選考に通りやすいESをどのように書くか?~書き方とコツ~

こんにちは!
エンカレッジ函館、北大水産院の小川です!

だんだん寒くなってきましたね、10月もそろそろ半ばですね、気を引き締めていきましょう!

さて、先日の記事では、「自己分析のやり方」について紹介しました!
(記事リンク:http://bit.ly/2pEfdxi)


今回は、いよいよ実践的な「ESの書き方」について書いていきたいと思います!

(※エンカレッジではさらに詳しい書き方シートを配布しています。今回の内容は完全にこれらを参考にしたものなので、もっと深く知りたい!という人はぜひ登録して読んでみてください!)
https://en-courage.com/articles/627

~目次~
1.そもそもESって何?
2.何故ESを課すの?
3.どのようにESを書けばよい??
  ①論理性(結論ファースト × 文章構成)
  ②表現力(具体性 × 感情エピソード)

1.そもそもESって何?

ES(エントリーシート)は、企業がほしい情報を文章で伝える書面のことです。
具体異的には、志望動機や経歴など、お題に沿って自分の考えや経験を記入して提出するものです。


2.何故ESを課すの?
基本的には2つの理由があげられています。

A 効率よく選考を行うため(足きり)
企業の担当者は数が限られているので、すべての学生に対して選考を行うことは現実的に難しいことから、効率よく人数を絞る為のツールとして使われています。

B 面接前に情報を収集するため
面接では、エントリーシートに書かれた情報を確認しながら質問をするケースが多いです。人数を絞った後も、企業に合う学生を採れるような面接をするための方策として使われているようです。

3.では、どのようにESを書けばよい??
以上の理由から、採用に大きくかかわることが容易に想像がつくかと思います。(大企業の人事部には約30000通のESが送られてくると言われています)

このことから、

① いかに読みやすく「論理性」のある文章か
…企業の担当者が何千枚というESを確認する際、1枚1枚の確認に多くの時間を費やすことはできません。
また、足きりの際、どんな仕事でも最低限必要となる伝達能力を測る指標としても、シンプルでわかりやすいESが求められるといわれています。


② 自分が「わかりやすく表現」されているか 
…論理性と同様、何千枚の中で選ばれるためには、印象的な文章が不可欠であると言えます。

が重要なカギをにぎると言っても過言ではありません。
では、これらの要素についての主なポイントを見てみましょう。


①論理性

①-A. 結論ファーストの文章をイメージ!
まずは「伝えたい主張と、その主張を照明する記述」、という全体イメージを意識しましょう!

Ex.私の強みは○○です!⇒(その強みを照明するエピソードとして)私は部活で~をしていて…

①-B. 自身の文章内容に照らし合わせながら、文章構成を練っていく
今回は、数あるうちのひとつSTAR法での文章例を書きます。

>私が学生時代に力を注いだことは、テニスサークルのリーダーの仕事です。

Situation相手に状況を説明する:
>私が大学3年生のとき、新人が入部しても途中から来なくなる、定着しないという問題がありました…

Target&Task:その状況での課題は何か、そしてそれ書く:
>その原因が全員の意思が統一できていないことによるモチベーションの低下が課題であると感じた私は目標を部内で立てることで…

Actionその課題に対して何をしたのか:
>その際、私は同期の連携が必要だと考え、1人1人と話し合いを重ね、大会で3位に入賞することを目標に、練習や試合のセッティングを行い、全体の士気を高め…

Resultその結果、どのような成果を生み出したのか:
>結果として、最後の大会で3位に入賞し、目標を達成することができました。それに加えて、メンバー全体の上達も見られ、一体感のあるサークルになりました。私はこの経験から、目標の達成と浸透が組織にとって重要だということを学びました。

もちろん他の書き方もありますが(エンカレッジの資料(https://en-courage.com/articles/627)をチェックしてみてください!)

このように、伝えたい結論⇒その理由、エピソードを詳しく書く、という流れを意識すると
わかりやすい文章になると思います!


②表現力
表現の富む文章にするには、以下のポイントを抑えるとよいでしょう!

②-A. 具体性
印象に残りづらい=内容が理解しづらい、具体性に欠く例が多いことが挙げられます。

Ex.「大会前なのに、部がバラバラになりそうだったので、ミーティングをすることからはじめ、話し合いを重ねた結果、一丸となって大会に向かうことができた。」
・何故バラバラになりそうだったか?
・どのように解決したのかぼんやりしている…


Ex.「大会前にもかかわらず、部内でやる気のないメンバーが複数いたため、大会まで毎週ミーティングを行い、何故やる気がないのか話し合った。
すると、優勝したいという目標が浸透していなかったことが発覚したため、再度全体に大会での目標を伝える場を設けた。そのおかげで、一致団結することが出来、大会で優勝することができた。」

②-B. 感情を動かすエピソード
感情移入してもらいやすい文章にも、ある程度型はあります。

・挫折や苦難を乗り越えた経験
・今後の自分の生き方を変えるような経験

など、今までのライフイベントの中で特に影響があったなあ、と思えるハイライトな話をベースにすると良いでしょう!自身の中でハイライトってなんだ・・・?と悩む人は自分史(前回記事参照)を書いてみると、よりエピソードの選定がしやすくなるので、ぜひやってみてください。


以上で、ESを書く時のポイントをざっと書いていきましたが、いかがでしたでしょうか?

ESには書いた通りある程度型があるので、今のうちからいろんなエピソード・テーマで書いてみると、どんどん早くかけるようになります!
そしてそれは必ず就活中の武器になるので、ぜひ参考に少しづつチャレンジしていってみてください!

最後に…

ESについては、エンカレッジが積極的に「添削」という形でサポートをしています!

↓ 面談申し込みフォーム
http://bit.ly/32WfcD1

もしES書いてみたけど本当にこれでよいのか・・・?と迷う、という人はぜひぜひ連絡してみてください!エンカレスタッフがより伝わりやすくなるようお手伝いします!

また、面談はちょっとな…って人はLINE@で気楽に連絡してもらって大丈夫です!

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みなさんのこれからの就活準備の一助になれれば幸いです!お待ちしております!

エンカレッジ函館支部 小川