#056| すまいる十日市場保育園(株式会社スマイルクルー)| 保育士 S.Iさん
こんにちは。えんみっけ!事務局です。
保育士インタビュー第56回は、神奈川県横浜市 すまいる十日市場保育園(株式会社スマイルクルー) 保育士 S.Iさんにお話を伺いました。
―経歴と担当業務、役割を教えてください。
今年、保育士7年目となります。
短大卒業後、定員数70人の中規模保育園で5年間働いた後、「すまいる十日市場保育園」にオープニングスタッフとして入職し、当園では2年目になります。
昨年は1歳児クラスを担任し、今年は2歳児クラスで担任の持ち上がりです。9名の子どもたちをパート保育士と2名で担当しています。
― 転職のきっかけと転職先はどのように探したのかを教えてください。
前職の中規模保育園では行事が多く、保育が少し手薄になっているなと感じることがあり、もっと子どもたち一人一人に寄り添った保育をしていきたいと思ったことから、小規模の保育園に転職を考えるようになり、求人サイトを活用して探しました。
(転職活動はいつごろから開始しましたか?)
年明けくらいから求人情報を見ていましたが、「すまいる十日市場保育園」に面接をお願いしたのは2月です。
4月に開園予定でしたので、結構ギリギリのタイミングで見つけました。
前園で年度末3月31日まで働き、4月1日にオープニングスタッフとして入職という状況でした。
3月に顔合わせなどはしておりましたが、パート保育士さんも含めた全員ときちんとお話しできたのは入職初日でした。
― 「すまいる十日市場保育園」を転職先に決めた理由を教えてください。
情報収集をしているときに「すまいる十日市場保育園」を運営する株式会社スマイルクルーの経営理念『笑顔を届ける』という言葉が目に留まりました。
私自身も子どもたちに笑顔で接することを心がけていましたので、『笑顔を届ける』という理念に惹かれました。
開園前なので園の雰囲気は正直わからなかったのですが、姉妹園へ園見学に行き、園長先生ともいろいろお話しをしてここで働いてみたいと思い、面接をお願いしました。
面接では採用担当の方から「オープニングなので、いろいろな園で働いていた先生たちがたくさん集まってくる中で、そこから一つのものを作り上げていってほしい。前向きにみんなで力を合わせて作り上げていくものを大切にしてほしい」と言われ、頑張ってみたいと思いました。
― 転職して違いを感じている箇所はありますか?
オープニングということもあり、いろいろな園から先生たちが集まってきて、本当に園によってそれぞれの特色があるので、保育のやり方、教わってきたものがそれぞれ違う部分がありました。
0~2歳までの乳児だけの園なので、乳児に特化した保育も転職して感じた違いかなと思います。
(乳児に特化した保育とは?)
中規模保育園に勤めていた時は幼児をメインに行事などを進め、0から1歳児へ、1から2歳児へとクラス年齢が上がるまでに、ここまでは達成していなければいけないというカリキュラムがあったのですが、今は子どもたちの主体性を大事にしている乳児だけの園ということもあり、温かい寄り添った保育ができていると思います。
― 転職前、不安や心配事はありましたか?
やっぱり転職となると環境、職場の先生たち、そして子どもたちと、全てが新しいことだらけなので正直不安はありました。
でも他の保育園を見てみたいという気持ちもあったので、ちょっと楽しみでもありました。
(開園1年目はとても忙しいと思いますが、有給休暇などはとれましたか?)
入職半年後から有給休暇が付与され、園長先生が「使っていいよ」と言ってくださるので、お休みはすごく取りやすい環境です。
有給休暇とは別に年に3日間リフレッシュ休暇も付与されます。祝日を含めた3連休にリフレッシュ休暇をつけて6連休で旅行に行きました。
―「すまいる十日市場保育園」の自慢を教えてください。
1歳児と2歳児はワンフロアで見ているので、パートの先生を含め、サポートしてくれる先生たちが多く、いろいろな先生が常に子どもたちと近い距離で接することができ、一人一人に寄り添った保育ができていることが最大の自慢です。
担任の知らないところでも、「こういうことがあったよ」とエピソードをたくさん聞けて、とても目が行き届いていると思います。
園の施設も新しいので綺麗な環境の中で過ごせていますし、園庭は無いのですが、近くにたくさん公園があるので戸外活動もとても充実しています。
担任をしている2歳児の子どもたちは自分の気持ちをちゃんと言葉で伝えてくれるので、なるべく子どもたちがやりたい遊び、行きたい場所に行くようにしています。
子どもたちと一緒に今日はどこに行きたいかを考えて「じゃあ今日はここへ行こう!」
「今日はこの道を通ってみようか」とか、今ですと「どんぐりがいっぱい落ちているから拾いながら歩いてみよう」など季節を感じながら自然に触れ、子どもたちも楽しく散歩できていますし、私もすごく楽しいです。
―子どもたちから学んだことはありますか?
学ぶことはすごく多いです。
本当に何事にもまっすぐな子どもたちで、とにかく好奇心が旺盛で大人では気付かない、子どもならではの視点で見て・気付いて・教えてくれて。遊びを見つける名人といいますか・・・
先日も外遊びでペットボトルにスズランテープをつけて犬の散歩のように引きずって遊んでいたのですが、その遊びに飽きたのか、今度はペットボトルを魚に見立てて「魚が釣れた!釣れた!」と遊びを変化させていました。
私は引っ張る遊びしか思いつかなかったのに、子どもたちの想像力の豊かさを感じました。
保育者が関わって何かをやってあげることも大切だとは思いますが、少し離れて見ていると子どもたち同士で助け合っていて、子どもたち同士で育ち合うというか、成長していくのだなとすごく感じました。
時にはそっと離れたところで見守ることも大切なのだということも日々感じています。
―ストレス発散法を教えてください。
私は寝ることがすごく大好きでとにかくたくさん眠ることと、休日は学生時代の友人と美味しいものをたくさん食べることで気分を変えています。
(1日何時間ぐらい寝ますか?)
8時間は寝るようにしています。
早番の日は帰宅後やることをやって、19時くらいにはもう布団に入ることもあり、睡眠時間は10時間という日もあります。
―最後にこれから保育士を目指す学生さん・求職者に向けて一言!
保育士という仕事はすごく大変なこともあるとは思いますが、それ以上に子どもたちからたくさんのパワーを貰うことができます。
成長を近くで見守ることのできるやりがいを感じられるお仕事だと思っています。可愛い子どもたちと過ごすのはすごく楽しい時間で、疲れも忘れてしまうほど本当に癒される日々なので、頑張ってください。
働きながら転職活動を始めて、前職で子どもたちを見送り、休む間もなくオープニングスタッフとして勤務・・・
怒涛の日々だったと思いますし、今も大変さは続いていると思いますが、落ち着いた声や穏やかな表情から大変さを全く感じさせないところがすごいなと思いました。
たくさん寝て、お友達と楽しい時間を過ごしてこれからも頑張ってください!
S.Iさん、ありがとうございました。
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取材日:2024年10月9日
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今回お話をお伺いしたすまいる十日市場保育園の情報はえんみっけ!サイトにてご確認いただけます。
インタビュー掲載期間:2026年3月31日迄
幼保学生・求職者のみなさまへ
現役保育士さん、採用担当者さんなどに聞きたいことリクエストを受け付けております。
*直接聞きにくい事もえんみっけ!が間に入ってお聞きします。
インタビューリクエストはこちら:https://forms.gle/7r7wV359JPJhakik9