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vol・11「スーパーマリオギャラクシー」


概要

Wiiで発売されたマリオの3Dアクションゲームです。今回のテーマはその名の通り銀河であり、重力です。

Wiiというハードの特性上ボタン操作だけでなく、Wiiリモコンとヌンチャクを使った直感的に操作するという新要素も初めて加わりました。
そしてロゼッタ初登場の作品でもあります。


内容

今回も王道のストーリーで物語は始まりますが、ナビゲート役にチコとロゼッタが登場します。
今作の舞台は宇宙であり、いくつもの違った惑星を冒険していきます。マリオ64やサンシャインに比べ非常に多くのテーマのステージが用意されています。

操作に関しては基本的に過去のアクションを引き継いでおりいつもの感覚でプレイすることが可能ですが、上述したように直感的な操作がいくつか増えています。
代表的なものでは、リモコンを振るとマリオがスピンするというものと、画面にポインタが出現し、スターピースを集めるといったものでしょうか、特にスピンアクションは攻略には欠かせない要素で慣れるまで少し時間を要するかもしれません。

マリオの変身もハチマリオやバネマリオなど新たなものがいくつか用意されておりそれぞれ違った操作感で楽しませてくれます。

そして今作の最大の特徴である重力というキーワードですが、今までのゲームの常識と言えば、2D・3Dどちらのアクションゲームも基本的に穴に落ちたらミスという事は大原則として存在したのですが、マリオギャラクシーは惑星を舞台に冒険しているので、落下という概念がありません。(落下するステージももちろんありますが)

ステージが球体のように作られており、その中心に重力が働いているためマリオが円を描くようにステージを上下左右と走り回ります。
そして近くの別の球体に近づくとそちらの引力に引き寄せられマリオが移動したりします。

驚くべき技術とクオリティに仕上がっていますが、若干3D酔いする人には長時間のプレイは厳しいという事もあるかもしれません。

ゲームの難易度としては程よい仕様で、コンプリートを目指すとルイージに主人公が切り替わり実質2週ゲームをしないといけないのでかなり骨が折れると思いますし、ややマンネリともいえるでしょう。


感想

3Dマリオの究極進化系だといっても過言ではないでしょう。アクションゲームの常識を覆してくれた珠玉の1作だと思います。

ただ個人的にはスピンアクションなどの直感的操作がボタン操作でもできればよかったなと思う部分もありますが、それは些細なことです。
スイッチ版ではボタン操作も実装されているようなので一度試してみたいですね。
間違いなく一度は触れてみるべきゲームの1つと言えるでしょう。

難易度 ★★★
内容量 ★★★★
操作性 ★★★★
お薦め度★★★★★

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