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(社内AI)コミュニティについて語るときに僕が語ること Ver1.0

こんにちは!
SoftBank AI部 Advent Calendar 2019の23日目の記事として、運営に少々関わらせていただいた社内部活動コミュニティについて書かせて頂きます。
(自分の話・考えばかりなので、お手柔らかにお願いします)

SoftBank AI部については、Advent Calendar2日目の@kmotohasさんの記事をご参照下さい。

私自身のAIとの過去の関わり

私はソフトバンクに新卒で入社して以来、物流・営業・仕入・マーケティング・事業戦略・業務改革・新規事業etc様々な部門・役割を経験してきましたが、2016年よりいわゆる社内の業務プロセス改革・システムのデジタルイノベーション化を検討するプロジェクトに参画し様々なR&D、PoC(実証実験)に取り組んできました(運良く)。

2016年はハイプカーブ的に"人工知能"が「過度の期待」のピーク期

ハイプサイクル2016

当時はまだまだ手探りで機械学習・ディープラーニングに取り組んでいた時代、仮説を立てて取り組んだいくつかの機械学習システムは周囲の多大なる理解、サポートのおかげで、翌2017年、PoCから実装フェーズに移行し現場にて利活用されるまでに至りました(運良く)。

2017年は人工知能(AI)→"ディープラーニング"、"機械学習"が「過度な期待」のピークに

ハイプサイクル2017

【SoftBank World 2017】見積書作成におけるAI活用

その翌年からはAI領域の製品・サービス事業開発に携わり、様々な企業がイノベーションの為(?!)ディープラーニング・機械学習を検討され、実証実験に試行錯誤されるリアルを伺ってきました。

2018年はディープラーニングが「過度な期待」ピーク

ハイプサイクル2018

どうしてもAI・ディープラーニングというキーワードが先行し、経営層の理解・意思決定判断、エンジニア部門の技術習得、業務部門(現場)の課題抽出〜利活用などにズレが生じ、フレームワークや先行事例はあれども、自部門としてうまく進められないリアルが方々で起こっていると感じる中で、その想いや課題、ノウハウを共有するコミュニティの必要性を感じていました。

SB-AI部コミュニティとの関わり

そんな2018年、私とSB-AI部との関わり初めは、部の創始者kmotohasさんが偶然私の部門で取り扱っていたAI教育サービスの見積依頼をしてこられ、「何に使うんですか?」と聞いたところ「社内AIコミュニティを作っているんですが、その中で資格取得のための教材として利用したい」と伺い、是非参加したい!とプッシュして部のslackに参加させて頂きました。

まだその頃部としては立ち上げたばかりの初期段階でしたので、「ミートアップ(AI勉強会)」や「社内AI-RPA導入プロジェクトの当事者による事例紹介」など企画を立てイベント運営をお手伝いしてました。

2019年いよいよ人工知能(呼び方戻った?!)・RPAは幻滅期に...

ハイプカーブ2019

今年に入ってからも新卒、中途入社の方から内定者まで(!)、slackに加入される部のメンバーは日々続々増えており、自由闊達に広義なAIに関する話題(技術、ビジネス・応用etc)に関して日々slackおよびミートアップ・勉強会でやり取りされています。

私も(基本自主的)運営サポートメンバーとしてslackを盛り上げたり、Meet-Upイベントを企画運営したり、JDLA G検定対策勉強会に事例として話をさせていただいたりしております(社内放送で部の宣伝もしましたw)。

これからもAIによる熱狂の土台には"好き"で繋がるコミュニティが必要

社内部活動(コミュニティ)は仕事場ではないし、完全に自由な遊び場でもない微妙なスタンスです、ただその微妙さがあるからこそ、様々な部門から多くの人たちがslackに登録し、コメントを交え、情報を交換しあい、自然なかたちで新しいアイディアやネットワーク、プロジェクトが次々と生まれていく。そんな部門や役職の垣根を超え、どこからも自由なリラックスした空間が無いと、中々新しいモノゴトは生まれないと私はこれまでの自身の経験をもって感じています。

その為、私自身が大切にしていることは、空間・雰囲気を演出することと、夢中になっている人、想いはあるのにどうしていいかわからない方に微力ながらでもフォロー・サポートすることです。

デレク・シヴァーズ「社会運動の始め方」(TED)
「本当に運動を起こそうと思うなら、リーダーについて行く勇気を持ち、他の人達にも その方法を示すことです。素晴らしいことをしている孤独なバカを見つけたら、立ち上がって参加する、最初の人間となる勇気を持ってください」

というわけでまとまらない、締まらない長文となりましたが、最後までお読み頂きありがとうございました!

2019年より参画している本業に関してはいつか改めての機会に...

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