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気持ちという呪い


大学生の頃、誰よりも音楽が好きでありたい。
そう思っていた。

コピーバンドサークルに入り、、、というのも一年間はサッカーサークルに入っていた。
コピーバンドサークルに入ったのは大学2年から。


自分の気持ちと怪我をしたことというので音楽でも始めてみっか。

そんなノリだった。


たまたま近所の後輩がギターいらないっていうから買い取った。


フロイドローズのレスポールタイプで、かなり弦交換に苦労した。

フロイドローズというものはそういうもの。
まめな人であればフロイドローズはこういうものという説明を添える。だが、僕はしない。調べてくれ。その方が早い。理解も早い。わからなかったら動画を調べて。

僕の中で世の中の人は映画「ピンポン」のアクマの彼女レベルだと思っている。


でもアーム使うことはなかったからずっとストップテールのLes PaulかTelecasterが欲しかった。

見事どちらも買ってしまった。


弾くことにつれ、同じフレーズを弾くということが大変なことと、嫌なことに気がついた。


人のマネってダサいな。


どこかでそんな気持ちもあった。

誰かの影響は受けていたとしても、それが汗みたいに、吐息みたいに出てしまっている人を僕の中では「二流」と思っていた。

オリジナリティというのはそういうものからインスパイアされて生まれるものだと。


それからコピーバンドというより、音楽を聴いて砕いて解説することの方が好きになる。

色んな音楽を聴いた。

誰よりも音楽好きでいたかったから。

作った楽曲にそのエッセンスが入っていることは仕方がない。それを紐解く面白さも音楽にはある。


多分今までそういう作業をしてきたから飽きずにいれたのかもしれない。


今日はそんな話。


いいか、フロイドローズはぐぐれ!!!


いいな?

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