ジェノベーゼについてなんか凄い語る
数日前からずっと考えている。
おれはバジルの香りをふんだんに浴びたい。
口の中でバジルに殴られたい。
要するにジェノベーゼが食べたいという欲求にずっと駆られている。
訂正。
ずっととか考えてない。
ふと考えるだけ。
でも他のことと比べると割合考えているかなくらいのやつ。
youtubeでジェノベーゼの作り方をぼんやり見てるくらい。
ちなみに最近見たのはえもじょわさんとゴジさんよ、(温度差)
さて。
徐々に自粛ムードも薄れてきた街で材料調達。
しかしフレッシュバジルって高いな。
なんだあれ。
自分で苗から育てた方がコスパが圧倒的にいい。
ハーブって雑草と呼ばれるくらい成長力があるので多少放って置いても育つし。
だが私がベランダにプランター持ち込んで家庭菜園始めたことがバレればオメーは丁寧な暮らししてます系インスタグラマーかと知人各位からツッコまれてしまいそうなのでやめておく。
決して彼ら彼女らが悪いわけじゃないです。
角が立つような言い方してごめんね。
ちなみに先に明記しておくが今回作ったのはバジルの真正ジェノベーゼではない。
あんだけジェノベーゼ食べたいとか書いといてマジ?と思った方、マジです。
おれが行ったスーパーは品切れでした。
マジ卍。
松の実2袋、なくなりそうなマヨネーズ、とろけるスライスチーズ、同居人が熱愛しているパスタソース(ペペロンチーノができるやつ)を購入。
野菜室に二週間前くらいほうれん草さんが眠ってますやんと思ったので彼にバジルになりきっていただく。
帰宅。
もうなんかめっちゃ疲れた。
あんな人いると思わなかった。
駅付近の商業施設が営業再開し出したら反動でみんなすごい出てきそうでちょっと怖い。
ハンドソープがないので食器洗剤で手を洗ってアルコール消毒するなど、諸々済ませる。
やるか〜〜〜
ほうれん草見たらもう所々色悪くなっちゃってるし葉の方しなっしなだし心の底からこのズボラが、、、と思った。
こうなったら可食部はギリギリまで攻める。
砂がよくついていたのでざく切りにしてからすすぐ。
湯に塩を少し入れてほうれん草を湯がく、すぐに水にさらす。
ほうれん草のシュウ酸が怖くて常に下茹でしないと気分が落ち着かない。
実際バターソテーも一瞬湯がいてから作る。
過剰摂取するわけじゃないから気にするほどでもないのかもしれないけど。
今回は色よく茹で上がったしよしとしましょう、大将。
ミキサーに水気を切ったほうれん草と塩、粉チーズ、にんにくチューブ、松の実、オリーブオイルを垂らして撹拌する。
あまり手間はかけたくなかったのでにんにくはチューブだし松の実は乾煎りしていない。
本気度が高い方は是非。
調味料の分量についてもすごく適当。
参考までに、ほうれん草1袋で
塩 小さじ1/2〜1
粉チーズ 大さじ2
にんにくチューブ 1〜2センチ
松の実 20粒くらい
オリーブオイル 大さじ4
このくらいでした。
オイルは少なすぎるとミキサーが回りにくいので注意。
出来上がった何やら緑色のソースは煮沸した瓶に移し、平らにならした後、油膜のように追いオリーブをする。
空気に触れなければそこそこ日持ちはする。
でもフレッシュなうちに食べようね。
(ほうれん草は死にかけていたけども)
ベーコンを焼いてフィットチーネを茹でてたっぷりのソースと絡めていただく。
なるほど、ジェノベーゼじゃないわ。
なんか緑色のソースだわ。
でもおいしい。
ソース自体の塩気が控えめだったのでベーコンあって正解だった。
バジルの香りはふんだんに、どころか1ミリも浴びれなかったけど緑色に殴られたのでこれはこれでよし。
次はちゃんとバジル使います。