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なぜ私はタコスをもっと愛してあげなかったんだろう

またまたNetflixの番組ネタになりますが、タコスのすべてシーズン2が先日配信されましたね。まさかのシーズン2に驚いたのと、このドキュメンタリーが本気でタコスの素晴らしさを世に伝えたいのだなってのがすごく伝わってきました。

私がメキシコで生活してた頃は、タコスやメキシコ料理を食べ歩くってことはほとんどしていませんでした。むしろ似たようなものばかりで辛いばかりのメキシコ料理にはうんざりしていて、ほとんど自宅で自炊。しかしながら「メキシコにいるのにメキシコ料理を食べないなんて」というちょっとした罪悪感から週に1度だけはタコスを食べる日というのを定めていました。今思えばなぜ、

タコスをもっと愛してあげなかったんだろう

と後悔の嵐です。

とはいっても、週1タコスを定めていたのは地方都市に住んでいた時のことで、メキシコシティ時代ではメキシコ生活をだいぶ謳歌していたのでタコスもそれなりによく食べていた気がします。でも食べ歩きをブログのネタにしょうとかそんなことは全く考えてなかったので(なのでほとんど写真もない…)、目の前に美味しそうなタコスがあればそれがどんな種類のタコスなのかも知らずによく食べていました。今思えばメキシコでタコスを食らう自分とやらに満足していただけなのかもしれません。

タコスのすべてで見れるシリーズ

🌮パストール
🌮カルニータ
🌮カナスタ
🌮アサーダ
🌮バルバコア
🌮ギサード
🌮スアデロ🔥
🌮コチニータ
🌮カブリート
🌮アメリカン・タコス
🌮ブリトー
🌮ビリア
🌮魚のタコス

こんなに!まだちょっと未視聴のものが残ってるんですが、私の中ではスアデロ編を見た時にキョーレツにメキシコ(シティ)時代を思い出しました。やっぱりシティ時代が一番「私はメキシコにいるんだ!」と感じながら毎日を過ごしていたんだと思います。

メキシコはどの街に行ってもそれぞれのメキシコらしさというのがあって、どこが一番メキシコらしいかと聞かれてもここが一番!って一言では答えられません。でも私の心の中ではやっぱりメキシコシティが一番メキシコらしいと感じている気がします。

スアデロ編では、メキシコシティらしさというのが良く描かれているなって思いました。きれいなことではないんですが、メキシコ人はドブレセンティード(doble sentido)という言葉遊びが好きです。一つの言葉の中に2つの意味を含ませて話すことで、2つ目の意味はたいていが下ネタやジョークネタです。スペイン語がまだよくわからなかった私なりにも、ドブレセンティードがわかってクスッと笑えたりすると「私もメキシコ人と分かり合えた」とちょっと嬉しくなったものでした。

Ser mexicano es chingón

スアデロ編の中ではこのセリフが印象的で思わず笑っちゃいました。メキシコにはChingarというinformalな動詞があります。うまく訳せないのですが「最高」とか、いい意味でも悪い意味でも物事を最大に表すような時に使う表現。他の国では絶対に使わないので、この言葉を使っていればすぐにメキシコ人だとわかります。

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写真:メキシコシティで住んでた家の目の前に、夕方になると現れるタコス屋台にて。いつもすごい人だかりができていた。

私もメキシコへ行ってすぐにこの言葉がやたらと耳に入り、語学学校の先生に聞いたりもしました。同じように聞く生徒が多いのか、Verbo chingarの活用とかいうプリントまで用意されていました(笑)私自身がこの言葉を使うことはないけども、現地の人が使っているのを聞いて理解できていることに、私はメキシコ人と共生しているという満足感を感じていたものです。

ネトフリの話に戻りますが、魚のタコス編ではタコスにはさむ魚のフリト(Pescado frito)の元を辿ると、日本料理の天ぷらにたどり着くということで、番組の中では東京のタコス店「Los Tacos Azules」が出演しています。前からずっと気になっているけどもまだ行ったことのないお店。メディアにも多数出演しているお店とあって、果たして予約が取れるのか。近いうちにでもぜひ行ってみたいお店のひとつです。




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メキシコ生活経験約5年、スペイン語学習歴およびラテンと関わること20年以上!スペイン語圏の人たちと多く関わり、何かしらの方法で毎日スペイン語に触れるなどのラテン活動を行っています。その中での気づきや思ったこと、ラテンのグルメや音楽、旅行など様々なテーマで書いていきます。
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