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事業者紹介 【浦臼町】浦臼ガイドツアープランナー 秋保義幸さん

札幌や旭川から1時間半ほどの立地でありながら、見渡すかぎりの自然。
田園は地平線まで続き、美しい樺戸連山を望む。
このありのままの自然の恵みを観光資源として磨ぎ、地域活性へとつなげられないか。
眠る魅力を掘り起こそうとしているのが、ガイドツアー発起人の秋保さんです。


ワイナリー、ジビエ、そば、多彩な農産物。
地域の眠る魅力をガイドツアーで伝えたい

秋保さん
4年程前から町役場と連携し、日本人・外国人観光客向けのガイドツアーを行なってきました。
コロナ禍前には夏と秋にヨーロッパからの観光客向けにサイクリングツアーを実施しました。ずっと広がる水田にカエルの鳴き声、とうきびの収穫体験、稲刈り時期にはコンバインでの収穫風景など、興味深く感じてもらえたようです。

冬にはかまくらでホットワイン、野鳥や小動物を探す雪の散策、氷室の野菜を掘って収穫も。雪国ならではの体験をプランに盛りこみました。



稲作と少量多品目の町の農作物、豊かな自然。
体験として届けたいことが山ほどある

秋保さん
私は生まれも育ちも、浦臼町。人生をずっと、町と歩んできました。
農協職員として働き、現在は町にあるワイナリーに勤めています。
ガイドツアーの活動は町のグランドデザインプロジェクトに携わったことがきっかけです。地域の魅力を伝えたいと手を挙げ、取り組むことになりました。

町の主力産業は農業です。浦臼の農業のユニークなところは、少量多品目の農作物。一つひとつの農業技術のレベルが高いところだと考えています。

これには町の歴史が関わっているのかもしれません。
北海道の町村の成り立ちは、出身地が一緒の開拓団が来てリーダーの元で村が出来る、というケースが多かったかと思います。
浦臼での開拓者の出身地は四国地方が多かったようですが、たとえば私の曽祖父は山梨からなど、いろいろな地域から入植してきていたようです。
そのため、一人ひとりが工夫しながら、自身が挑戦したいと思う農業を進めてきた。
それが現在のバラエティ豊かな農産物につながっているのかもしれません。

ほとんどの農家が稲作をしながら、同時に自分の一番自信のある作物を作っています。じゃがいも、メロン、ぶどう、アスパラ、ミニトマト、そば。最近では、ニンニクも始まりました。
浦臼は、石狩川近辺と山地とそのあいだの土地で土の特性も異なります。農家一軒ごとが自分の畑の土と相談し、自分が一番好きな作物を選び、自らの技術を磨いて、渾身の農産物を作っていると思います。
一人ひとりの農家が自分の一番好きな作物を選び、誇りをもって育てている多様な農業がこの町の魅力です。そんな素敵な農家さんたちのことももっと伝えたいと思っています。

そして春夏秋冬くっきりと変化がある美しさは、町の宝です。
稲作が盛んですので広がる田園の眺望を楽しめます。鶴沼ワイナリーのぶどう畑の広さは日本最大級です。春の山地に咲くエゾエンゴサクやカタクリの美しさは近年メディアで報道されるようになり、全国から観に来る人が増えています。

町の特産品と、移り変わる四季。これらを掛け合わせて体験してもらう機会を広げたい。
そう考えてガイドツアーを実施しています。

ワクワクする体験ツアーのシナリオはある
継続して続けられる体制、仕組みを作りたい

秋保さん
ツアーのアイデアはたくさんあります。
夏に人気の町のキャンプ場があるのでそちらを活用しながら宿泊型ツアーもできるかもしれません。挑戦したいのは、春のアスパラ狩り。朝採れをワインと共に、というのは最高ではないでしょうか。
ジビエも、メロンも。体験してほしいことは山ほどあります。
そのためにも町の内にも外にも仲間をつくり、一緒に楽しんでくれるチームができたらと思っています。

課題のひとつは集客です。例えば観光情報サイトの体験ツアーに出稿するなどの手段もあるかもしれません。取り組みを続けていけるように収益をある程度確保したいと思っています。
ターゲットとしては個人観光客の方々です。ツアー内容が団体というより個人の方が楽しんでもらえると思います。

縁ハンスプロジェクトで出会いたい方

  • 体験販売などのサイトを通じて、町のツアーを販売したいと考えており、その部分を担当してくださる方を募集しています。

  • 浦臼町は札幌からも旭川からも車で1時間半程度の場所です。主に両都市に観光に来る方やお住いの方などをターゲットに、季節ごとのツアーを販売することを計画しており、WEBサイトでのツアー販売や企画などができる方とご一緒したいと考えております。

  • 現時点では許認可の必要のない宿泊と交通を伴わない現地集合・現地解散のガイドツアーを想定しています。

<秋保さんと一緒にお仕事したい方は、下記からお申し込みください>

サイトURL

フォトブログ:https://urausu.at.webry.info/

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