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アメリカ人の産育休が短い理由。働き方の違いから考えてみた。


海外で出産したら、産休や育休はどうなるの?と思う人はいますよね。
特に初めての出産が海外だったら色々と不安ですよね。

私の妻も初めての出産をアメリカで経験したので、不安な気持ちわかります。

今回は日本とアメリカでの産育休の取り方にフォーカスして書くついでに、働き方についても思うことがあるので書いてみます。

(ここでは産前休業のことを産休、産後からは育休として書きます。)

まず産休期間に関してですが、日本とアメリカでそんなに変わらない感じです。

日本だったら、産休(産前休業)は予定日の1カ月前からですよね。
アメリカだったら予定日2週間くらいから1ヶ月前くらいに産休入りますね。(うちの妻は1週間前まで働いてたけど。)産前はかなりギリギリまで働く人が多い印象です。パワフルですね。

産休は大体一緒なんですが、

育休が大きく違うと思います。

日本だったら、一般的な企業の社員だったら産後の育休は1年間くらいですよね。保育園も1歳くらいで預けてお仕事に復帰すると思います。
でもアメリカは違くて、妻が出産した後、ネットで通える保育園を探していたんですが、びっくりしました。

大体の保育園は生後2週間から預けることができる!

アメリカ人は生後2週間で赤ちゃんを預けて仕事に復帰するんです!(ただ全員が生後2週間から預けているわけではないとは思うけど、それでも1ヶ月とか2ヶ月くらいで預ける人も多いです。)

たぶんアメリカで1年も育休取ってる人はいないです。妻の職場も育休は2ヶ月しかくれなかったんです。

なんでこんなに早く復帰できるの?って思ったんですが、
理由はおそらく無痛分娩。大体みんな無痛分娩を選びます。保険適用されますしね。

無痛分娩なら出産後のダメージが少なく、すぐに動けるようになるからです。
入院もたった2日間だけ。2日間の間に授乳とかおむつ替えとか全て教わります。(アメリカって入院費高いんです。2日で80万円くらいかかります。保険で払えたけど。だから2日で退院させられるんだなとも思うし、何より回復が早いからですね。)

話を戻すと、なぜ生後2週間から赤ちゃんを預けて仕事に復帰できるのか、といったら出産後の回復が早いから・・・と思ったのですが・・・・

でももっと違う理由もある気がするんです…!
それは日本とアメリカの働き方の違いにあるのではないかと。

つまり心の余裕があるかどうか。

日本では、出産後とはいえ、普通の会社に勤めていたら定時きっかりに終わるってあまりないと思うんです。一日の仕事が終わらず保育園への迎えが遅くなることもありますよね。例えばそれが1歳くらいの子供だったら、ちょっと遅れてもお子さんは我慢できそう。
でも、そんな状況で、例えば生後2週間の赤ちゃんをいきなり長時間預けたいなんて思いませんよね!

アメリカ人がそれをできているのは、シンプルに仕事を定時で終われるからだと思ったんです。

そしておそらくアメリカの職場って人間関係もそんなに悪くならないんです。

つまりストレスが少ないから、生まれたての赤ちゃんを預けて親は自分の仕事に集中できる余裕があるってことですね!

アメリカで子育てしたいと思ってる方、ストレスは日本より確実に少ないので、最高ですよ。って話でした。

お金はかかるけど…。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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