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育て方ではなく持って生まれた性格が9割

現在7歳と2歳の男の子を育てています。
二人の子どもを育てながら痛切に感じることは、育て方ではなく性格だよなということ。

小学生になりすっかり落ち着いた長男ですが、乳幼児期は本当に大変でした。
落ち着きがなくどこでもすぐ走り回る、自我が非常に強く人に物を譲れない、
寝ることが苦手で昼寝時間も短く夜は夜鳴きをする、ショッピングカートには絶対に乗らない、一度外に出るとなかなか帰りたがらない、手をつないで歩いてくれない、自分の要求が通らないとひっくり返って大泣きなどなど。
あげたらきりがありません。
あの頃は毎日が疲労困憊で、「虐待するかも」と仕事中の夫に電話することもありました。
私の育て方が悪かったのかと落ち込むことも多々ありました。

そんな長男を育てながら「二人目は絶対女の子がいい。大人しい女の子。」。
そう思いながら妊娠6ヶ月で告げられた「ついてますね~。男の子ですよ。」
次男には申し訳ないのですが、本気で落ち込みました。
また振り出しにもどるのか。。。

ところが実際に産まれてきた次男の子育ては、想像以上に楽なものでした。
二人目だからということもあるのかもしれませんが、お腹がいっぱいになれば勝手に寝てくれる、夜鳴きはなし、昼寝は3時間以上、外に出て遊んでいても「帰ろう」と言ったらまっすぐ帰る、ショッピングカートに乗ってくれる、カートから降ろしても走り回ることなく私の後をついて来る、手をつないで歩く。
さらに、長男は大雑把でガサツなので遊んだら遊びっぱなし、ドアは開けっ放し、食事で手や服が汚れても気にしないのですが、次男は教えてもいないのにおもちゃを片付け、開いているドアを閉め、食事の後は手をきちんとタオルでふいてあげないと怒ります。

子どもを比べて育てるのはよくないと思うので、子ども達の前で比べることはしませんが、比べれば比べるほど育て方じゃないんだなとつくづく感じます。

ただそれぞれの短所は、短所であり長所でもあると思います。
長男は自由奔放で人懐っこいため新しい場所でもすぐになじみます。
入園、入学してから園や学校になじめなくて泣いたり、行きたいくないということは一度もありませんでした。
好奇心旺盛なのでどんなことにもチャレンジします。
ある意味、将来が楽しみだなと思っているのは長男のほうかもしれません。
次男は警戒心があり控えめなところがあるので、新しい環境になじむのに時間がかかるかもしれないなと思っています。
おっとりしていて運動も苦手そうなので、学生になるともどかしい思いをするのかなと思っています。

同じ男の子でもそれぞれの育児に発見や驚きがあり、親として学んだり反省したりの毎日です。
最近は自分の育て方が悪いとは思わないようにして、それぞれの個性を伸ばしてあげたいと思う日々です。

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