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th /θ/ の息は柔らかく抜けるように

path /pæθ/ の音声認識の結果


pass  や bath になってしまう場合、以下のことに注意すると一発で
pathが認識されますのでお試しください。

/p/は 両唇を閉じて息を溜めた後、大量の息を強く出す際に破裂する音です。息をかなり強く出さないと/b/と誤認識されて bathとなってしまいます。

/æ/は 「エ+ア」の中間音ですが、若干「エ」寄りの音を狙います。

/θ/は 少し出した舌を上前歯に軽く当てます。歯と舌の狭い隙間から息を吐くと/θ/の音が出ます。息は柔らかく吐きましょう。強すぎると/s/と誤認識されて passとなってしまいます。

また、ブチっと切るように終わると/t/と誤認識されますので、柔らかい息をフゥッと抜ける感じで/θ/を終わらせてください。



吐く息の強弱をコントロールする重要性

英語の音は発音も大切ですが、息の強さも同様に重要視してくださいね。
/p/ /t/ /k/ が特に強い息を必要とする音素ですが、矢を射るような感覚です。大袈裟ですが吐く息を矢のように遠くに飛ばすイメージを持つと良いでしょう。

逆に強すぎるとダメな音もありますので、息の強弱をコントロールできるようになる、ということが肝心です。日本語は息の強弱を意識しなくても良いので「え!?こんなに強い息をださなきゃいけないの?」と驚かれる生徒さんが多く、皆さん口をそろえて「腹筋が痛くなりますね」とおっしゃいます。

考えもしなかったことかもしれませんが、慣れるまでは腹筋が痛くなります(笑) 

英語を長年やってきて思うことは

①英文法は数学に似ている。公式に当てはめれば解が出る。

②英語の発音はスポーツそのもの。腹筋と口の筋肉を使いますし、出したい音を出す為には口の型を定着させなければなりません。

「数学+スポーツ」=「英語」

こう考えるとなんだか面白いですよね? 

この時期スポーツジムで筋トレができない分、英語の口の筋肉と腹筋を鍛える時間に充てると良いかもしれませんね?

では See you tomorrow(^▽^)/



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