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成長は成果へのフォーカスから!会社の顔をつくる1人目デザイナー

こんにちは!emol採用チームです。

emolのビジュアルデザインを一手に引き受ける、デザイナーの佐川さん。会社の印象を決める「顔」をすべて自身の手で作り上げるプレッシャーと、だからこそのやりがいについてインタビューをしました。

すると、当社の中では古参になる佐川さんだからこそ見てきた、emolの価値感やチーム感についても語ってくれました。emolが何を重要視しているのか、リアルな空気感をご覧いただけます。


開発部 デザイナー
佐川 小春さん

大学卒業後、出産を経て建築・デザインの分野でパラレルワーカーとして活躍。キャリアをデザインに注力すべく2023年5月emolにひとり目デザイナーとして入社。UIデザイン、キャラクターデザイン、Webデザインなどビジュアルデザインを幅広く担当する。



ー 佐川さんはもともと、複数の企業で活躍するパラレルワーカーだったのですね。

工業系の大学で空間やインテリアのデザインを学んだ後、すぐ出産をしてから仕事をスタートした関係から、調整しやすいよういくつかの企業を掛け持ちしていました。建築事務所やアプリの制作会社などですね。

emolもスタートは掛け持ちのひとつとして2021年9月にジョインし、2023年5月から正社員として入社しています。

ー emolの仕事1本に絞ったわけですね、どのような経緯だったのでしょうか?

掛け持ち先の1社がM&Aされた関係で離れることになったことや、子育てと仕事の両立について考え始めたことがきっかけでした。これまでのスタイルは仕事と子育て、どちらに対しても中途半端な気がしていたんです。そこで、子どもを保育園に預けてすべてに100%取り組もうと決意しました。

その中でもっともやりがいを感じていたemolにコミットすることにしました。emolではイラストを描く業務から入っていたので、大学で勉強した分野とは少し違う業種なのですが、とにかく仕事が楽しかったんです。
建築の3Dデザインとは違う2Dの分野は新鮮で、学ぶ楽しさがありました。

アプリUIから動画まで!デザインを起点に幅広い業務範囲に挑む

ー 現在のポジションと業務内容を教えてください。

正社員になってからより幅が広がり、デザイナーとして、会社のビジュアルデザインに関わることをほぼ担当しています。

具体的には、イラスト制作、動画制作、UIデザインなどですね。これは正社員になる前からなのですが、代表が「この業務に興味はある?」とさまざまな業務を投げかけてくれるんですよね。あらゆることにトライできる環境です。最近はWebデザインに挑戦しているところです。

ー ビジュアル面すべて!かなり幅広く手掛けていますね。

 もちろん相談もできますが、まずは自由度高く手を動かせるよう、任せてくれる環境なのがいいですね。

ー 初めて手がける分野もひとりで担当するのはプレッシャーがありませんか?

チャレンジ領域の業務でもクオリティを担保できるよう、代表がメンターとなってのクオリティレビューは欠かさず入ります。

代表は美大出身で、知見を豊富に持っているんですよね。そういった背景もあってemolはデザインの重要度を高く捉えていて、最終的な意志決定は役員が関わる仕組みになっています。その過程にも関われることも学びです。

ー 経営陣からレビューをもらえたり、意思決定を間近で見られるのは成長速度にも良い影響がありますよね。

加えて今は、手を動かすスキルを積み上げることも重要です。日々インプットに時間をかけることを心がけています。

ひたすらPinterest(※)で作例を見たり、生活の中で目にするものからも吸収できます。電車内の広告や看板も漫然と眺めるのではなく、ひとつひとつのデザインの意図を組み取りながら見て行くと、アイデアの引き出しが増えるんです。

※Pinterest…画像や動画を検索・保存できるビジュアル検索型プラットフォーム。自分だけのコレクションを作って共有することができる。

プレッシャーと手触り感が共存する1人目デザイナー

ー どんなことが仕事のやりがいですか?

