を楽しみました。東南アジアのまったりとした雰囲気が好きです。
2025年のお正月は旅行の予定はないのでゆっくり過ごそうと思っています。

―最後にこれから保育士を目指す学生さん・求職者に向けて一言!

実習だったり就職活動だったり…大変だと思いますし、就職してからも楽しいことだけではありませんが、子どもと過ごす毎日はすごく刺激的で、かわいい言動に癒されたり、先生になって良かったなと思える瞬間がたくさんあるやりがいのある仕事だなと思うので、ぜひ頑張ってほしいなと思います。


子どもたちとのお散歩や休日の旅行のお話など、とても楽しそうにお話しくださいました。
就職を決めた理由で「園長の柔らかなお人柄」とおっしゃったときに、傍にいらした園長先生と微笑みあっていらしたのが印象的で、あたたかい雰囲気が伝わってきました。
大内田さん、ありがとうございました。

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取材日:2024年11月26日
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今回お話をお伺いしたみのわのぞみ保育園の情報はえんみっけ!サイトにてご確認いただけます。



インタビュー掲載期間:2026年3月31日迄


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