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『金持ち父さん貧乏父さん』から考えるお金に縛られない生き方

エナジーメディエーター 武之と申します。

今回は、多くの人を悩ませているお金の問題について考えていきます。

参考にするのはロバート・キヨサキが書いた『金持ち父さん貧乏父さん』です。

誰でもわかるように書きましたので、ぜひ読んでみてください。

あなたがお金で悩んでいる理由がスパッと理解できるようになります。

そもそも、なぜお金で悩むのだろうか

今月もギリギリだ。苦しい。
子供の教育費の支払いが多すぎて、食費を削るしかない。
お小遣い3万円では飲みにも行けない...
新しいバッグ欲しいけど、ローン組むしかないのか...

など、「お金に関する問題で困っています。」という相談はものすごくたくさん受けます。

この人たちに、「なぜお金に困っていると思いますか?」と聞くと、明瞭な答えは返ってきません。

たいていは、給料が少ないから、税金が高すぎるから、奨学金を返しているから、物価が高いから、交友関係にお金がかかるから...などなどの理由を話してくれます。

一見どれも正当な理由のような気がしますが、実はどれも間違っています

『働いて給料をもらう生活体系』では、お金の呪縛から逃れることはできない

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少し、小難しい話をします。

一般的に、お金を手に入れるための手段としては、会社に勤めて給料をもらう方法がとられます。

では、なぜ給料をもらうことができるのでしょうか


給料は、会社に対してあなたの労働力を投資した見返りです。

つまり、魚と肉を物々交換するように、会社とあなたは労働力と給料を交換しているのです。

物々交換というのは、等価交換を原則としています。

つまり、あなたの労働力の価値とあなたの給料は等価だということです。


ところで、労働力は無から生まれるわけではありません。

仕事をして疲れて帰ってきても、ご飯を食べて、お風呂に入って、寝ることで次の日も仕事に行けるようになります。

つまり、労働力は「ご飯やお風呂、寝ることによって生み出されるもの」と考えることができます。

また、ご飯やお風呂、寝る場所などはお金によって買うことができます

このお金は、「人間として健康に生活するのに必要な経費」と考えることができます。

以上のことから、次のことが分かります。


人間として健康に生活するのに必要な経費
=労働力=給料


つまり、理論上考えると、給料を「人間として生活するのに必要なこと」以外に使うと、お金が足りなくなるという仕組みなのです。

流石に、ある程度の気晴らしをするお金は含まれていますが、高級バッグを買ったり、子供を塾にいくつも通わせる余剰はあるわけがないのです。


そのため、お金が足りなくなったらよりハードに働き、より多くの給料を手に入れたいと考える人もいます。

しかし、ハードに働くと回復するために余計にお金が必要になります。
加えて、税金も上がるので、結局余剰のお金は発生しません。

給料以外のお金の出所を作る必要がある

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給料が増えたところで、生活の余裕度が変化しないことは理解できたでしょうか?

労働力を売ってお金を得ている限り、生活が変化することはありません。

であるならば、労働力ではないものを売ればよいのです。

一番わかりやすいのは、不動産の家賃収入です。

不動産を買って、それを貸すことによってお金を得ることができます。

このお金は、「部屋を貸すというサービス」に対するお金であるため、生活費以外で使うことのできるお金なのです。

これで生活は楽になります。

給料を5万円上昇させることと、家賃によって5万円をもらうこと。

数字上同じ5万円であっても、まったく意味合いが違うのです。

本質的にお金に縛られないためには

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生活を楽にしたいだけであれば、上にあげた「給料以外の方法でお金を得る」ということを実践すればよいです。

しかしながら、本質的にお金という存在から解放されるためにはまだ足りません。


ホームレス小谷さんという人の話がとても参考になります。

この人は「1日を50円で売ります!」というお仕事をしています。

1日であれば、50円で何時間拘束してもよいのです。

ただし、普通の人間であればアラフォーの人間を50円でこき使って、そのまま返すはずがありません

昼ご飯はおろか、夜ご飯をご馳走するくらいはするでしょう。

小谷さんは、めちゃくちゃ真剣に働いてくれるので、ご飯をご馳走したくらいでは、何か申し訳なくなってしまいます。

でも、お金に執着がなさすぎるため、追加でお金を払おうにも受け取ってくれません。

お金に執着のない人を人は信用します。

何年も、50円活動を行っているため、信用はめちゃくちゃ溜まっています。

たまりにたまった信用を使って、結婚式を開きたいと言ったときには、ものすごい額のお金が集まりました。

信用でお金が発生したのです。

お金ではなく、信用に重心を置いたことによって、逆にお金を自由に使える人になったのです。

お金への執着をなくすことが本質的にお金に縛られなくなる方法なのです。


まとめ

このように、お金の話は勉強すればするほど悩まされづらくなるという特徴があります。

特に、普通の人はお金の勉強など、まったくしないため、この記事を理解するだけでも人より一歩も二歩も先に進むことができます。


ホームレス小谷さんのように、信用をためるということはかなり難しいことです。

言ってしまえば、彼はかなりの特殊な例だと思います。

なので、始めは『金持ち父さん貧乏父さん』を読んで、お金に悩まされるという状況から脱出しましょう。

そして、本を読むだけではまだ足りません。

実践が必要です。

ただし、実際に初めからお金を使ってやってしまうと、うまくいかなかったりしてやる気や勢いがなくなってしまいます。

なので、『金持ち父さん貧乏父さん』の作者が作成したゲームである、キャッシュフローゲームを使って、給料以外で稼ぐことの大切さを勉強しましょう。

ゲームで慣れてきたら、実践で試してみるのが良いと思います。

少し値段は高いですが、これから稼ぐことを考えると、投資の回収率としては、とんでもないことになるはずです。

思い切って、購入してみましょう。

to be continue...

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お金について考える

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