もう日本は先進国ではない
至極暗い話になってしまうのですが、今日はこのテーマで話を進めていきます!
最近「~~だ」や、「~~なのだが」といったような言い切りの口調で書いていたので、久しぶりにこっちの丁寧な方で書いていきます!
個人的にはこっちのほうが好きなんです。
日本が先進国ではない理由(GDP編)
まず、GDP(国内総生産)の世界ランキングの順位の移動を追ってみましょう。
西暦2000年は日本は米国に次ぐ第2位でした。
「おお、頑張っているではないか日本!」
そして2018年どうなったかというと、日本は中国に抜かされ第3位となりました。
確かに中国の技術革新には目を見張るものがあるので、驚くべき結果とはいえないでしょう。2000年での中国の位置づけは、なんと6位でした。
そこから世界第2位にまで上り詰めてきたというわけです。
そんな中国に抜かされた日本も世界ランキングでは3位ということなので、これは世界に自慢できる経済大国といえるのではないでしょうか。
しかし、「国民一人当たりのGDP」で見てみると、その問題が浮き彫りになります。。。
2000年、一人当たりのGDPは、日本はルクセンブルクに続く第2位でした。それが、2018年になるとまさかの世界26位にまで転落…
なんと、日本は一人当たりの生産性が、経済大国でありながらとんでもなく効率の悪い国となってしまったわけです。
GDPのシェアも、1995年には18%あったものが、直近の2018年では5.7%と、3分の1以下に下がっている。
これは裏返すと、他の国と同じように経済発展を遂げることができていれば、今頃我々国民の所得は3倍以上になっていたということです。
こう考えてみると、日本のGDPは大転落してると言えます。
物を買いに来る外国人
2000年初頭のころは外国の物価も安く、現地の人間は、「日本ほど高く物が売れないため、安くするしかない」といった声を漏らしていました。
しかし、今現在となると、その言葉を口にする立場はまったくの逆になってしまいました。
今では、中国やタイの人間が「日本はなんでも安い」といい、爆買いをします。日本では100円で売られているものが、タイでは200円で売られていることもあるようです。
昔は日本人は海外へ行き、そこで大切な観光客として、お得意様扱いをされてきたのですが、現在では、日本が優遇する立場となりました。
そういった現状を見てしまうと、日本が先進国だという常識だったものは、今となっては幻想にすぎなく感じます。
国民の収入はどうすれば増えるか
国民一人当たりのGDPは、乱暴な言い方をしてしまうと、それが一人の収入に直接つながってきます。
そう考えるともちろん現代においての国民の収入は低くなっているのですが、それはなぜか。どうすればGDPは上がるのか。という解決法を模索してみましょう。
まず日本という国から分析してみました!
日本は、現在少子高齢化により働き手が少ない。そういった点も、国民一人当たりのGDPが少ない理由といえます。
また、低迷していた英国経済が、イタリアやフランスなどを追い越した理由として、移民の受け入れが大きなポイントになるのですが、移民の受け入れなども、日本にとってはかなり高いハードルになることが予想されます。
そうなってくるとやはり、外国からの観光客を多く誘致することでの経済再生の方法が一番有効であると思われます。
また最近では海外での影響なども大きく、日本でもおおくの若いインフルエンサーなどが頭角を現しています。そういった人たちに期待するとともに、筆者も頑張ります!
まとめ
GDPの数値から見る国民の収入に加え、プログラミング教育などのこれからの未来に対する教育も海外に比べてしまうと劣っている日本。
もう先進国だという認識は捨て、まずは劣ってしまったところを認めるところから始めようではないか!
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