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ライフコーチング学び始めました@Life Coaching Certificate Course

コーチングを聞くとどんなイメージを持ちますか?

野球部出身の私は、コーチが生徒に「うさぎ跳び」をさせているような、「指導者」というイメージを持っていました。実際、そのように一方的な、上から目線という印象を持っている人も多いのではないでしょうか。

私が学び始めたライフコーチは「指導」というよりも、相手(コーチングをうける人)の思いや資質を「引き出す」ことを目的に行われます。

コーチング発祥の国アメリカでは、コーチングはデイリーユースで、その市場規模はビジネスコーチングで、約1.5兆円(日本の300倍ほど)あると言われています(Business Coaching Industry in US)。

日本でも、歴史や国民性の違いを考えると、アメリカのようにコーチングが生活に馴染むとは考えにくいですが、少しずつ一般的な選択肢になるのではないでしょうか。実際、コトリーさんのようなオンラインでカウンセリング、コーチングがうけられるサービスが伸びてきていると思います。

コーチングはコーチという立場で仕事をする人だけではなく、企業のマネージャーであったり、人事部での仕事あったり、プライベートでは、友人のお悩み相談にのる、あるいは、自分の人生を導くセルフコーチング、という形で、色々なところで役に立つ知識・スキルだと思います。

前置きが長くなりましたが、Life Coaching Certificate Course (beginners to advanced)というライフコーチングのコースをUdemyで学び始めましたので、少しずつとはなりますが、noteに気付きや学びをまとめていきたいと思います。

コーチングに興味をもったわけ

多くの人がそうであるように、私も人生のなかでのトランジション(移行期)をたくさん経験してきました。例えば、

キャリアチェンジ(土木系の研究→海外でエンジニア→デザインスクールへの留学→デジタル領域のビジネスデザイナー)

海外赴任(フィリピン🇵🇭1年→オーストラリア🇦🇺1年)

・子連れで留学移住@フィンランド🇫🇮

結婚出生子育て

このような人生の代わり目を経験するなかで、

転職したほうがいいのか、今の仕事を続けたほうがいいのか?

・子供がいるのに留学して大丈夫か?

今後どんな人生を歩みたいのか

といった数多くの悩みがありました。

このように多くの人生の転機があるのは、私だけのことではないですしこれからの時代、トランジションはより頻繁になるだろうと思っています。

その背景にはVUCAの時代(変動・不確実・複雑・曖昧)と言われるように社会変化のスピードが激しくなり、それに伴い、我々の人生での転機(トランジション)が訪れるスパンが短く、人生の選択を考えさせる機会が多いのではないでしょうか。

このような人生のトランジション(転機・代わり目・転換期)をサポートできたら嬉しいなと感じています。特に、全く異なるキャリアへのチャレンジ、留学、海外移住、海外赴任といった思い入れのある経験について相談に乗れたらいいなと思い、ライフコーチングの一通りの知識やツールを学んでおきたいと思いました。

コーチングをしなかったとしても、今本業でしている仕事で相談をうけたり、自分の人生で悩んだとき、パートナーの相談にのるとき、など、様々な場面で役に立つのではないかと思っています。

初回のレッスンからの学び

学び始めたばかりですが、早速、初回のレッスンからの学びを2つ紹介したいと思います。

1つ目は「自分が経験した人生のステージ以外はコーチングできない」ということです。当たり前のことですが、心に留めて、私が得意なこと(苦労して乗り越えた、成功した経験)だけにしぼって、相談にのることを心がけようと思いました。友人の相談にのるときを思い返しても、同じような経験をしている先輩に相談したいですよね。

もう1つは、現実と期待のギャップについてです。

"It's our expectations that hurt us. Not reality. Whatever happens in actuality is real. What we think should happen in the world is unreal. So people are hurt by their expectations. We're not disappointed by what we find, we are ever disappointed when our expectations DON'T become reality."  Prof. Gerard Egan.
「心を傷つけるのは、我々の期待だ。現実ではない。現実で何が起きようともそれは、ただの現実でしかない。世界で起きるべきだと思うだけでは、決して現実ではない。だから、人々は期待によって傷つけられる。我々は見るものによってがっかりさせられるのではない、本当にがっかりするときは、期待が現実にならなかったときだ。」

現実と期待(=理想の私・理想の世界)のギャップによって、心が傷つく。高く理想を持ってそこに向かって努力していくことと、現状に幸せを感じて生きること、これをバランスさせて生きるのが大切なんだろうと思います。むやみやたらに理想を高くしてもがっかりすることが多い、現状にただただ満足しているだけでも現実は変わらない。


これから少しずつ移動中などを利用して、学んでいこうと思います。

どうぞよろしくお願いします。

Photo from ship bound for suomenlinna, Helsinki, Finland

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