ワタシがタマをスキな理由

ずいずいと、遠い記憶を辿ってみるに。
中学生の頃に読んだ本の主人公が、何かというと玉をやたらに触っている様子が、なんだか絶妙にエロかったから。
それで「玉としての石」に興味を持ったのが、天然石が好きになった、そもそもの原点であるような気がいたします。
自分もそういうツルツルした石を触ってみたーい、というムラムラ。
それがスタートです、たぶん。

「どうして天然石が好きなのか?」と自問するまで、意識していませんでした。
この理由。
我ながら、どうかと思います。

おそらく、根本的にどうかしています、自分。

ちなみに。
かの本は、澁澤龍彦の『高丘親王航海記』です。
史実上の高丘親王は、薬子の変で廃太子となって、空海の弟子になった人です。
でも、自分のイメージでは、いまだに「石をスリスリ触ってたひと」です。


ぜんぶ澁澤龍彦のせいです。

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