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“アイドル”にまつわる経験談

歌って踊れるだけでなくお芝居をしたり写真集を出したりする“アイドル”という職業についてのnoteです。経験談と銘打ったものの自身が“アイドル”活動をしていたわけではないので、その手のものを期待していた読者様がいらっしゃったらごめんなさい。むしろ自分も読みたいので教えてください。

ヘッダーをいつも悩むのですがいらすとやさんの力を借りました。

【地下アイドルとの出会い】

昔々、モーニング娘。が流行った頃にまったく見向きもしなかった(クラスの女の子たちはカードやらシールやらを集めていた)しジャニーズにもそれほど興味がなかった自分が“アイドル”という存在を意識しはじめたのは、某業界最大手のコンビニでアルバイトとして働いていた頃の話。そこに新人として入ってきた女の子の影響です。

その子の名前を仮にAちゃんとしましょう。自分がAちゃんとともに働いたのは約1年ほどの期間でしたが、彼女は基本的に真面目で遅刻も欠勤もなく、手先が器用で様々なPOPを作ってくれたり、クリスマスの時期には率先してサンタ姿になって盛り上げてくれたり、正直言えばもっといっしょに働きたかったなという思いがあります。でも彼女には“アイドル”になるという目標があって、コンビニでのアルバイトをし始めたのも「貯金を貯めておきたい」という堅実な理由がありました。

彼女がオーディションを受けたのは某所に常設劇場を構える“アイドル”です。常設劇場の名前を挙げたらわかる人にはわかってしまうので名前は伏せておきましょうかね(というか常設劇場を持っているアイドルグループって時点で察するよな。まあいいか)。結果は「見習いとしての所属」という、まあ合格といえば合格なのかな、といったものでした。

見習いからユニットに所属するようになるためには“ポイント”を一定以上集まらなければなりません。“推しポイント”を手に入れる手段は『アイドルグループの公式ページから会員登録をして、月額会員になる』『常設劇場に入場して会場で投票する』というもの。

自分は月額会員となり、常設劇場に週1回通う日々が始りました。これまでアイドルのライブにまったく興味のなかった自分でしたが、初めて行った時の“楽しさ”は忘れられません。今まで知らなかった世界に足を踏み入れてしまった瞬間でした。ステージ上のアイドルのみならず、ファンの皆様の熱気が凄まじかったんですよ。コールアンドレスポンスにMIX(何言ってるかわからない呪文みたいなアレです)。こんな世界があったんだ。

はやくAちゃんをステージの上にあがらせてあげたい、という気持ちもありましたが、それ以上にこの非日常的な空間がめちゃくちゃ楽しかったので、週1回の参戦はまったく苦ではありませんでした。こうしてアイドルオタクで(も)ある自分が爆裂的に誕生したわけです。

ポイントを積み重ねていったかいあってAちゃんはオーディション合格から半年ほど経ったある日、ステージデビューが決定しました。見習いからの卒業です。ここで自分はAちゃんとのLINEを消すことになりました。アイドルとオタクがつながっているのはまずいので。代わりにオタクのうちの1人として、Aちゃんの応援するファンの皆様のグループラインに参加することになりました。

アイドルには様々なイベントがあります。ライブはもちろん、対バンライブ(常設劇場だけでなくライブハウスやクラブなどでも)外部イベント(公園でなんとか祭とかやるときのステージなど)への出演に撮影会、誕生日はグループ全体でお祝いするし、ラジオや生放送番組へのゲスト出演も。自分も可能な範囲で参加していましたが、何にせよお金がかかる。それでも動員(本人目当ての来場者)がゼロではいけない。必ず誰かひとりは行かなければならない。何度か心が折れそうになりましたが、きっとAちゃん自身がいちばん大変だったと思います。動員数が本人の仕事や給料に直結してしまうので。