やはり、うまく表現が決まって実用化されているのを見ると嬉しいと感じます。サービスの性質上、それが誰かのためになっているのも喜びです。

あとは、会社の顔を自分で手で創り上げている感覚があって、それがやりがいですね。今のemolのカラーは私が生み出したものだと思うと、責任重大には感じますが誇らしい気持ちです。これは、emolの環境だから得られていることです。

ー 個人的なキャリア面ではいかがでしょうか。

様々なことにトライする中で、できることが増えている実感があります。正社員切り替え前はイラスト制作が中心だったところから、今はデザイン領域全般を任せていただけているので。

仕事が幅広くなることはイコール大変でもあるのですが、楽しんでできていますし、期待に応えたい気持ちも強いです。

私がいま色々なことをしているのは、小規模な組織だからひとりひとりが領域を広げなくてはいけない、という側面ももちろんあります。けど、それよりも代表が個々人を見てしっかり渡す業務を選別していて、「成長して欲しい」という意志を感じます。

ー ポジティブに業務に向き合えていることが伝わってきます。

emolに入社して新しいスキルを得たり、成功体験を積んでいったおかげもあります。そしてそれによって組織に貢献していることが目に見えていて、手触り感を得られていることも大きいと思います。

ー 自分の仕事の影響が実感しやすい、小規模組織のメリットですよね。貢献への実感はどのようなタイミングにありますか?

emolはフィードバックに積極的な文化で、こまめにアウトプットについて意見をもらえる機会があります。いいね、と声を掛けてもらえた時には力になれたと感じますね。

価値観の真ん中に「成果」やり切れる環境でゼロイチを

ー 佐川さんから見たemolの魅力を教えてください。

成果を重視するemolの文化が、うまく組織を活性化している点です。
emolでは評価をする時に、年齢や学歴、経験値よりも能力やアウトプットを重要視しています。しかも現在の組織規模は、評価者である代表がメンバーの成果を見渡しやすい状態です。

成果をよく見られているので、こちらも成果にフォーカスする意識が高まりますし、単純に頑張りがいがあります。頑張って成果が出れば評価してもらえるので。

逆に言うと、成果にフォーカスした行動ができない人は、emolとは価値観が合わないとも言えます。「活躍できる環境」というのはこういった点がフィットしてはじめて成り立ちますよね。これって、思いっきりやり切れる環境ということでもあると思うんです。

emolはこれから事業が増え、成長速度を上げていく予定です。この文化をベースにイチからビジネスを作り上げる経験ができる環境は、今のemolの魅力的なポイントのひとつですね。

ー 価値観の柱がメンバーの動きに好影響を与えているのですね。逆に課題はどんな点だと感じますか?

前述したように、emolはこれから事業を加速させるタイミングです。成長を支えるべく組織増強をはかる必要があると思っています。

まずは代表の手から業務を引きはがし、経営陣の手を動かさず事業をドライブすることに集中できる体制にしたいですね。それには、同じ方向を向いて働ける人が増えることが第一歩目だと思っています。

ー 逆に見ると上が詰まっていない、ということですね。事業を作り上げ推進するタイミングにポジションがあるのはチャンスですよね。

ー emolはどんなチームでしょうか?

まずベースとしては、理念に共感して同じ方向を向いている仲間だと思っています。人のために何かしたい、という利他的なモチベーションがあるのが特徴ですね。なので、徹底したユーザー目線を軸に会話される場面が多いです。

メンバーは穏やかで優しく、真面目な方が多い印象です。あと、皆フットワーク軽くクイックに動いてくれる人が多いですね。話しかけたらすぐZoomをつないでくれたりとか。

emolはフルリモート勤務なので、真面目にコツコツ取り組めることやクイックにリアクションし合うことが結構チーム感に効いてきます。そうして地道に信頼関係を積み上げられたチーム、という印象があります。

emolをメンタルケアの代名詞に

ー 今後の展望を教えてください。

emolのアプリをもっと身近にしていきたい、と思っています。

やはり特に日本ではメンタルケアはまだまだハードルの高いものです。それが、専門知識のない人でも当たり前に手軽に日常に取り込めて、メンタルを自分で整えておくのが常識、という世界になって欲しいと思っています。

その時にメンタルケアの代名詞が「emol」になっていることを目指します。

それには広く認知を獲得する必要があります。私がデザインをするうえで心がけていることが「どう表現したら分かりやすいか、どうやったら伝わるか、少しでもわかりやすくすること」なんです。

デザインは時に文章より多くを語ります。デザインを洗練させて誰にでも分かりやすい状態のサービスを届けることも、目標への手段です。これからもインプットと成果を積み上げて一歩ずつ進んでいきたいです。

取材・文/橋尾 日登美

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