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【群馬県】”グンマー”であることを見分けるたった一つのアイテム「登利平 鳥めし」 48/100

お世話になります、まーくんです。
お願いします。

最近、群馬の認知度は少しずつ上がっているように思える。
我々群馬に住む人々は「グンマー」と呼ばれ、ネットでは少し小馬鹿にされているところもあるが、ちょっと前までは「群馬と栃木の位置関係が分からない」というのが質問あるある第一位だったので、それと比べればだいぶマシになったのではないか。

そんな「グンマー」こと群馬県民なら誰もが食べたことのある弁当をご存知だろうか?

その名は「登利平」の鳥めし。

素朴なタレと柔らかい鶏肉がマッチして最高に美味しいお弁当。群馬と鶏がなんの関係があるのか、温泉でも入ってろと言われるとそれまでなのだが…

早速、この弁当をご覧いただきたい。

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素晴らしい包紙。昔を語るかごとく、どこか懐かしいスケッチから弁当の素朴さ、暖かさを与えてくれる。

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ふたの凹みから割り箸の登場だ。外側の包みと二重に巻きつけられた輪ゴムでがっしりと固定されている。 封印を解き放つことにしよう。

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うひょひょひょひょ。薄く切った鶏と厚く切った鶏の2つが登場だ。食感や味わいを比較しながら食べることができる。
薄い方はご飯と一緒に口の中に入れて食べた時の融合が凄まじい限り。一方で厚い方は噛みごたえがジューシーでそれ単体で食べるべきサイズ感。思わず拍手。
ちなみに横のたくあんも最高に美味しいので単なる付け合わせと思わずに食べていただきたい。

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うな重のタレご飯、牛丼のタレご飯…本来なら上に乗る具材を引き立てるタレが具材だけでは受け止めきれずにご飯に漏れてしまったことから恩恵を受けられるのである。
写真を見ただけでおいしさを分かっていただけるだろうか。

「ん?どこがグンマーの見分け方なんだ?」とか「ただの弁当紹介記事だろ」と思われた方も多いと思うが、実は重要なのはここから。

「群馬といえば登利平の弁当」と言っている人がいてもまだ、グンマー確定ではない。ネットで情報を調べて言っているだけのなりすましの栃木県民かもしれないのだ。

この登利平の弁当を食べるところをよく観察してほしい。

そして、見るポイントは「食べ終わった後の弁当の状態」だ。

これを見てほしい。

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そう、グンマーは食べ終わった鳥めしを必ず元の袋に戻し、輪ゴムで閉じるのだ。

いったいなぜだろう。それは登利平は多くの場合、部活の大会や行事などで大量に発注されるので、大きな段ボール箱に入って会場に運ばれて来る訳だ。

そして食べ終わったころに再び登利平は姿を現し、弁当を回収していく。その際、もともと弁当が入っていた段ボールに入れて持っていってもらうために、こうした形で袋を閉じ、元の形に詰め直す。

この幼き頃の体験から、グンマーはついついこうした食べ終え方をしてしまうのではないかと推測する。

みなさんもグンマーだと認められたいという願望があれば、登利平の弁当の片付け方だけは注意して生きていってもらいたい。

どうもありがとうございました。

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