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結局のところ、好き、には勝てない。

結局のところ、好き、には勝てない。

どうしようもなく景色を見ることが好きな人。話すことが好きな人。絵を描くこと、音楽を弾くこと、教えること、学ぶこと、本を読むこと、スポーツに励むこと、自然を見ること、人助けをすること、ファッションを楽しむこと。

人の興味、関心というのものはなんと多様性に満ち溢れたものなんだろう。

人の好きの数だけ思いや行動があって、それぞれのその人だけの尊い人生がある。

この週末で八ヶ岳最高峰の赤岳に登ってきた。2,899mもある山で流石にまだ上級者とは言えないほどということもあり、山小屋に一泊した。

その山小屋で偶然出会った4人グループの1人の男性が、山の世界ではかなり有名な人で山に関する著書も出版している人だった。

その人は今83歳で現役で山を登り続けているらしい。山の魅力に気づいたのは17歳の時で、そこからインストラクターとして日本の山々、そして海外の山にも何十回と登ってきた。

熊に出くわしたことも、遭難したことも、怪我でヘリを呼んだことも、雨風に打たれたことも、壮大な景色を見たこともあるらしい。

数々の山の経験を静かに深く語ってくれた姿は本当に勇ましく、本当に山が好きなんだろうと思った。

好きという純粋で真っ直ぐな気持ちが、
人を動かす原動力になる。

この世界には一人一人違った興味・関心があって、その思いから生まれる何かがあって、時にはそれぞれが持つ関心が交わることもあって、お互いに関わり合いながらそれぞれの道を歩んでいくんだと思う。

自分も自分にしかない、
自分の好きだという感情を大切に守っていきたい。
大切に深く味わいながら、表現していきたい。


あなたの好きは、
何ですか?

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