タイプ6日本、問題のバトンタッチ

80年代から不正が続いていた日立金属もそうですし、
尖閣問題もそうですが、

日本は安心・安全・安定が大切なタイプ6の国民性だから、精神レベルや調子が良いときには、周りに安心・安全・安定を供給できるのですけど、
精神レベルが低かったり、調子が悪かったり、自分の周りに安心・安全・安定が無いと思ったりすれば、ごくごく狭い範囲で安心・安全・安定を確保しようとするのですよ。

それで、火中の栗を拾おうとはしない。事なかれ主義。見ざる聞かざる言わざる。
そうやって先送り先送りにして、自分では手を付けずに、次に渡そうとするのですよ。
ふくらみ続ける風船を、あるいは、爆発しそうな爆弾を。

なぜって、自分がその立場に立ったときには、始めから問題が待ち構えているわけですよ。
自分のせいじゃない、以前の誰かが手を付けずに放っておいて悪化している問題が急に目の前に現れるわけですよ。
「聞いてないよ、そんな話は」「自分のせいじゃない」「私は被害者だ」
それで、火中の栗は拾わず、事なかれ主義で、前例踏襲で、知らんふりで。

そうやって日本のあちこちで、解決されない問題が、今もバトンタッチされているのですよ。

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