見出し画像

家は一生働いて返す借金で買う「モノ」では無く、家作りを人生の一つの楽しみにする「体験」に。

画像1

長野市豊野町。

昨年10月の台風19号の千曲川の氾濫により、

床上浸水の被害に遭われた方の、

自宅の復旧工事をさせていただいております。

画像2

床上、およそ1m…

千曲川からある程度、離れた場所なのに。

初めて訪れた時も、

まさか、ここまで水が来てしまったとは…という印象。

水の恐ろしさを痛感しました。

画像3

濡れて泥まみれになった、腰高までの壁を撤去し、

びしょ濡れになった壁の中の断熱材を撤去し、

床を剥がし、床下の泥を掃除して… 

キッチンやトイレ、洗面台も撤去、処分…

ご家族や親戚、お友達と協力し合いながら、

自分たちでコツコツと作業を行ったそうです。

画像4

現在、こちらで一人(一匹)暮らしの、

とっても人なつっこい猫のチカちゃんが、

あたたかく出迎えてくれました。

画像5

「せっかく直すなら、自分の好きなように直したいんです」

 お問い合わせをいただいた時の、住まい手さんの言葉です。

 

実は、こちらのお家。

建売物件で、築1年…

まだまだ新築同様の新しい建物だったのです。

画像6

こちらの建売物件の購入を決める以前は、

中古物件を購入して、自分の好きなようにリノベーションをしたい!

という想いもあったそうです。

 

せっかく直すなら、自分の好きなように作りたい!

どうせなら、楽しみたい!

 

なんて前向きで、ステキな言葉なんだろう…

と初めてお会いした時に、

心を打たれたことを、今でもハッキリと覚えています。

 

何か、少しでも力になれたら…

願わくば、前よりもステキなお家になった!

って思ってもらえたら…

そして、実際に手を動かしながら、

作る過程も楽しんでもらえたら…

そんな気持ちがふつふつと湧いてきたところから、

計画がスタートしました。

 

復旧…ではなく、アップグレード。

家は建てた時が最高…では、もったいない。

 

少しずつ手を加えながらアップデートを繰り返し、

楽しみながら自分仕様に育てていきましょう!

 

チカちゃんも楽しんでくれているかな?

画像7

画像8

そこは、僕の城です…

画像9

あのー…チカちゃん、

そこは、僕の城なんですが…

画像10

はいはい、床板、張りますよ。

押さえてくれてるんですね。

どーもです。

画像11

さあ、楽しんで参りましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?