2020年7月、最近の北朝鮮(エニアグラムほとんど抜きで)

7月4日の恩地洋介記者の新聞記事(たしか日経)が分かりやすかったです。
事の経緯と専門家の分析を紹介しています。

 北朝鮮と韓国の緊張関係が続いている。北朝鮮は南北共同連絡事務所の爆破に続き文在寅(ムン•ジェイン)政権を口汚く罵るなど、憤りを隠さない。原因をたどると、2年前の南北首脳会談で文氏が金正恩(キム・ジョンウン)委員長に伝えた助言に行き着く。

簡単に説明すると、
北朝鮮は、2年前の南北首脳会談での文氏の助言を信じて、取引カード一枚だけで、昨年に当たる19年2月のハノイでの米朝首脳会談に臨んだのだけど、会談を楽観視していたのに決裂して、

それで「文在寅(ムン•ジェイン)、お前のせいだ!!」な感じで、

金正恩氏は演説で「出しゃばりな『仲裁者』の振る舞いではなく、民族の利益を擁護する当事者になるべきだ」と文氏をなじった。文氏が8月、45年までの南北統一に言及した際は「思考が健全か疑わしい」とする当局の談話まで出した。

となったそうで。

「南北共同連絡事務所の爆破なんて、物騒な」と思っていたら、つまりはブチ切れているということのようです。

エニアグラム目線で言うなら、かなりレベルの下がった行為ですね。
というか、かなり追い詰められている。

横道にそれたことを書けば、
私は、今動いている金正恩(キム・ジョンウン)委員長、影武者説で考えているのですが、
今、写真で見られる金正恩(キム・ジョンウン)委員長は、タイプ9の『調停者』『仲裁者』な感じを受ける人です。まあ、影武者なら複数いるのでしょうから、その中の一人でしかないのかも知れませんが。
そこは置いておいて話を進めると、
それで米朝首脳会談にはメッセンジャー的な(ある意味、入出力の人間インターフェース的な)役割で行ったのだと想像しているのですが、その金正恩(キム・ジョンウン)委員長の会談決裂後の様子は・・・、

ハノイの破談の衝擊は大きく、帰りの特別列車では自室に閉じこもったと関係筋は明かす。

とのことで、『調停者』『仲裁者』そしてメッセンジャーの役割ができなくて、自室に閉じこもったんだろうな、と勝手に想像しています。
もしも影武者であれば帰ったあとに、何があるか分かったものじゃあありませんし、実際に関係者に当たる

統一戦線部長の金英哲(キム・ヨンチョル)党副委員長は後に、懲罰に当たる「思想教育」を受けた。

そうです。
あ、記事の上では、懲罰を与えたのは、帰りの特別列車では自室に閉じこもった金正恩(キム・ジョンウン)委員長となるのですが。

この記事は、

米朝交渉に進展の兆しはない。文氏は今後も米朝間の板挟みに悩みを深めることになる。

との一文で結ばれています。

これは、そうなのでしょう。文氏は今後も米朝間の板挟みに悩みを深めるのでしょうが、
同時進行で、北朝鮮の内部崩壊が進むようにも見える記事でした。


北朝鮮のエニアグラムにおいての国民性は書かないでおきます。
書かずとも、説明せずとも、レベルが落ちているのは一目瞭然だとも思っています。

参考
攻撃は最大の防御とか、いつもやさしい人とか

影武者説の話は、過去に2回取り上げているので、その紹介。
金正恩委員長のこと
「へつらう」とタイムから言われた安倍首相ですが


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