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【エッセイ】 "英語学習の目的" の大切さ

昨日のエッセイで は

英語の勉強をするよりも

英語のトレーニングをしよう

ということを書きました。


今日は

それともつながってくるのですが

もう一つ上のレベルのことについて

まとめます。


それは"英語学習の目的"です。


どうして”英語を学ぶのか?”

どうして"英語を身に付けるのか?”


これらの問いにあなたは答えられますか?


この問いは とても大切です。

なぜなら

英語学習の目的をどう捉えるかにより

英語の身に付き方が大きく変わってくるからです。


昨日のエッセイで書きましたが

日本では英語を学校の教科として学ぶため

英語を"勉強"として捉える傾向が強くなります。


そのため

英語を学ぶ目的が

学校の成績向上のためであったり

受験をクリアするためであったり

になりやすいのではないでしょうか。


このことは

学校を卒業して社会人になった後も続きやすく


英語でもやるか?と思った時に

頭の中にふと浮かぶことは


とりあえずTOEICを受けてみようか? だとか

とりあえず英検を受けてみようか? だとか

ということになりやすいように思います。


そしてTOEICや英検で良い成績を取ることが

だんだんと目的となっていく。


それの何がまずいの??

そう思う方もいらっしゃると思います。


英語学習の目的が

TOEICだとか英検だとかといった

試験において高成績をおさめることになると

何が起こるのか?

を考えてみましょう。


例えば

”TOEICで900点を取る!”

あるいは

"英検で1級を取る!"

ということを英語学習の目的にした場合


その目的を達成した時

どんなことが起こるのでしょうか?


あなたは  そのことを考えたこと  ありますか?

あるいは  自ら経験したこと  ありますか?


その答えは

実際の世界において 

英語をスキルとして使いこなせない

ということです。


TOEIC900点を達成した人

あるいは英検1級を取得した人

その多くの人々が  そう実感していることではないでしょうか?


一般的に 日本人にとって

TOEIC900点や英検1級は

生半可な学習では  達成できません。

その達成のために  多くの時間を費やさねばなりません。


そうでありながら

その達成後に  実際の社会において

使いものにならない。


こういうことが実際に起きます。


だからこそ

英語学習の目的が本当に大切になります。


では 英語学習の目的が

テストで良い成績をあげることではないとすれば

それは何なのか?


本質的に あるいは 単純に考えると

英語学習の目的は

"英語を使えるようにすること" です。


英語には次の4つの技能があります。

1. 聴く

2. 話す

3. 読む

4. 書く


これらのことを スキルとして

使いこなせるようにすることです。


つまり

1や3の"聴く"や"読む"であれば

耳や目を通して 自分の欲しい情報が英語で取れるようになる。


2や4の"話す"や”書く”であれば

自分の言いたいことが  口頭や書面で言い表せるようになる。


これこそが  英語学習の本来的な目的になるはずです。


本来的な目的がそうだとすると

その本来的な目的を達成するためにすべきことは何なのか?


この答えも 単純なものになります。


それは

実際に自分が興味のある世界の英語に触れていくことです。


自分が知りたい世界の英語を 聴いたり 読んだりすること

そしてそれを継続すること です。


始めは少しのことしか分からないかもしれません。

しかし 分かることを大切にする。


英語を通して

興味があることを知ることは喜びや楽しみとなります。


そして分からないことは調べる。

それらのことを継続することが大切になります。


英語学習の目的は

あくまで英語をスキルとして使うことです。


だからこそ 日頃の英語学習においても

実践につながることが とても大切になります。


そして

こうして自分の興味のある分野について

インプットが増えてくると


今度は  そのインプットを使って

"話す"や"書く"といったアウトプットを実践する。


自己の考えを英語で誰かに伝える。

その喜びや楽しみも大きなもので

次へのアクションを呼び起こします。


こうして自分の興味のあることで

英語のコアを作り

そのコアを段々と拡げていく。


今の時代は 

インターネットの登場により

実際の英語に触れたり

英語を実際に発信したりすることが

とても容易な時代です。


読む、聴く、話す、書く

いずれにしろ

英語を実際に使ってみることが大切です。


そして英語を実際に使うことにより

自分に何が足りないのかが 分かってきます。


英語を実際に使いながら

自分の読みたい情報が読めているか?

自分の聴きたい情報が聴き取れているか?

自分の言いたいことを言い表せているか?

といったことを確認する。


そうして

スキルとして身に付くまで

トレーニングを継続的に行う。


そもそも何でそんなことをするのか?

それは英語を使って

より良く生きたいからです。


日本語しか読めないよりも

英語が読める方が  間違いなく楽しいです。


日本語しか話せないよりも

英語が話せる方が  間違いなくチャンスは大きいです。


だからこそ

私たちは英語学習を日々行う。


"ニュースから学ぶ英語"では

以上のような問題意識に基づき

実際の世界のニュースメディアを楽しめるようになるために

1日1本 そのためのトレーニング動画を

YouTubeで毎朝7:00に配信しています。


是非試してみてください。


トレーニングを始めてみたい方は

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英語学習の目的をどこに置くのか?

今日はそんなことをまとめてみました。


最後までお読みいただき ありがとうございました。


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