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やっぱりお酒はこわいよ

GW、とくにめちゃくちゃ遠出はせず、近場でだらだらと遊ぶだけでした。いろいろ楽しかった(語彙力)。

変わったことと言えば、まんなかくらいの日にお酒を飲んだこと。ハイパー久しぶりの飲酒でした。

お酒と言ってもみかん80%とかいうほぼジュースの。それでもお酒はお酒。
ほんーのすこし飲んだだけで「ああ気持ち悪くなりそう、もうやめておこう」と思ってすぐにやめたけれど、でもそもそもお酒なんて飲む必要ないってわかってるし飲んだら気持ち悪くなるのもわかってるし、それなのにお酒を飲んでみようかと思った、そこがアルコール依存症みたいでなんだかすごーくどんよりしました。
ぜんぜん飲んでないのに依存性、みたいで、ほんっとに嫌だった。親みたいになるなんてまっぴらごめんなのに、素質あるなあなんて感じて。

依存性でも中毒にならない程度ならうまく付き合ってる人はいるのかもしれない。
でも親が狂った依存性だった、中毒かどうかは置いておいても依存性だった、だからとてもこわい、依存が。

自分は大丈夫って思ってるとなるし、私はやっぱりお酒とは距離を置きたいな。
お酒が好きと公言している知人を思い浮かべると、楽しく飲んでる人もいる。それでも私は嫌だな。何のために飲むのかやっぱりさっぱりわからない。オクトーバーフェストで、とかならわからなくもないんだけど。
きっかけがあればすぐ堕ちてくんだよ。
環境の変化とか、生活が変わった途端にお酒との付き合い方がド下手になる人もいるから、律するとかそんなのたぶんきっと無理なんだと思うんだよね、不可抗力だもん。
なんでお酒がこわいってみんな知ってるくせに知らないふりするんだろう。お酒の席は聖域なんかじゃないよ。

大学生が「うぇーい二日酔いでも一限きたのやべー」とか言ってるのはまだ可愛いというか、今しかできないもんね、って感じだけど、いい大人が制御できなくなってるのって目も当てられないなあって思う……。
でも純粋にほんとうに楽しんで飲めてる人たちって、安心しきってるからこそなんだろうなって思うと、なんだかほんとうに羨ましい。憎いくらいに、羨ましい。

お酒の席のことやお酒を飲んだときの感覚とか、知らないくせにって言われるのが嫌だった、あとは自分もお酒に溺れて狂ってしまえばいい、と思ったりもして、積極的に飲み会に参加していた時期もあった。
でも結局酔いが覚めたときに何も解決していないし、ただの元気の前借りだったな(友人の受け売り)、忘却の時間をつくっただけだったな、って虚しくなることばかりだったので、もういいか、ってなった。
あとは体質的にアルコールに弱いので飲んでも吐いて寝てるだけでつまらなかったのもある。弱くてよかった、かも。

最近飲酒についての良い記事をいくつか目にしたので、また書いてしまった。


いっそ天使の卵の一本槍歩太の父親のように狂ってしまいたい、自分の鼻が気になって読書すらできなくなって狂って何年も意識を混濁させたのちにあっさり姿を消したい。




高校生の頃、夜に家を飛び出した。散歩くらいのつもりで、目的地はすぐ近所の公園。
とにかく逃げたかった、家から。
でも、母と酔った父が追いかけてきた。
「お父さんお酒飲んでるのに、走らせたら死ぬよ!お父さん死んだら学校も習い事も行けなくなるよ!!」と母が言った。
私が悪いのかな、死んだら私のせいなのかな、でも飲まないでって言っても聞いてくれないもん、娘のお願い聞いてよ、私のこと大事じゃないの、飲まないとやってられない環境を私がつくってるの、ならもう私いらなくない?ってぐちゃぐちゃしながら逃げる気力さえなくして捕獲されて、「出てくならまとまったお金あげるから」と家まで連行され、そのまますべてなかったことにされた。

なんなんだろうなあ、お酒って。

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暗くなってしまったので浜離宮庭園ではしゃぐ私を載せておきます。お褒めの言葉、受付中!!!

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