「どこで買ったんですか?」 聞かれて誇らしいドラマティックワンピース
ふんだんに織り込まれたプリーツ
EMMA LIMBERだけの彩りを贅沢にまとって
幼すぎず、大人すぎもしない
ドラマティックな装いを
こんにちは。
EMMA LIMBER(えま・りんばー)デザイナーの山崎真理子です。
『Ivy Kashcourt Dress』
今日は、EMMA LIMBER初めてのオリジナルプリントアイテムのご紹介です。
これまで担当していたブランドでも毎シーズンオリジナルプリントを作ってきたので、アイテムや素材によって様々な染色方法を経験してきました。その中で今回選んだのは、柔らかく繊維に馴染む「染めプリント」。繊維に染み込ませることで、深みがでるプリント方法です。
プリントものを、と考えたときにパッと思い浮かんだのがアイビー。花柄よりもEMMA LIMBERのイメージに合った気がしました。
サイズの違うアイビーを重ねることで、奥行きを演出。それぞれがしなやかにうねるしだれ具合が、どこかヴィンテージ感を感じさせてくれます。
プリントアイテムはともすると幼くなってしまったり、可愛くなりすぎてしまうことがあるので、絶妙なバランスでお気に入りの生地ができました。
・用尺をたっぷり使った贅沢ワンピース
後ろ姿まで抜かりなくすれ違いぎわに思わず目で追ってしまうような服。
『Flare Trench Coat』の記事でも書いたのですが、そんな服をEMMA LIMBERでは作っていきたいのです。歩くたび、歩幅に合わせて贅沢に揺れ動く姿を想像して、生地をたっぷりと使ったデザインになっています。
・太って見えない絶妙なプリーツ加工
このドレスの一番の特徴である、身頃全体のプリーツ加工。前だけではなく、後ろ姿にも贅沢に施されています。布幅を細くとり折りたたんでいくことで、着膨れして見えないディテールがドラマティックだなと感じています。
襟元を前後共カシュクール風の合わせにすることで、抜け感が出て首が細く長く、顔がすっきり見えるところもお気に入り。全体のボリューム感とのバランスが絶妙なんです…!
・袖まわりはタックを取り、スッキリ見えにこだわる
もう一つ大切なのが、肩・袖周り。
肩幅を狭めに設定することで華奢に見せ、袖はピンタックを数本入れて二の腕周りを絞ることで、着膨れしないデザインになっています。
袖口のたるんとしたシルエットが手首も華奢に見せてくれるところも、お気に入り。
素敵な柄物のワンピースってすごく目を惹くのですが、どこで買ったのかと聞いてみれば「ヴィンテージアイテムなんです」という返事をもらうこともしばしば。「あぁ、買えないのか…」なんて羨ましく思っていたのですが、それなら作ってしまえ!とこの一着ができました。
こんなドレッシーなアイテムも、さらりと日常使いしてしまえる余裕を持っていたいんですよね。
正面だけでなく横からも後ろから美しく。
クローゼットに一着あるだけで、目に入るたびの高揚感と、不思議な安心感をもたらしてくれる。そんなおまじないのような一着だと、思います。
●お知らせ
EMMA LIMBER、ONLINE STOREのオープンが10月16日(水)に決定いたしました!それに先駆け、ティザーサイトがオープンしております。
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ぜひ覗いてみてください♡
●official instagram
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●designer Mariko Yamazaki / press Kanna Yamamoto instagram
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