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名前を考える

 子供が生まれると、名前を付ける。
親ではなく、赤の他人が子供の親に頼まれて名前を付ける場合も。

それは名付け親と呼ばれる。

そんな意味では、私は随分と沢山の子供の名付け親であることに、少し、ぎょっとする。
ぎょっとするというより、身が引き締まる感じだろうか。


何故そのような事になったのかは定かではない。私のことだから、先々恨まれたりしたら困ってしまうので、断る、なんとしても私には出来ないと、やんわりどころか、かなりきつく断る、、。

学生時代に始まったことで、友人が
お姉さんが出産する、あなたに赤ちゃんの名前を考えてもらいたいの。

それが最初だったはずで。

とにかく、いくつか名前を考えてくれたら良い、その中から選ぶから、、。

私にすると、それはないと思う。名前は親からの最初のプレゼントで一生使う。大切なものの筆頭だろう。
いくつかの候補から選ぶなど。

まんまと乗せられたのは私の方で。友人は私の性格を充分知っている。

その家の姓に合わせて、私が最良と信じる名前を考えて。

みんな元気にすくすく、なかなか幼い頃から優れた子供として成長している。

名前は姓に合わなければ、名前だけよくても、身を滅ぼす因にすらなる。

たまたま、お盆も近い故、こちらに帰省してくる友人から電話が来て、またまた、、名前を考えてほしいという話で、、。

二人目を妊娠中。現在3才の男子の名前は私が名付け親。

ワンパクでワンパクで。しかし、友人は、おりこうさん振りに満足している様子で、、また、、お願いね!と。


私1人では無理なので、いつも祖父の知恵を借りる。
空に海はないだろう。
土に空はないだろう。
田に赤はない。
流れたら、落ちる。
花はよくない。枯れる。
んは考えもの。波乱万丈。
平凡の中に光らせよ。

祖父の話は、隠語のようでもあり、自分で先を考えよとの示唆もありで。

名前を考えるのは、楽しいものではない。難行苦行に近い。非常に疲れる。神経を研ぎ澄ませて行う。責任重大。

研究室にいて、書物に埋もれているほうがずっと楽な話で。

キラキラネイムとか、その年に騒がれた芸能人やスポーツ選手の名前を頂く親も多いご時世だけれど、私が考えるのは、至ってシンプルでオーソドックスなものが多い。

欲張らず、のびのびと、自身の能力を開花させ、明るく、幸せに生きてほしい。
人様に迷惑をかけずに、足るを知る人間になってほしい。

そんな基本的な願いで考える。


心豊かに、、下を向くことなく、生きてほしい。

水に火はない。
川に緑は生きやすいか。
屋根には何が必要か。
青ならば、白は迷う。

祖父の教えはまたまた、私を悩ませる。

昨日は、1日名前を考えていた。

思いつきなどで、やっつけてしまったら、生まれてくる赤ちゃんに叱られる。赤ちゃんに申し訳ない。

気分転換に街の中心部で開催されている、
札幌八月祭に。

大友さんの市民オーケストラが始まっている。

浴衣で来たのはよいが、寒い。





嬉しい!! ありがとうございます!
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読むこと、書くこと、描くこと、弾くこと、綴ることが好きです。