グループラインではステージデビュー1年を祝うための企画が立ち上がってきた頃、Aちゃんのグループ卒業が発表されました。表向きには“家庭の事情”とありましたが、実際のところは“給料面での不満”があったのではと思います。卒業式は盛大に執り行われ、まさに“惜しまれつつの引退”という言葉がしっくりくる、感動的なものでした。先輩たちからも愛されていたようで一オタクとして嬉しかったです。

それからほどなくしてAちゃんとのLINEが復活しました。今でもひとりの友人として連絡を取り合っています。新しい職を見つけて、人間関係に悩みながらも働いているそうです。

【スクールアイドルプロジェクト】

ラブライブ!との出会いは1stライブを現地参戦した知り合いが猛烈に勧めてきたから、というところからです。ちょうどアニメ1期が始まった頃です。社会現象になるまで大きくなるとは思ってなかったんですけど。

スクフェスは端末移行するときにこちらの不手際で引継ぎコードを発行していなくてデータが消えてしまってからやる気がなくなりました。いまだに“イベントアイテムを集めてイベント楽曲をプレイすることでイベントポイントが手に入る”形式のイベントのことを“マカロンイベント”と呼んでいます。ことりが上位報酬のPrintempsイベントでマカロンを集めさせられたことに由来しています。そこそこ課金していたのでその履歴から復旧できないかなとお問い合わせしたんですがダメでした。みんな! 引継ぎコードは大事だぞ!

アニメは2期まで見ました。劇場版は観ていません。その頃にはもうプロデューサーになってしまっていたのと、あまりにも流行り過ぎてしまったのを見て冷めてしまったいたんですよね。飽きたっていうとちょっとニュアンスが違うんですが、まあ近いといえば近いか。曲は好きです。

自分はなんとなく天邪鬼なところがあって、「〇〇はいいぞ」とごりごりに押されると逆に引いてしまう部分があります。Aqoursも初期の曲しかわからないです。ニジガクはアニメを楽しみにしています。

【アイドルマスター】

友人から勧められてサービスインした直後の『アイドルマスターSideM』をプレイしはじめたのが最初です。765じゃなくてすまない。知識としてどういうアイドルたちがいるかは知っているんですけどアーケード版もXbox版もやったことがないです。

デレマスはアニメを見て始めました。まだまだ雑魚雑魚プロデューサーです。ゲーマーアイドル三好紗南推しです。キャラクター性がどうのというよりは絵が好き……。デレステは『咲いてJewel』までは頑張っていたんですが音ゲーに身体がついていけなくなってしまいアイドル鑑賞用ゲームになりました。だいぶ早かったな。

というわけでエムマスについて書いていいですか? 懐古厨なので最近の話はしませんけどいいですか? これだけ好き勝手に書いているnoteなのでこの項も自由に書きます。

いまは登場するすべてのアイドルにCVが付いていますが、サービスイン当初は付いていませんでした。看板ユニットであるドラスタにすら付いていなかった。月に一度ぐらいのニコ生で担当する声優が発表されていく、という仕組みです。発表されるユニットはサプライズで、ゲーム内での図鑑順というわけではありませんでした。まあ最初の最初はJupiterのお三方がドラスタの3人を紹介してましたけどね。

サービスインしてからすぐにプロデューサーになった自分ですが、その後だいぶ放置することになります。アイドルたちは魅力的でしたが、ただ画面をポチポチするだけのゲーム性に飽きてしまったからです。勧めてきた友人も辞めてしまっていたので、止める人もいませんでした。プロデューサー業を復帰したのは担当声優を発表するニコ生のおかげです。

エムマスには“水嶋咲”というアイドルがいるのですが、水嶋咲は“カワイイ”を追求して女装をしている(解釈には諸説ある)キャラクターです。たまたまツイッターのトレンドにエムマスのニコ生が入っていて、そういえばそんなゲームもやっていたなと思って開いてみたら、水嶋咲が喋っていたんです。こばぴょんは天才だと思います。この衝撃からすぐさまプロデューサー業に復帰したわけです。

アニメに関してここでひとつだけ書いておきたいことは、アニメでのプロデューサー役が石川界人さんだったので自分は石川界人さんのことを石川Pと表記しています。以上です。

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