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海外生活2年目の決断🇨🇦

ワーホリに行くと決めた翌年、
当時勤めていたデザイン会社を辞めました。

仕事は好きだったし英語を海外で‼️と
思う事が無ければそのまま続けてたと思います。
もしあのまま続けていたら、どう進んで今どんな私になっていたんだろう😌と
想像してみることがあります。

きっとその人生も楽しかったはず。
何を選んでもどっちを選んでも正解❗️

そうある方に言われた事があります。
不安を拭ってくれる強い言葉だなと思います。

何かを習得するというのはそんなに簡単な事ではありません。
簡単に出来る方もいるのでしょうが、
私にはワーホリの一年で納得いくレベルに
英語を話せる❗️とまでは到底行きませんでした。

ただとてもラッキーだった事に、
気の合う、良い意味で厳しい先生に出会えた事で、
私の英語習得への道はとても楽しく
そしてスムーズな物になったと信じています。

ワーホリの1年を終える時期が近づくにつれ、
こんな英語力では帰れないし再就職できない

そう思った私は、その先生のアドバイスもあり
一旦帰国し、再度学生としてバンクーバーに戻る決意をしました。
ただ英語だけを学んで学生生活をする
という程若くも無かったので、

州立カレッジで英語で何かを学ぶ

という選択肢を選びました。

選んだのは、就職率も評判も良いという
バンクーバーの州立カレッジ。
日本でエディトリアルデザインの仕事をしていたので
デザインを学ぶという選択肢は無かったものの、
モノづくりが好きとという点と
最終的に、永住権取得も視野に入れてのコース選択となりました。

人生において食をとても重要視している私は
料理のコースに入る事にしました。
(食いしん坊&呑兵衛なだけですが😅)

そのカレッジには、
留学生対象のコースと
カナダ人もしくは移民対象のコースがあり、
現地の学生と一緒に勉強する事が目的だった私は、
まずはネイティブと同じクラスに入る条件である
Grade10(高校1年生レベル)の国語(英語)習得を、同カレッジで修了。

その後目的のCulinary Arts (調理のコース)にアプライ。
カナダ人クラスには留学生は定員1-2名のみというルールだったため
空きが出るまで待機となりましたが
運良く想定より早く空きが出てすぐにスタート出来ました!

留学生対象では無いクラスに入った事で、当然クラスメイト大半は
現地の高校卒の若者たち。
当時の私は30近かったので、かなりのジェネレーションギャップでした。

カナダは移民大国。多くの人がミックスだったり、
移民である両親の元カナダで産まれた子であったり、
見た目では何人なのか判断出来ないという
日本では経験した事の無い多様なクラスメイト。

耳の聞こえないクラスメイトも一人居たので、
手話のサポートの方も常駐していて、とても貴重な経験でした。

年齢や肌の色で人を判断しない国民性、
そしてとても素敵な人たちに運良く恵まれたのだと思います。
ひとまわり近く年齢の違う仲間が出来た事は、
本当に幸せな事だったと振り返ってつくづく思います。

放課後や休日にもクラスで仲良くなった仲間たちと過ごし、
英語力や英語でのコミュニケーション能力もどんどん伸びて
人対人として関係を築けるまでになり、
カナダでの生活がどんどん楽しくなりました。

真の人間関係を築くには言語は必要不可欠なものだと思います。
ただ、国籍や肌の色、バックグラウンドや
ハンディキャップの有無などで他人をジャッジしない。
例え言語が違ったとしても理解につとめる、そして尊重する。

20年以上島国日本でほぼ日本人としか出会った事なく育った私が、
異国の生活をスタートした事で
一番身をもって真に学んだ事はそこかもしれません。

あれからまた長い年月が経過しました。
日々心の余裕を失う時やつい感情が乱れる事もありますが、
この記事を書いた事でまた鮮明に思い出した感情や学びを
再度心に留めて毎日を大切に、
自分も人も大切に、尊重して一瞬一瞬ワクワクして生きたいな〜

という気持ちで本日はここまで。
読んでくださりありがとうございます!

次回は何を書きましょう…
今日もお疲れ様です


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